追い込み漁でのイルカ入手が禁止 問われる水族館のあり方 井田徹治 

 [写真]世界動物園水族館協会(WAZA)の禁止勧告をふまえ、和歌山県太地町からのイルカ入手をやめることを決断した日本動物園水族館協会(JAZA)の荒井一利会長(5月20日、都内で)(ロイター/アフロ)


  水族館で飼育するイルカを巡り、日本動物園水族館協会は5月末、和歌山県太地町で行われている追い込み漁による入手を禁止した。環境ジャーナリストの井田徹治氏は、「事態の背景には、水族館のあり方についての日本と欧米との大きなギャップがある」と指摘する。いったい、どのような違いがあるのか。井田氏に寄稿してもらった。
 
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  和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカを水族館が入手しているのは倫理規定に違反するなどとして、日本動物園水族館協会(JAZA)が世界動物園水族館協会(WAZA)から会員資格を停止された。WAZAからの脱退か、会員施設モンクレール ダウン アウトレットによる追い込み漁イルカ入手の禁止を迫られたJAZAが出した答えは、イルカ漁を禁止し、WAZAに残留することだった。新たにイルカを入手する際は、原産地証明など追い込み漁によるものではないと証明する書類を提出するよう、会員施設に義務付け、追い込み漁で捕獲したイルカを購入した場合、除名を含めた処分をするという厳しい方針で臨む。
 
  WAZAの強硬姿勢には例によって「イルカが賢くて可愛いという欧米の価値の押しつけだ」とか「伝統文化であるイルカ漁の否定だ」といった感情的な反発の声があちこちから上がっている。確かに欧州を中心とするJAZAの姿勢への批判の中に、日本のイルカ漁への感情的とも言える反発があることは否めないが、事態の背景には、イルカ漁をめぐる考え方の違いだけでなく、水族館のあり方や野生生物のショーへの利用に関する認識についての、日本と欧米との大きなギャップがあることを忘れてはいけない。問われているのはむしろイルカ漁ではなく、日本の水族館のあり方なのだ。


  JAZAは自らの目的として、種の保存、教育・環境教育、調査・研究、レクリエーションの四つを掲げている。だが、イルカなどの動物ショーやクロマグロなど「珍しい」生物の飼育といったレクリエーション中心の経営を長年続けている日本の水族館は、欧米の先進的な水族館に比べ、最初の三つに関する取り組みは遅れている。
 
  シャチのショーで有名だったカナダのバンクーバー水族館は2001年、シャチの飼育を中止。その一方で、シャチをはじめとする海洋ほ乳類の調査研究に多額の資金を投じ、園内の環境教育プログラムを充実させている。2005年からは持続可能なシーフード普及のための”Ocean Wise” というプログラムを実施し、魚の乱獲防止などに関する普及啓発活動に力を入れている。モントレー水族館も、漁業資源の乱獲防止と持続可能な漁業の実現に真剣に取り組んでおり、環境保護団体と協力して作成し市民向けの持続可能なシーフードガイド”seafood watch”で有名だ。フロリダ水族館は Center forモンクレール 店舗 レディース Conservation(生物保全センター)という組織がつくり、研究や地域の環境教育に力を入れている。
 
  海の生物多様性や環境保全にとって重要な乱獲や漁業資源の危機について、日本でこんなプログラムを持っている水族館があるだろうか。クロマグロの大型飼育水槽や飼育下のマグロの大量死で大きな注目を浴びた葛西水族園からは、クロマグロの絶滅危惧に関する情報やマグロ乱獲の問題、日本人のモンクレール ポロシャツ 2015大量消費の問題など「クロマグロの種の保全」に関する情報はまったく出てこない。飼育と大量死のことにしか興味を持たないメディアにも問題があるが、これが、日本を代表するパブリック水族館の現状だ。
 
  イルカについても、国際的な保護活動も実らず絶滅が宣言されたヨウスコウカワイルカの例、漁網への混獲などによって個体数が急減したメキシコのバキータや、メコン川のイルカ、ニュージーランドのセッパリイルカなど、生物種の保全や環境教育の観点から水族館が発信すべき情報は少なくないはずなのだが、これらのことを知ることができる水族館は日本には少ない。


