自由研究・読書感想文用「フェルマーの最終定理」の研究(数学・数理科学分野)証明の完全理解 | 世界に目を向けグローバル、地方(京都・東京・岡山・静岡・大阪・神戸・横浜・金沢・長野)を中心にグローカル=iPhoneAndroidAPIブログ

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自由研究・読書感想文用:「フェルマーの最終定理」の研究  (数学・数理科学分野) (「フェルマーの最終定理の証明」の完全理解へ)

以下、メモ書き!

<歴史と理論・証明のマップ?> 感動! ついに「350年の難問解決! フェルマーの最終定理」 1995年2月13日( 数学[整数論])

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=キーワード =

360年、楕円曲線 、保型形式  、Galois(ガロア)表現、R=T、素数、mod p(合同式)、背理法、日本人、ゼータ関数、数学の大統一、l進、フェルマー、オイラー、ガウス、ガロア、アイゼンシュタイン、クンマー、Hecke(ヘッケ)、フライ、メイザー・リベット、日本人(谷山、志村、岩澤、肥田など)、モジュラー関数、楕円関数、「谷山・志村予想」、「セルマー群」、「Wiles の (3, 5) トリック」、「半安定な楕円曲線」、「ヘッケ環」、「絶対ガロア群」、「ベースチェンジ」、ワイルズ・テイラー など 

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わかりやすいもの(「視覚」で確認しよう)

Fermat の最終定理を巡る数論 (まずは、図やグラフの「絵」を見て見よう)

http://www.math.titech.ac.jp/~taguchi/nihongo/fermat-JSA.pdf

「フェルマーの最終定理」の図や写真のみをまず、確認!

https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_files/gf_15/2/notes/ja/02saito.pdf

 

動画

Fermat's Last Theorem: フェルマーの最終定理

https://www.youtube.com/watch?v=se7s17x39eA

 

楕円曲線の数論幾何

https://www.math.kyoto-u.ac.jp/~tetsushi/files/Galois_fest_ito_200705.pdf

「楕円曲線」と「保型形式」って?

https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/ce/0121.pdf

「R = T 定理の仕組み」と「ガロア表現」って?

http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kenkyubu/kokai-koza/yasuda.pdf

 

楕円曲線の加群構造

https://www.kitasato-u.ac.jp/sci/resea/buturi/hisenkei/nakamula/kobori.pdf

 

楕円曲線とモジュラー形式(保型形式)

http://www.imetrics.co.jp/academy/EllipticCurves&ModularForms.pdf

 

楕円曲線

https://ja.wikipedia.org/wiki/楕円曲線

 

モジュラー形式(保形形式)

https://ja.wikipedia.org/wiki/モジュラー形式

 

書評 肥田書籍(「フェルマーの最終定理」関連書籍の・・・)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sugaku/59/3/59_3_326/_pdf/-char/ja

 

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=おすすめ書籍 18冊   (初級者5冊・中級者5冊・上級者8冊)=

初心者のための「フェルマーの最終定理」から やや専門書  (「フェルマーの最終定理」の理解へ)

 

=初級・中級者用=(5冊) (小・中・高校生から)

数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2) - 結城 浩 単行本 ¥1,944

フェルマーの最終定理 文庫 フェルマーの最終定理 (新潮文庫) サイモン シン(著), 青木 薫 (翻訳)  ¥853

フェルマーの大定理―整数論の源流 (ちくま学芸文庫) 足立恒雄著 文庫 ¥1,404

(「解決!フェルマーの最終定理 現代数論の軌跡」加藤和也著、日本評論社 ¥2,575)

(フェルマーの大定理が解けた!―オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス) 足立恒雄著 新書  新書 ¥886 )

 

=中級・プレ上級者用=(5冊)(中・高校生から)

フェルマーの最終定理・佐藤-テイト予想解決への道 【類体論と非可換類体論1】 加藤 和也  (著) (岩波オンデマンドブックス) ¥2,916

楕円曲線論入門 J.H.シルヴァーマン・J.テイト著(足立恒雄〔ほか〕訳 単行本 ¥4,089

保型関数―古典理論とその現代的応用― 志賀弘典 (著)単行本 ¥4,644

楕円曲線と保型形式 - N.コブリッツ(著) 上田 勝 (翻訳) 単行本 ¥4,536

(代数幾何学入門 上野 健爾 (著) (岩波オンデマンドブックス) ¥5,832 )


 

=上級者用(数学専門家)=(8冊)

フェルマー予想(岩波オンデマンド) 斎藤 毅(著)¥7,452 (「フェルマー予想」解決!)

