春めいて来た今日この頃です。
当会が毎年行っています「ボスニアでの桜プロジェクトの管理指導」が本年で最後となります。

鈴木専門家、他2名が4月9日より20日まで現地を訪れ、サラエボ市、モスタル市、ビハッチ市、バニャルカ市、ビイェリナ市、ツズラ市、プリエドール市を巡回し、桜の成長を見て、手入れをして
来ます。
プリエドール市へは10本の桜を寄贈植樹します。本来は40本を寄贈予定でしたが
ビイェリナ市での増殖が不可能となりモスタル市で当会の技術指導の下、自発的に行われて
いる増殖苗木を分けて頂けることになりました。
これも、長いお付き合いで人脈が出来た賜物と大変嬉しく思います。

鈴木専門家には9年に亘、無償でボランティア活動をして頂きました。
厚くお礼を申し上げます。 鈴木さんからも「今回で最終だと思うと感慨深いものがあります。」
とのコメントを頂きました。

この訪問が良き思い出となりますように祈っております。

桜プロジェクトは終了しますが、2014年から始めた「子供絵画コンクール」は続けてまいります。
本年からはサラエボ市のみならず、2006年に寄贈したモスタル市とバニャルカ市の子供達も
桜の成長と開花を祝い、参加してくれます。

コンクールの審査はサラエボの日本大使館で4月11日、当会がお願いした方々により構成された
選考委員会で審査され、各賞が決められます。
そして、入賞作品が日本に持ち帰られ、4月30日より5月13日までJICA市ヶ谷の地球ひろば
2階展示スペースで国内巡回展示会が始まります。

皆様、どうぞ宜しくお願い致します。