  欧米では野生捕獲のイルカ類の展示が例外的となっているのも日本の水族館との大きな差である。欧州連合(EU)では1999年の動物園・水族館の規制に関する指令や97年の野生生物取引に関する指令などによって野生イルカの捕獲と取引が厳しく規制され、スイス、英国、アイルランド、ポーランドなどイルカ飼育施設自体がない国も多い。米国でも1972年の海洋生物保護法によって水族館による野生イルカの捕獲は厳しく規制されている。欧州の環境保護団体の13年の報告では欧州で飼育されているイルカの数は323頭で、その75%が人工繁殖個体だ。野生個体は82頭にとどまり、減少傾向にある。これに対し日本の保護団体のほぼ同時期の調査では、国内の飼育頭数は約590頭。10年前モンクレール Tシャツ 2015に比べ18%増で、その90%近くが野生捕獲のイルカである。
 
  日本の水族館での絶滅危惧種の保存に関する取り組みや、生物多様性、絶滅危惧種に関する環境教育などは極めて少ない。「イルカショーをやらない水族館」を標榜し、調査研究にも力を入れている福島県の「ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)」などはまれな例だ。
 
  日本の水族館は、今後、JAZAを脱退しても入手が容易な追い込み漁からのイルカに頼るのか、多くの投資をして人工繁殖をしたイルカを入手するのかを迫られることになる。だが、日本の水族館が直面しているより根源的な問いは、日本の水族館がイルカのショーに代表されるレクリエーション施設にとどまるのか、種の保全や調査研究、環境教育などの重要課題に力を入れ、来訪者が自然や野生動物、持続的な漁業や生物多様性の保全といった問題への関心を持つきっかけろ作るような総合的な施設に変わるのかどうかというものだ。
 
  それは安からぬ金を払って水族館に行く水族館の利用者が向き合うべき問題でもある。単にショーや珍しい動物を見るための木戸銭として金を払うのか、あるいは自分の払う金が、一部ではあっても野生のイルカなどの保全や調査研究、環境教育などに使われてほしいと望むのか。単に感情的な反発をするのではなく、今回の問題を熟慮のきっかけにすべきだろう。
 
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 井田徹治(いだ てつじ) 共同通信社 編集委員兼論説委員。科学部記者、ワシントン特派員などを経て現職。環境とエネルギー、貧困・モンクレール 店舗 ハワイ開発問題がライフワーク。著書に「ウナギ―地球環境を語る魚、「生物多様性とは何か」(ともに岩波新書)など多数。


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必要最小限のモノで暮らす「ミニマリスト」の生活とは? 

 「ミニマリスト」の佐々木典士さんの部屋。寝るとき以外、床には何も置かれていない状態だ(本人提供)


  先月12日に発売された佐々木典士さんの書籍「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」が、5万部を突破するヒット作になっている。モンクレール 2015 gaston部屋に置く物を自分にとって必要最小限にする「ミニマリスト」の生活を提案するもので、物を減らすと思考や生き方も変わってくるのだという。なぜ人々は、「ミニマリスト」生活に惹かれるのだろうか。


  千葉県千葉市の大学院生の男性(25)が住む一モンクレール ハワイ人暮らしの部屋には、机、本棚、ベッド代わりにも使う長イスがあるのみ。去年まで住んでモンクレールジャパン カスタマーいた宮城県仙台市の部屋も、机代わりに使えるもらいものの足踏みミシンとピアノが置いてあるだけで、夜は寝袋で就寝していた。食器は茶碗が1個、どんぶり1個、コップ2個、タッパー2個。フライパンと鍋が1つずつ。テーブル代わりには木の板を使っていた。自分に本当に必要なものだけを身の回りに置く生活をして、2年以上にモンクレール 店舗 oosakaなる。


 千葉市の大学院生の男性の部屋。長イスをベッド代わりにしている(本人提供)


  以前は家具にこだわりがあって高価なものを買い、服もお気に入りのブランドに月3万円程度のお金をかけていた。そんな生活を見直す契機になった一因は、2011年の東日本大震災。仙台市の大学に通っていた男性は、震災で多くのものが失われていく光景を目の当たりにして、「積み上げたものの意味のなさを感じた。物を所有するということの優先順位が下がった」と話す。
 
  大学を休学して被災地のボランティアで現地に滞在することが多くなり、家に帰ることが少なくなった男性。「意外と物がなくても生きていける」と感じたという。復学した2013年、市内の別の場所に引越した。自分にとって本当に大切なものは何かを考え、部屋に必要最小限の物だけを置くことにした。すると、「自分を律することができ、頭がクリアになった。心が散漫せずに集中できるようになり、考えが整理しやすくなった」と生活の変化を感じた。「身の回りの物について考えることは、自分の心や生活と向き合うことにつながる」と、男性は話す。


「見栄を張らず、他人と比べない生活に」

 「ミニマリスト」になる前の佐々木さんの部屋。部屋には本や物があふれていた(本人提供)