保型形式と整数論 土井公二・三宅 敏恒(著)(三宅 敏恒 著, Modular forms Springer.)

数論I――Fermatの夢と類体論 (岩波オンデマンドブックス) - 加藤 和也(著)他 ¥4,212

数論 II――岩澤理論と保型形式 (岩波オンデマンドブックス) - 黒川 信重(著)他¥6,480

保型形式論: ─現代整数論講義─ (朝倉数学大系) - 吉田 敬之(著) ¥7,344

Silverman, Joseph H(2009)『The Arithmetic of Elliptic Curves』Springer.』(楕円曲線論概説 上・下 (J.H.シルヴァーマン(著)、鈴木 治郎(訳)))

志村五郎 著『Introduction to the theory of automorophic functions』

(代数幾何学 1.2.3 - R.ハーツホーン(著)¥4,104+¥2,592+¥3,456)

(代数幾何学 上野 健爾 (著) (岩波オンデマンドブックス) ¥8,457 )

数学専門家=研究者を志す大学院生やある程度の予備知識をもつ数学者を念頭

 

=上々級 数学者用(直接論文に)ワイルズ氏らの論文=

1. A. Wiles; Modular elliptic curves and Fermat's last theorem, 

2. R. Taylor, A. Wiles; Ring theoretic properties of certain Heck algebras

 

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 フェルマーの最終定理(フェルマーのさいしゅうていり、Fermat's Last Theorem)とは、3 以上の自然数 n について、(xのn乗) + (yのn乗) = (zのn乗) となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない、という定理のことである。フェルマーの大定理とも呼ばれる。フェルマーが驚くべき証明を得たと書き残したと伝えられ、長らく証明も反証もなされなかったことからフェルマー予想とも称されたが、フェルマーの死後360年経った1995年にアンドリュー・ワイルズによって完全に証明され、ワイルズの定理あるいはフェルマー・ワイルズの定理とも呼ばれるようになった。

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参考 書籍

 

「解決!フェルマーの最終定理 現代数論の軌跡」加藤和也著、日本評論社 ¥2,575

フェルマーの大定理が解けた!―オイラーからワイルズの証明まで (ブルーバックス) 足立恒雄著 新書  新書 ¥886

 

衝撃的な Fermat 予想 解決から 10 年余りを経た現在, 彼が代数学や整数論に与えた影響を周り の風景
 (特に、谷山ー志村予想とフェルマー予想)

http://www4.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/wiles05.pdf


 

フェルマーの最終定理(予想)

https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_files/gf_15/2/notes/ja/02saito.pdf

 

保型形式 尖点形式の L-函数

https://www.cst.nihon-u.ac.jp/research/gakujutu/56/pdf/P-7.pdf


 

岩澤理論の発展  加藤和也 (2つのゼータ関数 楕円曲線、保型形式など )

https://mathsoc.jp/section/algebra/algsymp_past/algsymp06_files/kato.pdf

al = 1 + l − (E(Fl) の元の個数

 

保型形式 (SL2(Z))の基本 (“保型形式と楕円曲線の対応”とフェルマーの最終定理など)

https://www.rs.tus.ac.jp/a25594/2017_Modular_Form.pdf

 

Γ0(4) 上の保型形式について 

http://www.nara-wu.ac.jp/initiative-MPI/images/M-Ronbun/Ono.pdf

 

保型形式入門

http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~takuya/papers/Lecture.pdf

 

ガロア表現の基礎

http://www4.math.sci.osaka-u.ac.jp/~ochiai/ss2009proceeding/ss2009yamauchi.2010-2-13.pdf

 

Hecke 固有形式に付随するガロア表現の構成について

https://www.ma.noda.tus.ac.jp/u/ha/SS2016/Data/ueki.pdf

 

ガロア表現に関する資料

https://tsujimotter-sub.hatenablog.com/entry/galois-reps


 

Taylor-Wiles 系の復習 (R=T 関係など)

http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~gokun/DOCUMENTS/RT1_yamashita.pdf
・・・・・

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数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2) - 結城 浩 単行本 ¥1,944

