「ツアーに参加し、植えたサラエボの桜を見て来ました!」
2006年のボスニア・ヘルツェゴビナ植樹ボランティア・ツアーにご参加頂いた、奥田さんより
お便りと写真が送られて来ました。
奥田さんはJENで活動されております。今回はJENが紛争後から支援をしていた作業所などの視察だったそうです。効率良く、セルビア→サラエボ→バニャルカ→ビハチと廻られたとの事。
時間を作り、サラエボではゼトラ公園墓地に行き、写真を撮って下さいました。
4月20日の訪問だったそうで満開です。
樹齢なりの成長と「日本より色合いが濃いように感じました」との感想も添えてありました。
バニャルカやビハチの桜は時間が無く見る事が出来なかったとの事ですが、ご自分の関わった
事に関心を寄せ再訪して下さった事を大変嬉しく、心から感謝いたします。
先にもご報告しましたが、今年の桜も満開です。
大変気になっていた記念碑の側の桜が枯れつつある様子が判りました。
今年の晩夏にボスニアのフォロー・アップを実施する予定ですが、この枯れかけた桜を復活
させる為に造園家の鈴木さんと訪問をし、根接ぎに挑戦いたします。
ゼトラ公園墓地の聖マルコ・ヨセフ墓地の紅豊

移植後、訪問するたびに延命のために剪定をしていますが、残念ながら夏の乾季で
弱っています。回復のため今年の晩夏、根接ぎに挑戦しますが今夏を越してくれる
事を心から願います。「頑張れ、平和のシンボル・桜!」
聖ラヴォ墓地に面した通りの桜(左が聖ラヴォ)
2002年寄贈の紅豊と2004年に補充した花笠、紅笠40本が植えられています

聖ラヴォの桜(紅豊)
