今年の1月、女川町を訪問し、石巻に立ち寄った折に
石巻復興祈念公園の植樹に関わっておられるNPOこころの森・古藤野さんを
ご紹介頂いた寳先生のお宅に泊めて頂きました。
 
ご主人共々、退職後に社会貢献のボランティア活動をされておられます。
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奥さまの寳鈴子さん主宰の子供の為の教室、ブレーメン
外にも沢山の活動をされており、趣味を沢山お持ちです。
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ご主人は教育相談や老人の為の健康マージャン教室をブレーメンの2階で主宰されております。
 
         ブレーメンの教室。家庭的な雰囲気の中で子供達は学んでいます。
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女性達でお喋りや食事をする仲良し会の「日和なごみ会」も活動の場だそうです
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お隣の家を買い取り、活動の場とされているので庭もあり自分の家に居るような感じで過ごせます。
 
                     お別れの前に、記念撮影
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この後、日和山公園にご案内頂きました。
3年前に気仙沼へ皆で植樹をした後に訪れた石巻。
左手に昼食を摂ってた復興マルシェがあります。
この美術館の公園が震災後、子供達の唯つの遊び場になったそうです。
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多くの人達がこの日和山へ逃げました。遥か、太平洋に続いています。
その時の映像を寳先生のお子さんが撮影された物を見せて頂きましたが、
津波が来襲しているのを知らないで歩く人もいる映像でした。
先生のお子さんは息せき切って、ハーハー。泣きながら走っている様子が録音に残っています。
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日和山は桜の名所でもあるそうです。
浜は全滅した南浜町、門脇地区です。
ここに復興祈念公園が国と県、市と協力のもとに建設されます。
しかし、石巻市にはあまり予算が無く、市民の力で何とか頑張って植樹しようと
各団体が一つになり、協力して「こころの森」が結成されました。
 
当会もご支援したいと思います。
実は、震災直後、当会が一番最初に寄贈の申し出をした所が石巻市というご縁があります。
 
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次の訪問したのが門脇地区の本間さんです
先祖代々お住まいの方でテニス・クラブを主宰され、震災後はバラバラになった自治会を再結成する事に
力を注がれ、この敷地に自治会館、販売店を建設され地域の活性化に取り組んでおられます。
ここに枝垂れ桜を植えたいとの要望です。
建設が12月には終了するとの事で工事終了後の春3月に寄贈植樹するお約束をして来ました。
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左手に蔵が見えます。この蔵も被災しましたが中は何とか元に戻す事が出来たそうです。
 
嵩上げ工事に伴い蔵も大工事の末、嵩上げされた場所に再建されています。
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貴重な千石船などの歴史本がズラリと並んでいます。
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日本で初めて船で世界1周をされた方は石巻のご出身だそうです。
伊達家のローマ派遣は有名な話ですね。
 
昭和初期の蓄音機。 懐かしい音色でした。
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嵩上げなどで移植した為に弱ってしまった枝垂れ桜。
本間さんのコートの傍の山には100年経つ枝垂れ桜があります。
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本間さんご夫妻とコートで
震災後、パラリンピックなどで世界的に活躍されている国枝さんも応援に来てプレーをして
下さったそうでう。
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時間調整の為に長い時間お邪魔しました。
おにぎりと手製のお漬物、大変美味しかったです。有難うございます。
 
春、メンバーで植えに伺います!

その後、安竹さんと次の訪問先の住吉中学を訪問し来春寄贈する桜に
ついて、先生とご挨拶をし、神代曙 3本を寄贈確認しました。