 

目次

あなたへ

プロローグ

第1章 無限の宇宙を手に乗せて

第2章 ピタゴラスの定理

第3章 互いに素

第4章 背理法

第5章 砕ける素数

第6章 アーベル群の涙

第7章 ヘアスタイルを法として

第8章 無限降下法

第9章 最も美しい数式

第10章 フェルマーの最終定理

エピローグ

あとがき

参考文献と読書案内

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フェルマーの最終定理 文庫 フェルマーの最終定理 (新潮文庫) サイモン シン(著), 青木 薫 (翻訳) ¥853

 

内容説明

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。

目次

第1章 「ここで終わりにしたいと思います」

第2章 謎をかける人

第3章 数学の恥

第4章 抽象のなかへ

第5章 背理法

第6章 秘密の計算

第7章 小さな問題点

第8章 数学の大統一

補遺

 

著者等紹介

シン,サイモン[シン,サイモン][Singh,Simon]

 

青木薫[アオキカオル]

1956年、山形県生れ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。翻訳家

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フェルマーの大定理―整数論の源流 (ちくま学芸文庫) 足立恒雄著 文庫 ¥1,404

 

 「方程式 (xのn乗)+(yのn乗)=(zの乗) が n≧3 の場合、 x,y,zは0でない自然数の解を持たない」 がついに証明された!問題のわかりやすさ、美しさに比べ、攻略のなんと難しかったことか。1995年のワイルズの最終証明に至る歴史的な道筋を、ギリシア以来の初等的整数論に始まり、フェルマーやクンマーによる代数的数論、さらに20世紀後半に花開いた楕円曲線論を初めとする幾何学的数論を経てたどる本格的な数論史。偉大な数論学者たちのアイデアはどのように育まれ、そしてどのような数学的道具が創造されたか。原資料を博捜し、その数学的真実に迫る。

 

著者紹介

足立 恒雄(アダチ ノリオ)

1941年、京都府生まれ。早稲田大学理工学部数学科卒業。同大学教授。理学博士。専攻は代数的数論、数論史

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フェルマーの大定理―整数論の源流 (ちくま学芸文庫) 足立恒雄著

 

目次

1章 古代の数論

2章 フェルマーとその時代 

3章 フェルマー以後 クンマー以前

4章 クンマーの金字塔

5章 1851年以降の展開 

6章 ついにフェルマーの大定理が証明された!

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「解決!フェルマーの最終定理 現代数論の軌跡」加藤和也著、日本評論社 ¥2,575

目次

まえがき

6月23日ニュートン研究所でのワイルズの講演

フェルマーからワイルス

 ローレライの谷のもくずと・・

 青春の夢・中年の夢・ゼータの統一の夢

 楕円曲線のふしぎ

 フェルマー予想の谷山ー志村予想への帰結

 ワイルスさんの取り組んでいること

 困難の打開法を探る

 鶴さんはゼータのすみかで・・・

ガロア理論と数論

 素数の笛の音・・・類体論

 非アーベルの渓谷と楕円曲線

不抜のフェルマー城陥落す 

 ついに来るべき時が・・

 保型形式のこと

 はるかな夢を

付録

 数論の現在

 補足

 

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フェルマーの最終定理・佐藤-テイト予想解決への道 【類体論と非可換類体論1】 加藤 和也  (著) (岩波オンデマンドブックス) ¥2,916

 

素数の演じるさまざまな実例を通して,類体論や非可換類体論とは何かをわかりやすく説明する.さらに非可換類体論の進展がなぜフェルマーの最終定理や佐藤-テイト予想解決に結びつくのかについて,その背景を丁寧に解説する.類体論から非可換類体論へと大きく転換しようとしている現代整数論の生きた姿を概観できる.

