女の子に取っては嬉しい「ひな祭り」
当会では会員の自宅で眠っていた雛壇飾りを岩手県野田村保育所と気仙沼市立鮪立(しびたち)児童館に
寄贈いたしました。
春に植樹をする普代村での植栽地を訪ねるついでに2月26日野田村保育所を訪問し、お雛様と面会を
して来ました。

保育所内にある「子供支援センター」の一室に飾ってあり、親子で楽しむ予定との事です。
園長先生、先生方と暫くお話をし子供達の成長を願ってきました。
この保育所は日頃の訓練を生かし、全員が命を救われました。
先生方は震災当日の子供達の様子をお話して下さいました。
「私が0歳児を背負い、『子供達に津波が来るから逃げるよ!』と言って子供達の手を取り走り出しましたが
誰も何も言わず必至で私達の後について走ってくれました。後になり子供達が『先生の顔が怖かったので
危険なのだと思った。一生懸命走った。』と『私の顔が怖かったと言うのですよ。必至でしたから気持ちが
子供達に伝わったのでしょうね。』と話して下さいました。
また、園長先生は「私もですが小学生の私の子供が『津波の映像を見るのは嫌だ!』と言っています。
震災を忘れてはいけないのですが、あの時の現状を目にするのは苦しいです。」
被災地の方々の気持ちを静かにお聞きし、これからの支援の在り方を頂いたように思います。

2013.2.26 野田保育所にて 左前は小川園長、後方は会田氏
「?何か変だな~ぁ。寂しい感じがする」と保育所で感じたのですが・・東京に戻り、写真の整理をしていたら
ボンボリ、橘、桜がありませんでした。
急ぎ、お電話で「無ければ揃えてお送りします!」園長先生「イヤー、失礼しました。箱を良く探したら
有ったそうです!」との事。ホッとしました。