4月15日 サラエボ ⇒ モスタル
昨日のゼトラ公園墓地視察で植樹記念碑の傍の桜が深植えの為に枯死
している事が分かり、モスタル用の10本の苗木から1本を植える事にする
モスタルではイースターホリデーにも関わらず、日本から来る私達の為に
毎年、時間を作り、行動を共にして下さいます。ただただ、感謝あるのみです
8時30分 ゼトラ公園墓地へ
記念碑の前の枯死した桜をビイェリナ産の苗木と植え替える
POKOP、PARKには後日、ヴァイカさんより連絡を入れてもらう事とした



9時 モスタルへ向け出発
ゼトラ公園墓地での作業終了後、モスタルへ向け出発
10時30分 モスタル市試験農場に到着
技術者・ボヤンさん、市職員のステパン氏の出迎えあり
持参した9本の苗木(ビイェリナ産、江華)を寄贈
市側より、今回の寄贈苗木に関して、植栽地の提案あり
1.モスタル大学本部 2本
2.残り 7本は後日、市で協議して植栽地を選考する
昨年、接ぎ木した50本の内、47本が成功。しかし、高接ぎである
成長過程で曲がった桜の木となる可能性あり


鈴木氏の指導よりも高い場所での接ぎ木!
それでも成功したとご満悦のボヤンさん

12時 モスタル大学本部訪問
モスタル大学本部の学長棟の庭に2本の江華を寄贈植樹
(モスタル高校の近くにある中央公園北側)
参加者: マレセヴィッチ教授、 フィィポヴィッチ大学職員
ステパン氏、ボヤン氏 (市役所職員)、



中央公園を視察

15時 モスタル市の招待による昼食会
ステパン氏、ボヤン氏による昼食会。 ここ数年、4月に訪問の為、イー
スターホリデーと重なるか、休日に当たる事になるが毎年、市は日本か
ら来た私達を歓迎して下さる。市職員のステパン氏に昔言われた事は
「こんなに長く、日本の方とお付き合い出来るとは思ってもいなかった。
本当に有りがたい事です。
この様な歓迎の仕方を受けていると「流石、観光都市モスタル!」と
いつも思っていました。桜の花を植える事で観光客の足が世界遺産の
見学のみ成らず、花見で人出があるようになる事を彼らの努力を見て
いると願っています。

全てが終了。鈴木さんお待ちかねの場所を見学に行く



館の責任者と鈴木さん

昨年は工事中でした。綺麗なグランドが完成していました。
サッカーファンの鈴木さん、大いに満足!
近くにはモスタル高等学校があります。ここも2007年に修復され元の美しい
姿になっています。

19時 イピルによる夕食会
参加者は市職員・ボヤン氏**、
初代駐日BiH大使・マーキン氏、
マーキン氏のご子息ミカエル・マーキン氏、
駐日BiH大使館紹介のJICAコンサルタント・バリッチ氏
を招待して返礼の夕食会を投宿しているホテル・ブリストルで行う
**(昨年より当会の桜プロジェクトの管理で業績を認められ職員となる。
当会としては嬉しい限り)

また、これからも桜フォローの旅は続きます。