 

目次

1 フェルマーからの流れ

1.1 フェルマーの最終定理

  1.2 フェルマーが開いた類体論

  1.3 類体論の流れ

2 類体論とは

  2.1 平方剰余の相互法則

  2.2 2次体における素数の分解

  2.3 いろいろな体における素数の分解

  2.4 類体論の力の限界

3 非可換類体論とは

  3.1 類体論を越えて:非アーベル拡大

  3.2 類体論を越えて:楕円曲線

  3.3 ゼータ関数

  3.4 2種類のゼータ関数の一致

  3.5 非可換類体論の心

  3.6 佐藤-テイト予想

  3.7 佐藤-テイト予想と非可換類体論

  3.8 フェルマーの最終定理と非可換類体論

  3.9 楕円曲線のゼータ関数とラマヌジャン予想についての補足

4 ガロア理論と類体論,非可換類体論

  4.1 ガロア理論の心

  4.2 ガロア理論の主定理

  4.3 ガロア理論と古典的類体論

  4.4 ガロア表現と類体論,非可換類体論

付 録

  1 代数体の整数環

  2 イデアルと素イデアル

  3 正則関数,有理型関数,解析接続

 

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楕円曲線論入門 J.H.シルヴァーマン・J.テイト著(足立恒雄〔ほか〕訳 単行本 ¥4,089

 

内容説明

Nagell‐Lutzの定理、Mordellの定理、Hasseの定理などの基本的な定理の証明に力を入れる。数論を学ぼうとする学生・教育者はもちろん、暗号理論や物理学を学ぶ人にとっても必読の書。

 

目次

第1章 幾何と算術

第2章 有限位数の点

第3章 有理点のなす群

第4章 有限体上の3次曲線

第5章 3次曲線上の整点

第6章 虚数乗法

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保型関数: 古典理論とその現代的応用 (共立講座 数学の輝き) - 志賀 弘典 単行本 ¥4,644

 

第1章 楕円曲線と楕円モジュラー関数

第2章 SL2(Z) に関する保型形式概論

第3章 合同部分群に関する保型形式

第4章 ヘッケ作用素と固有形式

第5章 ヤコビ・テータ関数

第6章 超幾何微分方程式から導かれる保型関数

第7章 クラインの保型関数とその応用例

第8章 超幾何保型関数と高次虚数乗法

 

演習解答

参考文献

索引

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楕円曲線と保型形式 - N.コブリッツ(著) 上田 勝 (翻訳) 単行本 ¥4,536

 

内容説明

本書は、「楕円曲線」と「保型形式」という、近年、暗号理論などへの応用が盛んにされている整数論の分野の本格的な入門書兼教科書である。有理数の3辺を持つ直角三角形の面積となる正の整数(合同数)を求めるという、ギリシャ時代以来の問題から入り、それに関連した(yの2乗)=(xの3乗)-n(xの2乗)という具体的な楕円曲線を調べることをモチーフとして、現代の数論のさまざまな理論への入門・解説をしている。著者コブリッツは楕円曲線暗号の創始者。

 

著者等紹介

コブリッツ,N.[コブリッツ,N.][Koblitz,Neal]

1969年ハーバード大学卒業。1974年プリンストン大学にてPh.D.を取得。1979年よりワシントン大学(シアトル)で研究を続け、現在、同大学数学科教授。主な研究テーマは、数論の暗号理論への応用

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第1章 合同数から楕円曲線へ  

第2章 楕円曲線のハッセ-ヴェイユL-関数

第3章 保型形式 

第4章 半整数ウェイトの保型形式 

    

定価:本体4,200円+税

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フェルマー予想(岩波オンデマンド) 斎藤 毅(著)¥7,452(「フェルマー予想」解決!)


 

ワイルスによるフェルマー予想の証明を解説する.20世紀整数論の輝かしい成果と将来展望を示した比類のない労作.

 

内容説明

350年以上前にフェルマーが本の余白に書き残した「フェルマーの最終予想」は、多くの人の努力のあと非常に高等な数学を用いて1994年に解決された。このワイルスによるフェルマー予想証明を解説。読者が証明の道程で迷わぬよう、複雑な構造を解きほぐして示す。はじめにフェルマー予想証明の大まかなみちすじを提示。フェルマー予想を楕円関数、保型形式などと結びつける。そののち証明に用いるガロア表現など基本的対象を構成し、証明の真髄である定理など詳細を解説、証明を完成させる。
 

著者等紹介

斎藤毅[サイトウタケシ]

1961年生まれ。1987年東京大学大学院理学系研究科数学専攻退学。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。専攻は数論幾何(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

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フェルマー予想(岩波オンデマンド) 斎藤 毅(著)¥7,452(「フェルマー予想」解決!)

