オスマン・ナカス校
此処で時間を取り過ぎ学校へ着いたのは13時近くになってしまう。残念な事に待ちくたびれた生徒は帰宅し、先生への授与式となる。

左から広島平和賞、大使賞、オシム賞
アリア・ナメタック校
急ぎ、次の訪問先アリア・ナメタック校へ。数名の生徒と校長先生、担当教師が待って出迎えてくれる。

いろいろお世話になった校長先生

授業の無い生徒に賞を授与する
左から めぐろ観光まちづくり協会賞、参加賞、サクラクレパス賞

イピル賞、サラエボ市長賞、JICAバルカン賞、MIFA賞、IAVE日本賞、サクラクレパス賞
などの作品と賞品
アリア・ナメタック校における唐津市立大志小学校の作品展
唐津の大志小学校の展示作品を撤収。

校長先生から大志小の皆さんへと「唐津くんち」のビデオを観た感想画を12託される。
3年の作品だそうです。

そのうちの2枚

4月17日 大使館招待の夕食会
夕食前、旧知のアジズ氏、UNVの橋本さんと友人の方、ヴァイカさん来訪。
1年振りに話が弾む。

夕方、大使館より長年BiH で活動を続けておられるのでと夕食のご招待あり。イピルの会メンバー6名、バイカさん、特別に参加していたスザナさんも招待に与るがバイカさんは欠席された。残念!

宮崎代理大使は長年、本省で中東欧課のお仕事をされておれたとの事でBiHのODA関係寄贈式等にも立ち会われたそうです。お食事美味しく頂きました。大使館の方と沢山お話が出来、有益な時が過ごせました。有難うございます。
4月18日 サラエボ
足の悪い千葉さんの為に予備日としてフリーにしておいたので、旧友のヘチョ氏別荘を訪問。山を開拓し、果物畑を作り、お嬢さんの為に保養施設を建設中。ボスニアの木をふんだんに使った3階建の施設です。


奥様手づくりの料理をご馳走になる。

帰り道、ボスニア川の源流となる「ブレロ・ボスナ」を訪れるが雨で水量が増し、道路が川となって源流まで行けず。沢山の観光客が大型バスでやって来ておりトイレは長蛇の列!お天気の時は森林浴に最適の場所です。
旧友との会食会
恒例になっているサラエボの友人達との会食会。リニューアルされた「キベ」(古くからある有名なレストランでサラエボの景色を楽しめる)で皆さんと再会。ヘチョさん宅でのご馳走で満腹状態だが、招待する側なので皆で出掛ける。
ホテルでタクシーの値段を尋ねるとフロントのアルバイト氏が電話で問い合わせている。1人10KMだという。「そんな馬鹿な!」とタクシー乗り場へ。メーターで走るのでは無く1人10KMという。「そんな馬鹿な」と思い、1台10KMでしょう?と問うも仕切り屋が数人掛かりで「1人10KM」という。仕方なく、乗る。別の車は1台10KMだったそうです。ボッタくりも良い所!急な坂を上がるがホンの数分の距離である。レストランで話をすると「どこのタクシーだ!そんな馬鹿な!」と友人達が憤慨している。
まあ~仕方ない!楽しく食事をしましょう!

今年の絵画コンクールと昨年のコンクールの話をし、桜の状況もお伝えする。これも一重に皆さま方のご協力に依るもので有る事をお伝えする。帰りには友人達が気を使ってくれ、自分達の車に乗せてホテルまで送ってくれる。有り難い!(10分程坂を下るだけなのですが)
4月19
サラエボ~ツズラ~ビエリナ~ベオグラード
8時、レンタカーでサラエボ発。
運転手さんは以前ビハチ、バニャルカなどを回ったヤイチェ出身の方。
ツズラ市
途中、ツズラのパンノニッカ湖公園へ。大山桜は終わり、紅豊が咲いていた。



ビエリナ市
コーヒーブレイクをして一路ビエリナへ。予定の時間に到着。サヴィッチ氏とホテル・シソで待ち合わせる。ビエリナでベオグラードから来るレンタカーに乗り換える為に荷物をホテルに置き、東サラエボ大学へ。今年はまだ桜が咲いており美しい桜と出会う事が出来た。
大学構内の裏には3本残っているが、1本は根元から折られている。手持ちの布を利用して治療を施すも生き残るかどうかは不明。
東サラエボ大学



大学構内の裏庭




学生公園

後日、経済学部長より訪問のお礼と「日本の素晴らしい桜を植えて頂いた事、日本の文化を享受出来る喜びに感謝し、大切に育てる旨」のメールと青々とした晴天の下、美しく咲く桜の写真がメールで送付されて来た。
苗木農場訪問
車の関係で鈴木氏、伊藤ADがサヴィッチ氏と増殖をしている農場を訪問。農場主とご家族の出迎えがあり、可なり離れた現場へ案内されたとか。昨年秋の長雨で秋の接ぎ木は30%止まり。その為に春にベオグラードより取り寄せた穂木で接ぎ木を挑戦したとの事だが、なんの種類を接ぎ木したのか不明。調べて教えて頂くようにお願いした。春の接ぎ木も11月にならないと成功率は分からないとの事。天候不良は毎年続いており、地球温暖化の影響であろうかと思われる。この成功率に依り、サラエボとビハチへの寄贈本数が確定する事になる。
