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4月8日から14日までボスニア・ヘルツェゴビナを訪問した活動記録のハイライト
第1回「桜祭り」inハスタハナ公園の記録です。
サラエボ市のご協力の下、日本大使館とイピル・イピルの会の3者共催で行われました。
パンフレット、お茶処のラベルなどは日本大使館が作成、舞台設営、ボスニアか劇団、
コーヒー処はサラエボ市、津軽三味線、尺八、お茶のお点前、お茶処はイピル・イピルの会が
主体となって準備を行いました。
また、舞台背景の映像は2020年のオリンピックに向けたキモノプロジェクトに参加しボスニア・ヘルツェゴビナの着物を作成した「からつプロジェクト」が作成したDVDを使用しました。
*7日目 4月13日 第1回桜祭り

桜祭りを行うにあたり、前もって、リストを大使館に渡し、各関係機関や知人にはメールでのご案内状を差し上げ、会からも必要な方にはご連絡を入れる方式を取りました。


生憎、夜半からの雨で肌寒い日となりましたが準備段階では雨も上がりホッとしました。

前日より舞台設置。舞台を中心にして両側にお茶処、ボスニアン・コーナー処を準備。
10時より会場にて準備。

お点前の準備に時間を掛け、舞台設置や三味線、尺八の確認などを行う。



来賓への挨拶などでバタバタ。
着物は大変人気があり、報道機関などのリクエストで撮影会。

この日は桜祭りに合わせて当会の「絵画コンクール「祭り」入賞者」の表彰式を3市一同に会して行う計画でした。
コンクールに参加したモスタル市、バニャルカ市の入賞者を当会がミニバスチャター代を出し招聘。バニャルカ市からは片道4時間半、モスタル市からは2時間半。
引率者、市の担当官と共にそれぞれ早朝に出発して会場に来て下さいました。

バニャルカ市から来てくれた生徒達
来賓の方々も前日に連絡を取った前ボスニア大使のマリッチ氏はプリエドール市から片道5時間をかけ、初代ボスニア大使のマーキン氏はモスタル市から、ご来場下さいました。
赴任前の新ボスニア大使は東サラエボ市から、元大使のクンドロビッチ女史、元外務副大臣ヤスミナ女史などがご来場下さる。有り難い事でした。


坂本大使ご夫妻も加わり錚々たる顔ぶれの撮影会。

また、ヤスミナ女史からはサラエボ市郊外にある障害者訓練施設に2017年に寄贈した桜5本は立派に成長しているとの嬉しい報告を頂きました。
(会場に吊るされている「吊るし雛」は目黒エコプラザで活動されている吊るし雛の会員の皆様による作品です)

予定通り12時よりサラエボ市副市長のトゥリビッチ氏、坂本大使、当会代表の挨拶で始まりました。
当会の現地代表・ヴァイカさんの開会アナウンス




コンクール入賞者表彰式と続きました。


各大賞11名とイピル賞10名、サクラクレパス賞20名の41名に当会が用意した賞状と賞品を坂本大使にお渡しして頂きました。(残念ながらイピル賞の写真が有りません。残念!)



表彰式典風景
何処の国も我が子の晴れ姿を写真に収めるのは同じ
続いて、三味線、尺八、お茶点前の日本イベントが続き、日本チームは尺八、三味線に合わせて「お茶チーム」が「さくらさくら」を合唱。





その後、お点前披露。
マリッチ前大使とクンドロビッチ元大使に舞台上で、お茶を召し上がって頂きました。




日本イベントが終了しボスニア側の歌、ダンスが披露されました

楽団: ドゥニャ


舞踏楽団: バシャルシャとゾラ

ボスニアンダンスを楽しむ

バニャルカから来た子供達と帰る前に記念撮影。モスタルの子供達との写真を撮り忘れ!残念。



ボスニアン・コーヒー処
お茶処

ダンス終了後、来賓と参加者にお茶とお菓子を振舞う。あっと言う間に列が出来ました。お菓子だけ2回も食べて帰る人など様々。
干菓子の絵入り空き箱を貰って喜ぶ子供など日本への関心は大変なものでした。

新任大使もお茶を楽しまれました

予定より30分早く14時半で終了


会場には2016年に日本へ招聘した3人の内の一人、ヘナさんがお母さんと一緒に会いに来てくれました。とても嬉しかったです。3年前より、背が伸びスッカリ大人びたヘナさんでした。
坂本大使からは「これに懲りず、引き続き宜しくお願いします。」とのお言葉を頂きました。
全てが終了し、後片付け。無事に終わり、全員ホッと一息。 お疲れ様でした。
明日は帰国です。 短い、慌ただしい1週間の訪問でした。
沢山のメディアに取り上げて頂きましたが3市から集まって行われた「絵画コンクール」の
事は記事にならず、とても残念でした!
私達の寄贈したた「平和のシンボル・桜」の下で地元の方々と毎年桜祭りが開催される日の来る事を心から願っております。
次に続く