 

第0章 あらすじ

§0.1 簡単ないいかえ

§0.2 楕円曲線

§0.3 楕円曲線と保型形式

§0.4 楕円曲線の導手と保型形式のレベル

§0.5 楕円曲線の6分点と保型形式

 

第1章 楕円曲線

§1.1 体上の楕円曲線

§1.2 素数pでの還元

§1.3 準同型とTate加群

§1.4 一般のスキーム上の楕円曲線

§1.5 広義楕円曲線

 

第2章 保型形式

§2.1 j不変量

§2.2 モジュライ

§2.3 モジュラー曲線,保型形式

§2.4 モジュラー曲線の構成

§2.5 種数公式

§2.6 Hecke作用素

§2.7 q展開

§2.8 準素形式,素形式

§2.9 楕円曲線と保型形式

§2.10 準素形式,素形式とHecke環

§2.11 解析的表示

§2.12 q展開と解析的表示

§2.13 q展開とHecke作用素

 

第3章 Galois表現

§3.1 Frobenius置換

§3.2 Galois表現と有限群スキーム

§3.3 楕円曲線のTate加群

§3.4 保型的なl進表現

§3.5 分岐条件

§3.6 有限平坦群スキーム

§3.7 楕円曲線のTate加群の分岐

§3.8 保型形式のレベルと分岐

 

第4章 3分点と5分点

§4.1 定理2.54の証明

§4.2 定理0.1の証明のまとめ

 

第5章 R=T

§5.1 R=Tとは?

§5.2 変形環

§5.3 Hecke環

§5.4 可換環論

§5.5 Hecke加群

§5.6 定理5.22の証明の概要

 

第6章 可換環論

§6.1 定理5.25の証明

§6.2 定理5.27の証明

 

第7章 変形環

§7.1 関手とその表現

§7.2 存在定理

§7.3 定理5.8の証明

§7.4 定理7.7の証明

 

付録A スキームについての補足

 

§A.1 いろいろな性質

§A.2 群スキーム

§A.3 有限群による商

§A.4 平坦被覆

§A.5 G捻子

§A,6 閉条件

§A.7 Cartier因子

§A.8 スムーズ可換群スキーム

 

第8章 Z上のモジュラー曲線

 

§8.1 標数p〉0の楕円曲線

§8.2 巡回群スキーム

§8.3 Drinfeldレベル構造

§8.4 Z上のモジュラー曲線

§8.5 モジュラー曲線Y(r)z1/r

§8.6 井草曲線

§8.7 モジュラー曲線Y1(N)z

§8.8 モジュラー曲線Y0(N)z

§8.9 コンパクト化

 

第9章 保型形式とGalois表現

 

§9.1 Z係数のHecke環

§9.2 合同関係式

§9.3 保型的な法l表現と非Eisensteinイデアル

§9.4 保型形式のレベルとl進表現の分岐

§9.5 旧部分

§9.6 ヤコビアンJ0(Mp)のNéronモデル

§9.7 保型形式のレベルと法l表現の分岐

 

第10章 Hecke加群

 

§10.1 充Hecke環

§10.2 Hecke加群

§10.3 命題10.11の証明

§10.4 変形環と群環

§10.5 もちあげの族

§10.6 命題10.37の証明

§10.7 定理5.22の証明

 

第11章 Selmer群

 

§11.1 群のコホモロジー

§11.2 Galoisコホモロジー

§11.3 Selmer群

§11.4 Selmer群と変形環

§11.5 局所条件の計算,命題11.38の証明

§11.6 定理11.37の証明

 

付録B 離散付値環上の曲線

 

§B.1 代数曲線

§B.2 離散付値環上の準安定曲線

§B.3 離散付値環上の曲線の双対鎖複体

 

付録C Zp上の有限平坦可換群スキーム

 

§C.1 Fp上の有限平坦可換群スキーム

§C.2 Zp上の有限平坦可換群スキーム

 

付録D 代数曲線のヤコビアンとNéronモデル

 

§D.1 代数曲線の因子類群

§D.2 代数曲線のヤコピアン

§D.3 Abel多様体のNéronモデル

§D.4 曲線のヤコビアンとNéronモデル

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保型形式と整数論 土井公二・三宅 敏恒(著)(三宅 敏恒 著, Modular forms. Springer.)

