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iPhone修理屋さんのブログ

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さて、商売をやるにあたって具体的に何が必要か?

まず、最低限必要なものは、

修理の技術とノウハウ
修理用の道具
修理パーツ

です。これで、修理屋として名乗れます。

次に、みなさん稼ぐ事が目的でしょうから、お客様が必要ですよね。
営業スタイルにもよりますが、店舗が必要だったり、ネット集客をねらうのであればWEBサイトが必要になります。

さて、修理屋として名乗るための最低限の部分をどう習得するか、です。

まず、修理技術です。

1 ネットの情報で独学
メリット:費用がごく僅かですむ!
デメリット:肝心なポイントが分からない(お客様のiPhoneを壊す可能性が)

ネット上にiPhoneの分解の仕方、修理の仕方は溢れています。
実験台のiPhoneを用意する必要はありますが、、、見ながら、実際にiPhoneを分解、組み立てを繰り返せば大体は習得できると思います。
私も色々なサイトを見ましたが、どれも簡単そうに分解しています。
しかし、壊しやすいポイントや、壊さない、簡単にやるコツ、など、肝心な部分を説明しているものは皆無でした。

仮に商売を始めたとして、、、お客様のiPhoneを壊したとしたら、、、中古のiPhoneを買ってあげるだけでも3万~4万。それで済めば安いもので、昨今はデータの消失が最も怖いクレームポイントです。

なので、あまりオススメはしません。

2 既存業者の研修を受ける
メリット:実体験に基づいた、しっかりした研修が受けられる。壊さない可能性が高くなる。
デメリット:費用が高い。フランチャイズ加入が条件

フランチャイズ加入がデメリットとなっていますが、あくまで、個人として商売をしている私の意見です。。。むしろ、メリットになる方も沢山いらっしゃいます。

実は私もこの方法です。
フランチャイズ加盟せず、研修だけ受講でした。

こちらが最も安心でき、自信がつくかと思います。
WEBの情報と比較し、さすがにポイントを抑えていますので、安心して開業できると思います。研修後のサポートがある所も多いですし。

しかし、費用が10万~15万と安くない割に、こんな内容?!というのが私の感想です。。。
まあ、なんと言いますか、、、5万円くらいの価値かなと。。。業者さんによって違うでしょうけど。



技術を身につけたら、85%あたりまで来てます。
修理用の工具を揃えましょう。商売道具です。
業者の研修を受けた方は、工具一式も貰えると思います。が、しかし、いざ開業すると足りないものが沢山でてきます。これは、一回一回の修理を反省し、こういう工具があればいいな、というのを繰り返して増えていくものです。

WEBの情報では、
星型ドライバー
プラス、マイナスドライバー
ヘラ
ピンセット
吸盤

このくらいあれば大丈夫に見えますが、私はこれらに、7つくらい足して使っています。
詳しくはまたお話ししますが、
10万~15万かかった研修でも、教えてくれなかった部分です。なので、初期のころのお客様は、かなり時間がかかってしまいました。ごめんなさい。

最後にパーツです。

これも、WEB上でいくらでも入手できますが、正直、高いです。もっと安く仕入れられます。
物の流れとして、
中国の生産工場→中国の問屋→国内の問屋→納品
というわけで、中間業者が絡めば絡むほど高くなるのは世の常ですね。
にしても高いと思います。元値の3倍は当たり前に乗ってる印象です。

ご自身で中国とのパイプがあり、安く仕入れられるルートがあれば、それがベストです。

こちらも、既存業者のフランチャイズに入れば、規模の経済で安く仕入れられると思いますし、同じグループ店舗どうしで融通しあったり、とメリットがあると思います。
ただし、フランチャイズ本部側も、この部品卸しを飯の種にしている場合が多く、ここに利益を乗せる。要するに元値を知っていると、高い、となる訳です。

このパーツの仕入れ値は粗利に直結しますので、非常に重要です、


私の場合、幸い中国にパイプがあり、仕入れられるルートがありました。

だから、フランチャイズに入りたくなかった、というわけなのです。


長くなりましたが、
最低限必要なものは3つ。
準備する方法は独学、自己開拓。もしくは、業者にリードしてもらう。

私個人的には、総合的にみて後者をおすすめします。

でも、もっと安く始められると思います。
独学とフランチャイズの中間みたいな感じで。企画します。


読んでいただきありがとうございます。

次は必要なお金と、フランチャイズについて書きたいと思います。