岩泉町・野田村ツアー 6月10日~11日
被災振りの被災地訪問です


被災振りの被災地訪問です
先日、6月10日~11日 震災後から支援物資や桜の寄贈で交流を続けて来た
岩泉町と野田村を10名のメンバーで訪問しました。
6月11日に野田村の堤防公園が完成し、竣工式典が行われ 式典へのご招待を頂きました。
何と、イピル・イピルの会に桜並木311本の寄贈に対して感謝状を下さるとか。
それを機に昨年の台風被害に遭った岩泉町の桜と復興状況を知る為のツアーでした。
第1日目 6月10日
6月10日、7時目黒駅を発ち、常磐道経由で岩泉町へ
途中、福島原発事故でゴーストタウンとなった町町を通過。除染された黒い袋の山々を眺め「悲しい」
思いになる。 しかし、避難解除された富岡町を通過するとアチコチに人の影を確認。まだまだ、農地は
荒れ放題の所が多い物の、何だか少しホッとする。
ここ富岡も桜並木の美しい町である。
大した渋滞もなく、予定より早く15j時には岩泉着。
先ずは三田分校跡の道の駅で休憩


ここも花菖蒲の季節でした!まだ、咲き始め
先ずは植栽地を訪問。 佐藤さんの畑を探すが道が迷路状態でなかなか探せない。
現地調整員の会田氏に連絡し、 案内して貰う。
運良く、畑の地主の佐藤さんがお仕事中。

お話しを聞きながら、桜を観て回る。 良く成長しているものの葉が付かず立ち枯れ状態の桜1本あり。
木の上の部分が葉が付かず、しかし枯れている訳でもない。
東京へ戻り、専門家に問い合わせ、対処方法をお知らせする事とした。




小本街道が台風災害後、復旧したとの事で小本漁港へ。
ここにも30本程、1周年祈念で植樹している。
塩害を大変気にしていたが入江となっている為か塩害が思ったより少なく良く成長している。



他の植栽地は明日、訪問する事とし龍泉洞温泉ホテルへ
岩泉町議の坂本さんのお世話で現地の方々との懇親会へ急ぎ出掛ける。
海山の郷土料理。毎回、心の籠った歓迎である。
焼き豆腐、岩泉ホルモン、ホタテ焼き、ホヤの刺身、サラダにおにぎり!そして、男性群には
嬉しい地酒! 感動です。

余興もまた良し!



名残を惜しんで解散。 満月の美しい(ストロベリー・ムーンとか)夜道をホテルへ
第2日目 6月11日
岩泉町のグリーンロード
8時、ホテル出発し グリーンロードに向かう

植栽地の責任者・佐々木さんが待っていて下さり、記念撮影。
佐々木さんはこもどの自然体験教室へ行かれるのでお別れ。




会田さんの報告によると 「葉は茂が花が咲かない」との報告でリン肥料を撒いて歩く。
谷川、山川を雑草を分け入り、肥料撒き


田野畑村田代地区へ
途中、数百年経つ石割れ桜を見学。 岩の隙間に芽生えた桜が自力で岩を割り成長。
自然界の生命力に「う~ん、凄い!」





土壌の関係か、成長が悪い。肥料を撒きながら成長の様子を確認。
普代村
グリーンロード
全部枯れたと思っていたが5本程成長を確認。 花が咲く事を期待して



運動公園

5本程、成長が出来ずにるものの 他の桜は見事に成長している
しかし、花が咲かないとの事??? 土壌の問題と回りの大木林の為に日当たりが悪いせいか?
数個のサクランボの種を発見。





野田村・のんちゃん公園
目的地ののんちゃん公園へ



とても良く整備された公園で子供達が遊具で楽しそうに遊んでいる。
桜並木も立派に完成していた。
竣工式のリハーサルが行われていた。
ここで高橋副村長のお出迎えを受ける。



役場の担当者の方々と記念撮影
長い間の奮闘お疲れ様でした
311本の桜並木、どうぞ宜しくお願い致します。
代表と会田さんは午後からの式典に参列の為、野田村に残りますがメンバーは急ぎ 東京へ向け出発です
注文していたおにぎり弁当を取りに三陸鉄道・陸中野田へ。
偶然にも、1周年祈念でお連れした樹木医の斉藤さん、弘前の小林さんと出会う。
お昼に立ち寄ったとの事。 「式場で」と挨拶。
お弁当を積み、一路帰京するメンバーを見送ります
気を付けて!