 

第1章(上半平面 とFuchs群)

第2章(保型形式)

第3章(L関数)

第4章(modular群 とmodular形式)

第5章 (四元数環のorderの 単数群)

第6章(Hecke作用素のtrance公式)

第7章(Hilbertのmodular形式とゼータ函数の整数点での値)

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数論I――Fermatの夢と類体論 (岩波オンデマンドブックス) - 加藤 和也(著)他


 

古代ギリシアの時代より人は数のふしぎさに素朴な驚きを持つと同時に惹きつけられてきた.それは数の世界がとても奥深く豊かであるからである.数の世界の深さに気づき数々の発見をなした近代数論の始祖フェルマの仕事を紹介し,さらに深く進化していく現在の数論の動向を解説する.講座現代数学の基礎からの単行本化.

数のもつふしぎさに対する素朴な驚き,それが数論の基本である.近代数論の始祖Fermatの仕事には,この数のふしぎさがよくあらわれている.はじめに Fermatの数論に関する仕事を紹介し,Fermatの発見した個々の事実の背後にひろがる,数の奥深く豊かな世界を見る.さらに現代の数論において重要な対象である楕円曲線,p進数,ζ関数,代数体を取り扱い,これらの基礎の上に数論の中核である類体論の解説をおこなう.岩波講座「現代数学の基礎」からの単行本化.

 

まえがき 

単行本化にあたって 

  理論の概要と目標 

第0章 序 Fermatと数論 

 §0.1 Fermat以前

 §0.2 素数と2平方和

 §0.3 p=(xの2乗)+2(yの2乗),p=(xの2乗)+3(yの2乗),……

 §0.4 Pell方程式

 §0.5 3角数,4角数,5角数,……

 §0.6 3角数,平方数,立方数

 §0.7 直角3角形と楕円曲線

 §0.8 Fermatの最終定理 

第1章 楕円曲線の有理点 

 §1.1 Fermatと楕円曲線

 §1.2 有理整数環

 §1.3 Mordellの定理 

第2章 2次曲線とp進数体 

 §2.1 2次曲線

 §2.2 合同式

 §2.3 2次曲線と平方剰余記号

 §2.4 p進数体

 §2.5 p進数体の乗法的構造

 §2.6 2次曲線の有理点 

第3章 ζ 

 §3.1 ζ関数の値の3つのふしぎ

 §3.2 正整数での値

 §3.3 負整数での値 

第4章 代数的整数論 

 §4.1 代数的整数論の方法

 §4.2 代数的整数論の核心

 §4.3 虚2次体の類数公式

 §4.4 Fermatの最終定理とKummer 

第5章 類体論とは 

 §5.1 類体論的現象の例

 §5.2 円分体と2次体

 §5.3 類体論の概説 

第6章 局所と大域 

 §6.1 数と関数のふしぎな類似

 §6.2 素点と局所体

 §6.3 素点と体拡大

 §6.4 アデール環とイデール群 

第7章 ζ(Ⅱ) 

 §7.1 ζの出現

 §7.2 RiemannζとDirichlet L

 §7.3 素数定理

 §7.4 Fp[T ]の場合(※Fは黒板書体を表す)

 §7.5 RiemannζとDirichlet L

 §7.6 素数定理の一般的定式化 

第8章 類体論(Ⅱ) 

 §8.1 類体論の内容

 §8.2 大域体,局所体上の斜体

 §8.3 類体論の証明 

付録A Dedekind環のまとめ 

 §A.1 Dedekind環の定義

 §A.2 分数イデアル 

付録B 超楕円曲線とヤコビ多様体 

 §B.1 Galois理論

 §B.2 正規拡大と分離拡大

 §B.3 ノルムとトレース

 §B.4 有限体

 §B.5 無限次Galois理論 

付録C 素点の光 

 §C.1 Henselの補題

 §C.2 Hasseの原理 

  問解答 

  演習問題解答 

  索引 

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数論 II――岩澤理論と保型形式 (岩波オンデマンドブックス) - 黒川 信重(著)他

 

現代数論の代数的側面をもつ岩澤理論と,解析的側面をもつ保型形式という2つの重要な基礎理論を解説する.さらに楕円曲線の数論を,ワイルズによるフェルマ予想の証明にいたる道筋とそのアイディアの概説を中心に紹介する.現代数論の前線を示した1冊.

