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DISCO CATのブログ

過去のディスコ・クラブ・ゴ-ゴ-喫茶・DJバ-等の写真/記事/資料(チラシ・ポスター・映画関係等)を集め、また過去の店舗名称使用イベント等を紹介。

メイド・イン・ニッポン[神戸1968] 

横尾忠則氏がデザインしたメイド・イン・ニッポン「ぼくが何もしなくて、だまっていてもサイケだといわれる。だから、何かやるとすぐ自分に反響が返ってくるので責任ありますよ」と語る横尾さんは、今やマスコミの寵児。西脇から神戸へ・神戸から東京へとデザイナーの道を歩んだ彼が、今夏の7月犯日には大島渚監督の映画〃新宿泥棒日記〃の主役岡ノ上烏男というフーテン学生の役を演じる。また一柳慧・高倉健友情出演の〃オペラ横尾忠則は唄う″のLPレコードをプロデュースして風呂屋の中で(擬音)男の純情を唄う。
「映画にかかるまで全部仕事をことわっていたけれど、神戸というだけで、この仕事引き受けてしまって…」と故郷神戸でデザインした店が、メイド・イン・ニッポン。阪急三宮西口寿本舗北側の三宮興業ピルの4階。100坪ちかい広さの室内は、横尾忠則のスペース・六千枚の
ポスターとGOGOを踊る若ものに、幻想的なプロジェクトとフラッシュライトの光があたる。
ケタタマシイ音イノシカチ画ウ楽にゆれる床は、猪鹿蝶が鮮やかな蛍光色で浮かびあがる。開店の花束にはすべて黒いリボン・経営者の中本一夫・政子夫妻の写真も黒枠。開店前夜「明日は二人を殺
してしまえ/」と葬式の形態をとることになったらしいが音と光と踊りの激しい動きのなかにとけこむとそんなものは何にも気にならない。
エアポケットになった小部屋へ入ると音が遮断される。部屋はラブシーンの男女のアップがすきまなくはりこめられている。
「湯ぶれの中に入ったり、つかったり。それぞれの空間を出たり入ったりすれば良いんですよ。この店も出来ればシーズンごとにデザインを変えてゆきたい。作ったものを次はこわして自分を否定してゆきたい。床の花札が、なぜエキゾチックに見えるのか、現代のような混血文化機械文化の中ではかえって日本の伝統的な情念がエキゾチシズムを漂よわせるんですよ」。
印象的な細く、長く、しなやかな、美しいが強じんな指。横尾忠則のすべてがこの指で象徴されているかのように思えた。

[名古屋1988] EXIT
東区泉1-23-1 ボイスビル6F
(1988.11-?)
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Thanks pick up HP/Maharaja story