本年度の桜フォローアップが13日より始まりました
 
今年はボスニア・ヘルツェゴビナ独立20周年に当たります
長年、BiHで活動を続けて来た当会としても、20周年の節目に絵画コンクール入賞者3名を日本へ招待し、
平和教育の一環として広島、長崎を訪れ、また展示会で交流のあった長野と唐津の小学校の訪問を
予定しています。
 
4月13日(1日目) 成田~サラエボ
 
11:20分 成田からウィーン経由で 21:15サラエボ着

 出発前に記念撮影。 今年は3人で訪問して来ます
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ウィーンからは昨年よりも大きい機種の飛行機で楽でした。
 
サラエボは思ったより暖かく春を感じました。荷物を取り、出ようとすると検査官に呼び止められ
絵画コンクール用の賞品が入った箱を開けて調べられました。初めての事で一寸ビックリ!
サラエボ市長宛ての手紙を見せると「学校にあげるのか?」と言い通してくれました。
 
タクシー(荷物があり20ユーロ支払う。本来は10~15ユーロ)で定宿のホテル・サフィールへ
入口にヴァイカさんが待っていて、明日の予定を打ち合わせする。
 
翌日の大使館表敬へは私達だけで行く事にし、
ヴァイカさんとは市庁舎で11:30に待ち合わせる事にしました。



 
 4月14(2日目) 10時、大使館を表敬訪問
 
10時10分前、入口でIDと引き換えにゲスト札を貰い入館
一等書記官・草山氏の案内で大使室へ
 
小川大使からは桜プロジェクトについて沢山の質問を頂く
桜プロジェクトについて関心を持って頂き嬉しく思いました。


 
又、当会が入賞作品展示会を行っている長野市の三本柳小学校 とサラエボ市の
ハッサン・キキッチ小学校との交流橋渡しを依頼され、快くお引き受けする。
 
20周年を記念し、招聘行事を行うにあたり絵画コンクールの日本大使賞を選んで
頂きたい旨を述べ、審査にご参加頂く事となる。
 
幸いにも大使館の会議室を提供して下さるとの事。
多くの人の目を通して審査される事は大切な事。

表敬終了後、小川大使とサッカーBiH代表/左  と 日本代表/右 のユホームの前で記念撮影
                         
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4月14日 11時30分 サラエボ市役所表敬訪問
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市側は桜担当窓口のヤセンカさん、PARKのムスリム氏、通訳官のニイナさん出席
イピル側は伊藤、鈴木専門家、斎藤、ヴァイカさん
 
ムスリム氏から「サラエボ空港から市の入口まで桜並木140本を作りたい」との発言あり
申請書を出して頂くようにお願いする
 
また、教育担当窓口のヤスミナ・ムルガさんが病気の為に欠席。
今年は絵画コンクールに10校が参加し、160枚の応募があったとの事。
タイダさん、ヤスミナさん、ヴァイカさんで1次選考を終えた60枚が明日の選考委員会で審査
される事になる。
 
面談終了後、旧市街のレストランでボスニア名物チバチィッチを食べ、ヴァイカさんとお別れ。
 
既に日も長くなり午後7時までは明るいのでその後、ホテルに戻り作業着に取り換え植栽地を回る事にする
 
まずはゼトラ公園墓地へ
 
聖ラヴォ墓地へ
今年は暖冬の為に桜の開花が早く残念ながら既に葉桜状態
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次にスタディアム(旧サッカー場跡地の墓地)
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根基を整理
 
 
 
聖ヨシップ・マルコ(混合墓地)
 
聖ヨシップの角に大山桜があり、モイミロの欠損した場所に大山桜を移植しようと苗木を探して見ました。
すると昨年の種から芽吹いた苗を沢山発見。
明日、日曜日の朝に来て採取する事にしました。
 
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ナーサリーに有った紅華(2010年寄贈)を昨年移植したようですが夏場の水やりが不足し枯れています
 
このように大きく成長している桜を・・・・残念でなりません!
 
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左手奥には1984年のサラエボ・オリンピックの時のアイスアリーナが見えます
 
 
 
聖ミフォヴィル(セルビア正教会墓地)
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続いて、桜寄贈10周年を祝い植樹した友好公園へ
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中央の大きな木の両サイドに紅華2本があります。
 
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こちらは途中から折られている為に成長が良くありません
 
今日の仕事は終了
友好公園からホテルまで歩く
 
現地のパイ類を買いホテルで夕食を摂る
 
 
4月15日 10時より大使館にて選考委員会
 
小川大使、市担当者ニイナさん、日本の女子美大に留学していたタイダさん、ヴァイカさんに
選考員会メンバーとして参加頂き、大使賞、市長賞、広島西南ロータリークラブ賞、JICA地球ひろば賞
JICAバルカン賞、目黒区国際交流協会賞、オシム賞、IAVE日本など10の賞と
イピル賞9、サクラクレパス賞30を選考して頂く。


先ずは招待する3賞をお選び頂くようにお願いする
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小川大使の提案で大使が大使賞を、市側代表が市長賞を、タイダさんが広島西南RC賞を
選ぶ事を提案される
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先ず、小川大使が大使賞を選出
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課題ー幸せな家族ーが描きにくかったのではと思っていましたが  
小川大使からは  いやいや、なかなか良い作品が有りますよ! 僕はこれが好きですね!
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次はサラエボ市長賞
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次は広島西南RC賞
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無事に終了。


バシャルシッシャの中庭にあるカフェでタイダさんを含めお茶をする。
タイダさんと別れ、旧市街地のレストランでチバチッチを頂く
 
昼食後、ヴァイカさんの自宅で入賞作品のリストを作成する。。
閑静な住宅地の一角にあり庭も広い。調度品も立派。
手間が掛かり斎藤さん、鈴木さんは待ちくたびれ

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早めに夕食を摂る事にし、鈴木さんお勧めのビール工場レストランで夕食