現代数論の,解析的側面を持つ保型形式論と代数的側面を持つ岩澤理論という2つの代表的主題の基礎理論が本書のメイン・テーマである.はじめにRamanujanの発見したいくつかの美しい等式を証明することを目標にして,保型形式とは何かを論じ,さらにモジュラー群に対する保型形式について解説する.また群上の保型形式とSelberg跡公式との関係について展望する.そして,現代数論の根幹をなす岩澤理論については,岩澤主予想を中心に解説をおこなう.最後に楕円曲線の数論について,WilesによるFermat予想の証明を概説することを目標にして紹介した.

 

まえがき 

  理論の概要と目標 

第9章 保型形式とは 

 §9.1 Ramanujanの発見

 §9.2 Ramanujanの⊿と正則Eisenstein級数

 §9.3 保型性とζの関数等式

 §9.4 実解析的Eisenstein級数

 §9.5 Kroneckerの極限公式と正規積

 §9.6 SL2(Z)の保型形式(※Zは黒板書体を表す)

 §9.7 古典的保型形式 

第10章 岩澤理論 

 §10.0 岩澤理論とは

 §10.1 p進解析的ゼータ

 §10.2 イデアル類群と円分Zp拡大(※Zは黒板書体を表す)

 §10.3 岩澤主予想 

第11章 保型形式(II) 

 §11.1 保型形式と表現論

 §11.2 Poisson和公式

 §11.3 Selberg跡公式

 §11.4 Langlands予想 

第12章 楕円曲線(II) 

 §12.1 有理数体上の楕円曲線

 §12.2 Fermat予想 

  参考書 

  問解答 

  演習問題解答 

  索引 

 

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保型形式論: ─現代整数論講義─ (朝倉数学大系) 吉田 敬之(著) ¥7,344

 

「志村−谷山予想の一般化」の仕事に感動!!

 

保型形式論: ─現代整数論講義─ (朝倉数学大系) - 吉田 敬之

 

目次詳細

 

Ⅰ.Riemannのゼータ函数

1.Bernoulli数とEuler−Maclaurin総和法

2.Riemannの方法

3.Riemannのゼータ函数展望

Ⅱ.Hecke環

1.群論的定義

2.合成積代数による定義

3.誘導表現との関係

4.文献

Ⅲ.楕円函数とモジュラー形式

1.楕円函数

2.楕円曲線

3.モジュラー形式(レベル1の場合)

4.モジュラー形式(一般レベルの場合)

5.Hecke作用素とEuler積

6.モジュラー形式のL函数

7.Petersson内積

8.代数多様体のゼータ函数と志村−谷山予想

Ⅳ.アデール

1.大域体のアデール環とイデール群

2.大域体のHecke指標とそのL函数

3.Hecke指標のL函数の函数等式

4.類体論の骨子と若干の応用

5.代数群

6.代数群のアデール化

7.GL(2,QA)上の保型形式

Ⅴ.p進群の表現論の基礎

1.許容表現

2.超函数と指標

3.誘導表現とJacquet函手

4.正規化された誘導表現とユニタリー性

5.不分岐主系列表現

6.球函数とHecke環の構造

7.Tempered表現

Ⅵ.保型形式と保型表現

1.表現のテンソル積分解

2.実reductive Lie群のHecke代数

3.アデール群のHecke代数

4.保型形式と保型表現

5.L2理論との関係

Ⅶ.GL(n)の表現のWhittakerモデルとその応用

1.局所理論−超函数についての準備

2.局所理論−Whittakerモデル

3.Whittaker函数による保型形式の展開

4.文献

Ⅷ.GL(2)上の保型形式

1.Kirillovモデル

2.主系列表現

3.局所函数等式

4.GL(2,R)とGL(2,C)の表現論

5.GL(2)上の保型形式

6.モジュラー形式と表現論

7.文献など

Ⅸ.GL(2)の表現の極大コンパクト部分群への制限

1.基本不等式

2.局所Atkin−Lehner定理

3.基本不等式の応用Ⅰ

4.基本不等式の応用Ⅱ

5.この章の結果について

Ⅹ.L群と函手性

1.函手性原理への道

2.Reductive群

3.Weil群

4.λ進表現とWeil−Deligne群の表現

5.L群

6.函手性原理(局所体の場合)

7.函手性原理(大域体の場合)

