本年も今日が最後となりました。

昨年に続き、コロナで活動が制限されボスニア・ヘルツェゴビナの訪問も出来ず大変残念でした。

 

しかし、東京近郊の3か所で回顧展を開く事ができました。

また1年遅れで東京オリンピック2020が開催されボスニア・ヘルツェゴビナの選手団もオリ・パラ共に参加という嬉しい出来事もありました。

大使館のご協力の下、KIMONO PROJECTに参加して「からつプロジェクト」が作ったボスニア・ヘルツェゴビナの着物の写真を色紙に纏めて、唐津とボスニア・ヘルツェゴビナの友好を表現した手ぬぐいと共に差し上げる事が出来ました。

 

いつもご協力頂いていた公使のメンスール・ユーシッチ氏が任期

を終え、本日12月31日に帰国されました。

沢山のご協力に心から感謝。唐津山笠の暖簾を記念に。

 

サラエボの当会コーディネーターのヴァイカさんからも来年は

何とかコンクールを開催出来る様になる事を願っているという

メールを頂きました。

 

 

12月2日の国連ボランティア50周年記念式典inニューヨーク

また、私事ですが

12月2日に国連本部で行われた「国連ボランティア50周年記念式典と国連青年ボランティア20周年記念式典」に主人が国連ボランティアの一期生として日本外務省から招聘をけましたので、私も参加して来ました。(国連ボランティア制度は故ケネディー大統領の発案で創設されました)

 

コロナが蔓延するニューヨークでは至る所に無料で検査が出来る

PCR検査テントがあちこちに見られ、人々が検査を受けていました。

そして、式典当日、国連本部の式典会場へ歩いて向かう時にパトカーのケタタマシイ集団が通り過ぎました。案内役の山口参事官が通行止めを回避して本部へ向かいましたが本部前の高台で私服の警官に「銃を持った人が本部近くへ行った」との事で国連本部への道が塞がれてしまい開催時間に間に合わないと・・・

運よく、解除され式典の時間に間に合う事が出来ました。

 

式典の模様はNHKニュースやNHKBS1で放映されました。

NHKの取材がNY空港から有った事を思い出し、いつ放映されるのか知らんと思っていましたが・・・。

 

式典への招聘は突然の話で主人にとっては晴天の霹靂でしたが

私達イピル・イピルの会の「お母さん」達の長年にわたるボランティア活動、とりわけボスニア・ヘルツェゴビナでの「平和を願って」寄贈した桜の話が国連で活動されている方々にお話出来た事は今年一番の嬉しい出来事でした。

 

帰国時には成田17時着、検疫所で検査を受け陰性の結果がでるまで3時間待ち。公共の移動機関は使用できず、タクシーで22時頃自宅に着きました。その後、14日間の自宅待機。午前中の健康報告、午前と午後に居場所通知。1回のビデオ撮影があり、気持ち的にはこの14日間は大変疲れました。

 

まだまだコロナが続きそうです。どうぞ皆様感染せぬ様に健康に留意されお過ごしください。

 

くる年が良き素晴らしい年になりますよう、心から祈っています。