01/29 Noism1&Noism2合同公演 劇的舞踊「カルメン」再演 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

Noism1&Noism2 合同公演 劇的舞踊「カルメン」 再演

Noismのカルメンの再演です。初演が2014年6月。確かNoismの10周年の記念公演だったと思います。私はそのときも観ましたので2回目ということになるのですが、
いろいろ「すごかった」という記憶はありますけど、細かい演出等はそんなに覚えていませんので(汗)、また新鮮な気持ちで観ることができました。

で、その結果、

やっぱり2回目でも「すごいな~、かっこよいな~」と思ってしまいます(笑)。

もちろん、ところどころ「なんだかこのシーンは見覚えがあるぞ」的に思うことはありますけど、
そういう思い出されるのも含めて非常に面白かったです。

ただ、前回はNoismを観はじめてまだ日が浅く、各メンバの皆さんをほとんど識別できなかったのですが、今回はさすがにNoismの公演を2~3年観てきて、メンバの皆さんを識別できて、かつ、何人かのいわゆる「推しメン(笑)」もいらっしゃいますので、
あえて、舞台中心ではありませんがそういった人の動きも注目する、というような楽しみ方もしていました。

でも本当に舞台装置も含めた演出、音楽、そしてもちろんメンバ皆さんのパフォーマンス、
どれも非常に完成度が高く素晴らしいものでした。


また、終了後のアフタートークでも金森さんがおっしゃられていましたけど、日本の劇団では「再演」は集客が難しいそうです。
金森さんはそれは承知の上で今回の「カルメン」再演で(改訂版、、とかもつけずに)、チラシ等にもあえて「再演」ということを強調されたそうです。
そこには、再演することのよさ、意義を伝えたいということもあるようですね。

ただ実際に現実問題として前回のときに比べると若干、観客席にも空きがありましたね。
個人的には、再演で2回目でもまた違った発見があって、非常に面白いですのでぜひ劇場に足を運んで欲しいな~とは思いました。

ただ、次の6月は完全新作の「ラ・バヤデール」です。こちらも非常に楽しみです。

(りゅ~とぴあ 劇場S席 N-PAC会員価格 3600円)

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アフタートークで金森さんも半分冗談っぽく(実際には切実な問題だと思いますけど)、再演でもお客さんが来てくれるようにするにはどうしたら良いのですかね。。。。的なコメントもありました。

もちろん、宣伝をしたり、お客さん同士で声をかけあって和を広げる、というのが基本だとは思いますが、ちょいと思いついた個人的に案を。

正直、「おまけをつける」というのは根本解決にならないというのはわかっていますけど、
一案として、ちょっとした特典をつけるというのはどうかな~、と思うんですよね。

具体的には、本公演とは別に、ちょっとした小品の公演の無料招待(もしくは割引招待)なんてできないかな~、とか思ってしまいました。

たとえばですけど、本公演を観た人に対しては、

・去年の夏に「水と土の芸術祭」で各所で開催されたメンバ振り付け公演や、Noism2の樽砧公演とか、
・去年のNHKの番組でも放送されたSuperNovaとか

を再演するとか、

・次回作のリハーサルの様子を観ることができる、とか(こちらはサポーターズ会員向けには開催されていますけど)。

とかできないかな...
正直、集客案ではなく、完全に個人的希望になってしまっています(笑)。

なかなか難しいでしょうし、いろいろ問題もあるとは思いますが、
もっともっとNoismをたくさんの人に観て欲しいですね。

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Noismの新潟公演も終わったので、感想というかもうちょいと追記しておきます(2/2追記)。
どちらかというと、全体的な感想ではなく印象に残ったことなど。

井関さんとか中川さんはいうまでもなくすごいですね。どの部分が印象に残っているとかそういうレベルではないですね。

■石原さん
大変失礼かもしれませんが、石原さんというと謎の老婆役とか魔女役とかちょっとクセのある役が印象にあるのですが、ミカエラはとても優雅で素敵な踊りでした。なんというか体の重さを感じさせないような「ふわ~っ」とした感じがすごく印象的でした。

■池ヶ谷さん
ず~っとフードをかぶって中腰状態での演技でした。Noism1内の推しメンの一人としては、もっと観たい、と思わないでもなかったですけど、存在感のあるパフォーマンスでしたね。カーテンコールでフードをはずしたときのほっとした表情が非常に良かったです。

■吉崎さん
こういったイケメンというか二枚目の役は見事にハマりますね。かっこよいです。

■飯田さん
なんというかNoism2メンバ内ではものすごい抜擢でした。目立っていましたし、それに十分応えるだけのパフォーマンスだったと思います。

■山下さん
男性役は役作りも結構大変だったと思います。吉崎さんと山下さん&高木さんで、スクワット的な動きをしつつ登場してくる場面は、素人考えですが、結構きつかったのではないかな? と思いますが決まっていました。今回のカルメンの公演の中で好きなシーンの一つです。

■梶田さん、西澤さん
休憩時間にメンバが客席をちょいと巡回したときにちょうど私の席の真横を通ったんですよね。
特ぬ梶田さんはしばらく隣に待機して、その間私の方が非常に緊張してしまいました(笑)。
ただ、その後、ちょいとしたイタズラ心が芽生えて(汗)、休憩時間とはいえ話しかけるのはさすがにNGだろうし、プログラムのメンバ紹介のところをわざとらしく開いて写真の部分を指差したりしたのですが、当然のことですが完璧に無反応でした。
、、、、へんなことしてすみません。

■浅海さん、鳥羽さん
お二人とも継続して注目しよう、というか、「推し」ているメンバで、結構、探しながら観ていました。個人的にはもっと見せ場的なものが欲しかったな~、という気持ちはありますが、それはしょうがないですね。また今後の楽しみにしたいです。

個別にはかけなかったメンバも皆さん素晴らしいパフォーマンスでした。
本当にNoismが新潟にある、ということを誇りに思いますね。

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今回はちょっと出番が少なかったメンバ(アンダーだった秋山さんも含めて)は次回の公演での活躍を期待ですね。もちろん、各自それぞれ重要で必要な役というのはわかるのですが、やっぱり観るほうとしてはもっと観たいな~、という気持ちがあります。

そういった意味だと、Noism2の単独公演はだいたいメンバ全員にそれぞれ見せ場的なものが準備されることが多いので好きなんですよね。

また、去年の夏の振り付け公演のように少人数の公演だと個人のパフォーマンス、動きが確認できるのがすきなんですよね。

記事の上半分の「勝手な希望」で「小品の再演をしてくれないかな~」というのは、こういった個人的好みもあります(笑)。

(追記ここまで)