暖かい日あり、寒い日ありで体調管理が難しい今日この頃。
皆様は桜を楽しめましたか?
サラエボの日本大使館より、4月12日 公邸においてイピル・イピルの会が
在外公館長(大使館からの表彰)表彰を受けました。
4月10日より、ボスニア・ヘルツェゴビナを訪問しているメンバーさんから嬉しい
お便りです。
4月11日 ベオグラード⇒ビイェリナ⇒ツズラ⇒サラエボ
ベオグラード着 8時20分 ⇒ ビイェリナ
伊藤、鈴木氏はサラエボに寄贈する桜の苗木を搬送する為にイスタンブールから早朝8時20分
ベオグラードに入り、8時45分にはレンタカーでベオグラード空港を発ちボスニアに9時45分入国。ビイェリナの東サラエボ大学に10時30分到着
まずまずは予定通りの行程です
ベオグラード空港

ビイェリナ 10時30分着
友人のサヴィッチ氏(元RS農林大臣)とペルコヴィッチ助教授、20名の学生の歓迎が有り
両方が簡単な挨拶をし、当方の行程時間の関係で二手に分かれて活動を行う


本年は委託栽培して貰った農場で90本の苗木が成長
サヴィッチ氏の希望で東サラエボ大学・ビイェリナ校に30本、東サラエボ市(パレ)の
東サラエボ大学・本校に20本の植樹する事となりました。
鈴木氏班
ここ大学の構内では30本の江華を寄贈植樹
ビイェリナで増殖された苗木を使い、学生に植樹方法の実習指導を行う

伊藤、サヴィッチ氏班
当会が接ぎ木指導をし、増殖を以来していた農場へ
昨年、接ぎ木され育た苗木90本のうち45本を他の市へ寄贈するために農場主・コリッチ氏
を訪問


市庁舎前の桜(2010年寄贈の江華)を見てツズラへ



ビイェリナ⇒ ツズラ
14時30分、ツズラへ向け出発 ⇒ 15時30分 ツズラ着
ビイェリナでの行程を全て終了し、サヴィッチ氏と昼食を共にしてツズラへ向け出発(14時30分)、
15時30分、ツズラ着。
パンノニッカ湖公園の桜を巡回、治療、補修を行う


慰霊碑前の大山桜(2004年寄贈植樹)

子供達に折られたが根がしっかり根付いていたので幹が伸び現在の形に鈴木さんが修正して下さる


ツズラ ⇒ サラエボ
16時15分 ツズラ発 ⇒ 18時過ぎサラエボ着
坂本班とホテルにて合流
坂本班
イスタンブールよりサラエボに8時05分着、空港よりレンタカーにてモスタル観光へ
2006年寄贈の事を思い出し、丘の上の学校を訪問してくれる
裏にはは2007年訪問時に枯死しており、校門そばの河津桜が成長していたが・・・

校門そばの桜1本が元気に成長していました。(右手前)

世界遺産の橋を見、中央公園まで足を運んでくれる


その後、サラエボへ戻り、A班とホテルで合流
後方支援を務める代表の調整で当会のBiH代表・ヴァイカさんにパレの懸案調整を依頼する
当会のBiH代表・ヴァイカさん、ホテル・サフィールで待機し、本日と明日の予定を訪問団に
伝える
ヴァイカさんの調整で、夕方、パレの東サラエボ大学関係者がビエリナから持って来た
苗木20本を受け取りに来る。
明日、表敬等終了後にパレにて植樹を行う事に合意
4月12日
大使館と市役所表敬、絵の選考会及びパレにて寄贈植樹
公邸にて在外公館長表彰式典
10時に大使館を表敬訪問し、大使を交えてコンクールの選考会を行いました。
その後、11時にサラエボ市を表敬訪問。
関係者と懇談し、今後の予定を話たとの事。
午後はパレにある東サラエボ大学校内に20本の桜を植樹しに訪問。
既に、穴が掘られており、植えるだけの状態だったとの事
鈴木専門家が植え方のデモストレーションを行い、他は学生達で植樹をするとの事ですが
既に10本が植えられていたとの事。
夕方は大使公邸にて表彰式と夕食会
当会のメンバー4名と現地代表のヴァイカさん、元外務副大臣のヤスミナ女史、前駐日BiH大使の
クンドロヴィッチ女史に小川大使、宮崎公使、担当官などが参列下さったとの事。
残念ながら代表はめまい症治療中の為に出席出来ませんでしたので参加したスタッフが
拝受いたしました。

表彰状を小川大使から拝受


副賞

伊藤のお礼文を代読し、手渡して貰う

左から ヴァイカさん、大使夫人、鈴木氏、ヤスミナ様(元ボスニア外務省)、小川大使、坂本、前駐日大使、
大村さん、 伊藤氏
この表彰を持って、イピル・イピルの会が1998年より続けて来たボランティア
活動、 脳性麻痺協会への車寄贈、中古コンピュータ45台の寄贈調整、
2002年より活動を続けて来た、「平和への道・桜プロジェクト」、
2006年、国内でのヤドランカさんのチャリテーコンサート
そして2014年から始めた「平和への願い・絵画コンクール」のなどの活動の
節目となりご協力頂いた皆さまへのご報告とお礼が出来たと一抹の安堵感を覚えます。
引き続き、皆さま方のご支援を賜りますよお願い申し上げます。
イピル・イピルの会 代表 伊藤登志子