スターシップスのTips | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

iPad専用ゲーム、Sid Meier's Starshipsをプレイしている。このゲーム、シドマイアーの名を冠したターン制ストラテジーゲームで、領国経営をしながらAce Patrol的なヘックス画面での戦闘を勝ち抜き、宇宙の支配権を争うもの。


前回レポートしたときは「難しい」と書いてしまったが、その後繰り返しプレイしてみたところ、そう難しいゲームでは無いことが判明した。それどころか、むしろ楽勝レベル。ランク「不可能」のインポッシブルモードですら、序盤を乗り切れば消化試合だ。XCOMのインポッシブルの難易度と比べると天と地・・・いや、宇宙空間とマントル対流くらいの開きがある。


要するにこのゲーム、クリア云々が目的ではなく、Ace Patrolのようにいかに高得点を出すかを競うゲームなのだろう。一回のプレイ時間も数時間で終わるので、これからは個々のミッションの高得点、あるいはトータルでの高得点を狙ってプレイしてみたい。


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今回はとりあえず、プレイ中に気付いた点やTipsを書いておこう。これを読めば、君も宇宙征服だ。



●ゲーム開始直後にすること

まずは初期状態で持っているエネルギーを使い、宇宙船をアップグレードしよう。最初から持っている装備にもよるが、最低でもエンジンは2に、シールド・装甲・長距離レーザー・プラズマキャノンは1にしておこう。魚雷と戦闘機も欲しいが、最低でもエネルギー300~400は残しておこう。最初の戦闘終了後の船体修理に必要になる。


続いて、リサーチ画面で研究を行う。研究は、Civilizationのように時間はかからず、必要な研究力を払えばすぐに利用可能になる。優先すべきは左側の列で、中でもエンジンの出力を高めるイオンドライブは欲しいところ。


ここまで準備できたら、早速手近な星に向かい、ミッションをこなそう。


ちかくにダークマターがあるなら、そちらに先に向かってバトルカード(戦闘の際に使えるアイテム)を入手してからでも良い。ダークマターは、訪れる度にバトルカードがもらえる。




ミッションにはそれぞれ難易度がある。正直、最初から高難易度のミッションに挑まない方が良い


ミッションが終了すると所定の報酬がもらえる。この後、艦艇の修理が必要な場合は修理しておこう。


影響力を行使した星には、早速初期状態で持っている食料を使って都市を造っておこう。ターンごとにもらえる資源が増加する。


メタル資源を使用して、資源産出量を増やす施設もつくっておこう。惑星のバイオーム(属性)ごとに産出量の多い資源が決まっており、地球型バイオームの場合は食料が、溶岩型はエネルギーが、砂漠型はメタルが、寒冷型は科学力がそれぞれ多めに産出される。




最初のターン、幾つかの星系を移動しているうちにクルーの疲労度が上がってくる。疲労度がMAX近くなったら、まだ影響力が100%ではない惑星を選んで上陸しよう(上陸地の惑星は、次ターンで影響力が+25%される)。これで1ターン終了だ。


ターンが進み、ミッションを成功させていけば、徐々に自文明の領域が広がり、ターンごとに得られる資源も増えてくる。敵とも領域を接し始めるだろう。


手持ち資源と相談しつつ、艦隊を強化するとともに支配下の惑星を開発していこう。毎ターン、食料は全て都市建設につぎ込んで良い。メタル資源については、潤沢になるまでは遺産ではなく施設強化に充てていこう。




●船体の強化と遺産

宇宙船の強化で最も優先すべきは、ずばりエンジンだ。移動距離を伸ばして敵の後ろに回り込み、必殺の一撃を浴びせるのが戦闘勝利の秘訣。従って、エンジンは真っ先に強化し、なるべく速度7.0を保つようにしよう。


順調に領土を拡大して数ターンが経過すれば、エネルギーも余ってくるようになるので、宇宙船の数を増やし強化していこう。エンジンや装甲、レーザーやキャノンもどんどん強化していく。ステルスやセンサーは正直いらないので、強化は後回しでも良い。普通に進めば、不可能モードでも4~5艦もあればクリアは余裕だ。


研究テクノロジーもどんどん強化する。時折無料テクノロジーをもらえるミッションもあるので、そういうときは一番研究コストが高いのを選ぼう。




後半に入ってメタルが余ってきたら、各惑星の遺産を積極的に取りに行こう。これは、Civの世界遺産のように、持っているだけで自軍に特定の能力を与えてくれるものだ。どれも強力なうえに、遺産を7つ集めることでゲームに勝利することもできる。(→実は、これが勝利の一番の早道)


もちろん、遺産にも優先して取るべきものがある。ワープ制御(ワープをコントロール)、インテリシールド(全方位シールド)、デュアル指令(2回行動)、ダメージコントロール(クリティカル無効)、ハイパーローンチ(戦闘機が射出後すぐに行動)、先駆け(最初に行動できる)などは特に優先して取りたい。先駆け+デュアル指令+ハイパーローンチの組み合わせなどで、最初のターンで一気に畳みかけることも可能だ。




●戦闘について

上の方でも少し触れたが、このゲームの戦闘のコツは、高い機動力で一気に敵艦の後ろに回り込んで、シールドの弱い船尾にプラズマキャノンを撃ち込むことだ。


そのために、可能な限りエンジンを強化して機動力を高めておこう。世の中常に早いものが勝つのだ。




このゲーム、攻撃の射程がかなり長いため、いかにこちらの宇宙船の機動力が高くても、相手に接近するまでに間に攻撃を喰らってしまう。そのため、できるだけ攻撃を受けずに待ち伏せ、相手に近寄らせたいところだ。そういうときは、アステロイドベルトなどの地形を利用しよう。


特に強力な遮蔽物は惑星だ。惑星は敵の攻撃を完璧に防ぐため、待ち伏せする絶好のポジションとなる。惑星の影に隠れて、敵を罠に誘い込もう。


もう一つ、待ち伏せと併用したいのが魚雷の活用だ。戦闘が開始されたら、予め敵の侵攻ルートを予測して魚雷を発射しておき、遮蔽の影に隠れよう。


魚雷は、まだ敵が分散しないうちに、最初のターンに複数撃っておくと良い。


敵は所詮AI。多少は回避行動を取るものの、しっかり魚雷に引っかかってくれる。早いうちから敵のシールドを削っておけば、より有利に立ち回れるだろう。




戦場の地形で最も使えるのがワームホールだ。これは、戦場の所々にある赤い渦で、そのマスに入るとランダムに他のワームホールにジャンプする。これを上手く利用すれば、敵を一方的にボコれる。


敵のAIは馬鹿なので、単純に自分の宇宙船を追跡しようとすることが多い。ところが、こちらの機体が1機でもワームホールで反対方向に行けば、それを追って転進したりする。これを利用すれば、敵の大群を分散させたりできるぞ。


ワームホールが相手の後方にある場合、ジャンプでいきなり後ろを取ることもできる。このようにメリットの多いワームホールを上手く使わない手はないだろう。


もちろん、敵と自分の位置関係によっては、ワームホールに飛び込んだ途端に敵のど真ん中に出てしまい、一方的にボコられることもある。そこは見極めが必要だ。



以上、とりあえず気付いた点を書いてみた。ここに書いてあることを実行するだけでも、不可能モードも楽勝でクリアできるだろう。しかしながら、このゲームはクリアだけが目標のゲームでは無く、いかに高得点を取るかを目指すゲームだ。しばらくはiPadGamerもスコアアタックにいそしむこととしたい。