2015年4月13日~4月20日桜フォローアップと子供絵画コンクールinサラエボ
1日目  4月13日 成田~ウィーン~サラエボ
2日目  4月14日 サラエボ (大志小学校生徒の絵、書道展示会)
3日目  4月15日 サラエボ~ビハチ~バニャルカ
4日目  4月16日 バニャルカ~モスタル~サラエボ
5日目  4月17日 サラエボ (絵画コンクール)
6日目  4月18日 サラエボ
7日目  4月19日 サラエボ~ツズラ~ビエリナ~ベオグラード
8日目  4月20日 ベオグラード~ミュンヘン~羽田(4月21日着)

1日目 413
1120分 オーストリア航空にて成田からウィ―ン経由でサラエボへ
機中では皆さん、ワインを飲んでご機嫌。ウィーンで約4時間待ち。コーヒーを飲み、軽く夕食。
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ホテルに着くとハップニング!
「部屋が無いのでシングルの2人のみ近くのホテルへ」とフロントのアルバイト男性からマネージャーの手紙を見せられ、連れて行かれる。2年前に出来た目と鼻の先にあるプチホテルBEER
(東京を発つ前にホテルより私達の前に泊まっているグループが1日延期したいとの事で部屋を譲って欲しい旨の連絡があったが断り、ホテルも了承していたはず!!こんな事になるとは考えもしなかった!今回の旅行はなにか起こりそうである。)

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朝、常宿のサフィアで朝食から合流。一言文句を伝える。東京を発つ前にサラエボの友人から別のホテルの案内がメールで届いたが・・変更せず。バイカさんと8時半にホテルで待ち合わせ、タクシーで市役所へ。バイカさん、周り道をしないように通る道の指示を運転手に確認している。

9時 市役所
市長補佐官・カリッチ氏、教育補佐官・ラミズ氏と桜担当窓口のヤセンカさん、教育担当窓口のムルガさん、
PARK窓口のアミラさんと技師が参加しミーティング。
教育市長補佐官より「ボスニアは4月に試験があり忙しいので新学期の9月にコンクールを開催して欲しい」と申しであり。協議しながら決めましょうと伝える。
此処でコンクールに参加した作品を手渡される。6校が参加し、35枚の作品。昨年より大幅に減少。しかし、選考はし易い。
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11時 日本大使館表敬訪問
セキュリティーの人も定年で退職し、若い人に替わっている。バイカさんと一緒に入館
山崎大使は3月で離任され、後任の大使はまだ未着任との事で宮崎代理大使と文化担当・香高さんと面談。
市役所での報告をする。後任の大使はルワンダ大使から転任との事。当会に取ってはご縁のある国である。

昼食を旧市街近くのレストランで済ませバイカさんの案内でホテル近くのナチュラルカ
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オーナーがサラエボであった日本人の銅版画展を見た。主催したトルコ人から「日本のお土産として南部鉄瓶を頂いた」と見せてくれる。
(この銅版画家は伊藤の40年前からの知り合いであった!)
南部鉄瓶はとても「白くておしゃれ」(棚左の上から4番目)

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アリヤ・ナメタック校へ
昨年スケッチ大会の展示をさせて頂いた唐津市立大志小学校の依頼で大志小の子供の絵を展示する為に訪問。
校長先生、絵の先生が待って下さり、絵の展示場所を指示して下さる。全員で展示をする。
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夕方は近くのパン屋(サラエボで一番美味しいと言う)とスーパーで買い物をし、ホテルで夕食。
食後、絵の選考を少し行う。昨年よりも秀作が少ないように思われる。

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8時、サラエボ発。ビハチへ
ホテルにやって来た運転者さんは昨年サラエボからツズラを担当した方。鈴木さんが財布を取られた証明書を警察に届ける時の通訳をやってくれたJinoさんである。彼に事情を話、移動中は携帯をお借りする事にする。
道は舗装され快適な移動。途中、ヤイチェで休息。行きたかった場所とは違ったが初めて訪れる場所でした。

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電話をサラエボからして置かなかったので手紙で知らせておいた13時に合わせ担当者Jasminaさんが市役所の市長補佐官と1230分から待っていたそうだ。予定より1時間遅れで到着。お詫びをして表敬するが市長補佐官は電話で退席。通訳、担当者と面談後、トイレを借り遊歩道へ。
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トイレにはガキが掛かっており、「日本人であれば奇麗に使用するので貸しても良い」と貸してくれる。この人の知り合いが日本に留学しているとの事。別の男性がやって来て、同じ事を言うので爆笑。



ビハチ  川べりの遊歩道、中州公園、遊園地予定地
川沿いにあった柳が切ってあり、川の流れが良く見え景観が良い。遊歩道10本の桜も日当たりが良くなり成長しそうである。(担当官の話では200本近い木を伐採したそうである)
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しかし、桜の半数は人通りが多い為に折られ、切り取られ持ち去られる桜あり、残念。成長した桜は蕾が沢山付き、4分咲き。中州公園には6本。その内の折られた桜1本を一筋の希望を託し、手当てする。
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担当者の希望で子供が通った保育園に立ち寄る。中庭にある桜を見て欲しいとの事。サラエボでご主人が購入して植えたとか。日本の桜と伝える。
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遊園地予定地の桜は人家が近く被害も少ない。15本の桜並木。成長すると美しい事であろう。
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慰霊碑のある墓地を訪問する時間が無かったのは残念。

バニャルカへ
15時過ぎ、バニャルカへ向かう。約2時半で到着。スザナさんの家に寄るように指示され、スザナさんを乗せ大学構内に仮植えされている桜の状態を見に行く。18時半だがまだ明るい。担当の学生が待っており、案内してくれる。昨年の指示に概ね従い、35本が大きな植えき鉢状のポットに入れ土に埋めてある。
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鈴木さんが「夏の水遣りが大切である」事を熱心に説明される。接ぎ木の質問もあり、丁寧に教えられる。彼曰く「今に日本に桜を輸出してみせますよ!」凄い自信。現実は・・・・
















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ホテル「ブルーバス」に荷物を置き、タクシーでスザナさん宅へ。夕食を頂き、楽しく団欒。お土産にリクエストの有った味噌とお子さん用ふりかけを持参。ご主人は彫り物の腕も上げ、鈴木さんから送られた彫刻刀に大喜び。ご主人がホテルまで送って下さる。

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