  「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著者、佐々木典士さんは「ミニマリズムとは単に物を極端に減らすことではなく、人それぞれが自分に本当に必要な物を考えること。自由な一人暮らしでしか実践できないものではなく、家族がいてもそれぞれが大切なものを軸にして物を減らしていけば、ミニマリズムになる」と説明する。佐々木さんの部屋には洗濯機や冷蔵庫などの家電はあるが、居間の床にはテレビもテーブルもなく、何も置いていない状態。持っている服も全部で合わせて10数着程度だ。
 
  かつては本が山積みになり、物があふれる部屋に住んでいたという佐々木さん。「ミニマリスト」という言葉に出会い、部屋から必要以上の物を減らしていくうち、少しずつ生活や考え方が変化していったという。
 
  「自分にとって本当に必要なものを自覚したことによって、『こんな服を持っていなきゃいけない、こんな家に住んでなきゃいけない』など他人の生活と比較したり、見栄を張ったりすることが全くなくなった。他人の生活と比べることがなくなったこモンクレール アウトレット スーパーコピーとで気持ちが楽になり、将来への不安がなくなった」
  
  佐々木さんは「ミニマリスト」の考え方が支持を広げている背景を、「今の時代、誰かと比較して将来を不安に思ったり、現在の生活水準を維持できなくなることを恐れたりしている人が多い。東日本大震災の影響で価値観が変わった人も多く、何か起こったら身軽に行動できる生活が時代に即しているのかもしれない」と推測する。
 
  物があふれる時代に、「本当に必要な物か」を考えながら物を減らしていく「ミニマリスト」たち。身の回りにある物の意味を考えることが、物を選ぶ自分自身の行動や生き方を見つめ直すいい機会となるのかもしれない。(安藤歩美/THE EAST TIMES)


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オープンキャンパスで聞いておきたい! 入試に役立つ3つの質問 

 試験の結果と書類の内容(成績)の比重について、どの程度の割合で受験に影響するのか?


 大学受験の際、多くの場合はセンタモンクレール ポロシャツ レディースー試験を受験しますがモンクレール 店舗 東京、オープンキャンパスに参加するのであればぜひ、合格基準にモンクレール ハワイ ブログ達するために、まずはどのくらいの成績が必要なのかを明確にしておきましょう。学校によっては、試験の成績と学校の成績を何対何で見るのかも若干異なっていますので、自身の合格基準を明確にするためにも、ぜひともオープンキャンパスで質問してみてください。
 
 こうした質問をすることで、大学の受験に前向きで意識が高いという印象を与え、はっきりとした数字が見えることでモンクレール ダウン クリーニング、自身の目標もより明確なものになります。また、質問の途中で疑問に思ったことなど、新たに湧いてくモンクレール ポロシャツる疑問についても果敢に聞いてみることも重要です。限られた質問時間を、ぜひ有効に使うようにしましょう。


 面接の際にはどのようなことを聞かれるのかを聞いておく


 推薦入試の場合は、面接を行うことが多いので、ぜひオープンキャンパスの機会を通してどのようなことを聞かれるのかをチェックしておきましょう。例年の傾向に従って、どのような質問が出ていたのかを担当者の先生に聞いてみることをおすすめします。
 
 あらかじめ質問をまとめておくことで、より細かなところまで質問することができるはずです。基本的に大学の先生は、質問されたことに対して、親切に答えてくれると思いますので、疑問に思ったことは臆すことなく率直に聞いてみましょう。
 
 そのほか、希望の学部などがすでに決まっていた場合には、どんな研究をしているのかを聞いておくのもいいでしょう。自身の思っている方向性と一致するのかどうか確かめておけば、入学後にやりたいことができないということも少なくなるはずです。


 推薦書類の書き方など、書類上で注意しなければならない点なども聞いてみよう!


 書類の書き方には、その人の性格が如実に表れるものです。対面していない状態で実施される書類審査は、書面に書かれていることはもちろんのこと、その書き方からも学校側は学生を判断していますので、書面の字は正しく丁寧に書くことがポイントになります。オープンキャンパスに参加した際に、書類を書く上で間違えやすい点などを質問しておけば、実際に書くときに困ることも少なくて済むはずです。
 
 また、先生だけでなく、在校生の方に聞く場合にも、受験時にしていたことなどを聞いてみるのも手段の一つです。オープンキャンパス当日に話してくれる在校生も、改めて考えれば、すでにその大学に合格した経験を持つ先輩であるため、得られる情報にも有益なものがたくさんあります。オープンキャンパスに行くことで、受験に際してのプラス要素がきっと得られることでしょう。


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