8.重複度公式

ⅩⅠ.志村−谷山予想の一般化

1.Hodge群

2.モティーフに付随する局所パラメーター

3.ある基本的cohomology類について

4.志村−谷山予想の一般化

5.実例

6.モティーフ

ⅩⅡ.モジュラー形式とcohomology群

1.群の生成元と基本関係

2.群のcohomology論

3.一変数の場合

4.Hilbertモジュラー形式

5.Hilbertモジュラー形式とcohomology群

6.Parabolic条件と特殊値の計算法

7.計算例

8.この章の結果について

 

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Silverman, Joseph H(2009)『The Arithmetic of Elliptic Curves』Springer.』(楕円曲線論概説 上・下 (J.H.シルヴァーマン(著)、鈴木 治郎(訳)))

 

楕円曲線論は、フェルマー予想解決に重要な役割を果たした谷山-志村予想など、最新の整数論と深い関連があり、またICカードへの組込みなど楕円曲線暗号が実用化されるにつれ、応用の立場からも活発に研究が進められている。本書は、楕円曲線論に関する優れたテキスト『楕円曲線論入門』(J.テイトとの共著)で定評のあるJ.H.シルヴァーマンによる好著。


 

楕円曲線論概説 上 (J.H.シルヴァーマン(著)、鈴木 治郎(訳))

 

楕円関数とモジュラー関数

  1 モジュラー群

  2 モジュラー曲線X (1)

  3 モジュラー関数

  4 一意化とモジュライの体

  5 楕円関数再び

  6 楕円関数のq 展開

  7 モジュラー関数のq 展開

  8 △(τ)に関するJacobi の積公式

  9 Hecke作用素

  10 モジュラー形式に作用するHecke 作用素

  11 モジュラー形式に付随するL 級数

   練習問題  

 

虚数乗法

  1 C上の虚数乗法

  2 有理性の問題

  3 類体論-簡単なまとめ

  4 ヒルベルト類体

  5 最大アーベル拡大

  6 j が整であること

  7 円分拡大の類体論

  8 虚数乗法の主定理

  9 付随する量指標

  10 CM楕円曲線に付随するL級数

   練習問題  

完備体上の楕円曲線

  1 C 上の楕円曲線

  2 R 上の楕円曲線

  3 Tate曲線

  4 Tate写像は全射である

  5 p 進体上の楕円曲線

  6 p 進一意化の応用

  7 練習問題  

局所高さ関数

  1 局所高さ関数の存在

  2 標準高さの局所分解

  3 アルキメデス的絶対値-明示公式

  4 非アルキメデス的絶対値-明示公式

  5 練習問題  

いくつかの役に立つ表

  1 ベルヌーイ数とζ(2k)

  2 △(τ)と j (τ)のFourier 係数

  3 虚数乗法をもつQ上の楕円曲線

   練習問題についての注意

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楕円曲線論概説 下 (J.H.シルヴァーマン(著)、鈴木 治郎(訳))

 

楕円曲面

 1 関数体上の楕円曲線

 2 弱Mordell-Weil定理

 3 楕円曲面

 4 有限体上の楕円曲線の高さ

 5 分裂する楕円曲面と高さ有界の集合

 6 関数体に対するMordell-Weil定理

 7 代数曲面の幾何

 8 ファイバー曲面の幾何

 9 楕円曲面の幾何

 10 代数多様体の高さと因子

 11 楕円曲面に関する特殊化定理

 12 関数体上の楕円曲線の整点

 13 練習問題

Neronモデル

 1 群多様体

 2 スキームとSスキーム

 3 群スキーム

 4 数論的曲面

 5 Neron モデル

 6 Neron モデルの存在

 7 交点理論、極小モデル、ブローアップ

 8 Neron モデルの特殊ファイバー

 9 特殊ファイバーを計算するTateのアルゴリズム

 10 楕円曲線の導手

 11 Ogg の公式

   練習問題

いくつかの役に立つ表

 1 ベルヌーイ数とζ(2k)

 2 △(τ)と j (τ)のFourier 係数

 3 虚数乗法をもつQ上の楕円曲線

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志村五郎 著『Introduction to the theory of automorophic functions』

http://math00ture.blog.jp/archives/37966266.html

 

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フェルマーの最終定理 の歴史 (証明までの流れ)

 

フェルマーの最終定理の解決の時代と熱狂!

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備忘録 メモ

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参考 (NHK オンデマンド)

ハイビジョン特集 素数の魔力に囚(とら)われた人々 リーマン予想・天才たちの150年の闘い

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010020522SA000/

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