09/18~09/24 の公演記録 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

■09/21

□棚池春・板垣匠二人展

蔵織さんで開催されていたお若い二人で、今回は旧作メインの展示。
板垣さんは過去の何度か見た事があるので「なるほど~」という感じでしたけど、
棚池さんの作品をちゃんと見るのは初。

なんとも独特の世界感。
「和風」で「神話」とか「伝説」とかそんな感じでしょうか。
また単純な「絵」だけではなく、その周りの表装も非常に凝っていて作品全体の完成度がよりアップしていますね。

そういった点では板垣さんのオリジナリティキャンバスにも通じるものがありますね。

ここでは棚池さんの小品を一つ購入。
(予算の許す範囲で)パッと見で「これかな~」と思えるものを購入できたのでラッキーでした。

あとは旧作メインと書きましたけど、板垣さんの作品で先日の「妖怪まつり」でライブドロウイングで作成した屏風の作品も。妖怪まつりは観にいきそびれてしまったのですが、直接見ることができてよかったです。

 


(蔵織さん)

□板垣匠展

蔵織さんでの展示に続いて羊画廊で開催されている板垣匠さんの個展へ。こちらはもちろん新作メイン。

1日の朝から夜までのいろいろな時間の少女の連作と、静物や雲などの風景画が半々。

ただ個人的には少女の連作がやっぱり印象に残りました。

それにしても板垣さんの作品は本当に独特の質感がありますね。
どの作品でも直接見るのと写真等で確認するのとでは印象が全然違うとは思いますが、板垣さんの作品は特にその傾向が強いと思います。

板垣さんはこのところいろいろなところでご活躍ですね。
ますます活躍の場が広がっていますね。


(羊画廊)

■09/22

□ちっちゃな音楽会
オカリナ&フルート:市橋靖子さん
スピネット:笠原恒則さん

音文内のカフェ「コル」さんでのインストアライブ。
美味しい軽食をいただきつつ、非常に楽しいライブでした。

まあ、このお二人の演奏会となれば楽しくないわけはないのですけど。

お客さんも常連さんが多く、市橋さんもトークで「ファンクラブみたい」と言っていましたけど、まさにアットホームで温かな雰囲気での演奏会でした。

 




(コルさん 軽食&ドリンクつき 2500円)

■09/23
□新潟メモリアルオーケストラ 第28回定期演奏会

この日のプログラムは
ブラームスの「悲劇的序曲」と
マーラーの交響曲6番「悲劇的」

と「悲劇的」繋がり。

ですが、やっぱりマーラーは素晴らしかった。
クラシックファンの中には「マーラー」が好きな人は多いと思いますが、私はそんなに聴く機会もないしそれほど思いいれはなし。
ただ、そんな私でもすごいな~と思ってしまいますね。

楽器の種類も豊富だし、特に打楽器なんて何種類使っているのか? と思いますし、そして何より「長い!!」

ただ、その長さがまったく退屈しないんですよね。とにかく熱演でした。

また本編だけでなく、開演前のロビーコンサートも良かったです。
特にヴァイオリンとチェロの二重奏。私は3階から見ていて表示されていたプログラムやメンバは確認できなかったのですが、たぶんコンミスの河本さんですよね。本編も素晴らしかったですがこちらもブラボーでした。



無料公演でこれだけの規模、クオリティの演奏が聴けるのは本当にありえないレベルだと思います。


万が一ですけど、無料公演であるが故に逆に「無料なりの演奏なのでは?」と敬遠してしまい公演に行かない人がいるとしたら、
それは本当にもったいないですから、ぜひ一度聞いてみて欲しいと思いますね。

(りゅ~とぴあ 無料)

■09/24
□東日本大支援復興支援 第10回チャリティコンサート

石川先生門下の皆さんを中心としたチャリティコンサート。
まずはこういったチャリティコンサートを8年間、10回も継続していることに敬意を表しますね。

8年間というと、門下生の皆さんも大学進学だったり、就職、結婚、出産などいろいろな変化もあると思うのですが、
それでもご自身が出演され、ゲストのサポートも行い、個人の練習ではできない連弾やコラボの演奏、オーディオドラマまで。
本当に頭が下がりますね。

また当然ですが、演奏する皆さんのレベルも非常に高いです。

門下の皆さんは新潟県の県コンでも入賞の常連ではありましたけど、今年はついに鈴木さんが「大賞」を獲得されました。
さらに三宅さんはモスクワへの留学も決まっているそうです。

本当に贅沢な演奏会です。

第1部は
ゲストの越王太鼓から始まり、
門下の皆さんのピアノソロ、
連弾
語りと連弾のコラボ
ゲストの岡本さんのマリンバとのコラボ
さらにはサプライズとして最近出版された後藤丹先生の作品の中から3曲を初演など

があったりして、第1部だけで2時間を越えていました。

そして休憩後も

第2部
清心女子中学・高校のハンドベル
コーロスプラウトさんの合唱

そして最後に恒例の
オーディオドラマ「月光」。

すべて終わったのは4時間を越えていました。

ただ時間は長かったですけど、クオリティも高く、コンテンツもバラエティに富んでいて非常に楽しめました。

個人的にはとくに最後のオーディオドラマ中での渡部さんの「月光」。
やっぱり素晴らしかったです。

本当に皆さん、お疲れ様でした。

最後の最後、会場全体で1曲歌いましょうというところを1枚だけ。



(りゅ~とぴあ 1200円)