中小の景気予測改善 法人企業調査 アベノミクス追い風

 資本金が10億円以上の大企業の景況判断指数はプラス5・9で、2四半期連続のプラスになった。前期(1~3月期)の1・0からの大幅改善で、平成23年7~9月期以来、1年9カ月ぶりの高水準となった。製造業がプラス5・0で、3期ぶりにプラス転換した。非製造業はプラス6・4で、プラスは2期連続。

 資本金が1億円以上10億円未満の中堅企業(全産業)はプラス1・0で、19年7~9月期以来5年9カ月ぶりにプラスに転換した。資本金1億円未満の中小企業(全産業)はマイナス11・3でマイナスが続いているものの、マイナス幅は縮小した。7~9月期の見通しについてはプラス0・1。中小企業の景況判断指数がプラスになるのは、現状判断、見通しを含めて、16年4~6月期からの統計開始以来初めて。25年度の設備投資見通しは前年度比7・2%増Vivienne iphone ケース。1~3月調査時点では6・5%減とみていたが、今回は増加すると見通しを変更した。

 アベノミクスのよい影響は大企業に集中するとされ、中小企業への反映や、設備投資の回復などへの遅れが指摘されていた。今回の統計は、景気回復の中で出遅れが指摘されていたこれらの分野でも改善の兆しが出ていることを示したtory burch iphoneケース

 財務省と内閣府が11日発表した4~6月期の法人企業景気予測調査では、大企業の景況判断指数が高水準となったほか、中堅、中小企業でも改善が明確になるなど、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による円安・株高が追い風になっていることを示した。