XCOM: EWのインポッシブル中間報告 | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

ここ最近、ズーッとXCOM: EWのエイリアンどもに挑戦しては、幾度も幾度も返り討ちに遭っている。正月休みから今まで、もう何度リプレイしたか分からない。ヘボい司令官で部下には申し訳ないとは思っているのだが、部下の兵士達も同様にヘボいため、「俺は悪くねえっ!」と叫んでしまいたくなることも度々。


本当に僅かなワンミスで、一生懸命育て上げてきた部隊が壊滅していく。いきなり飛び出してきた敵に対して、必殺の距離まで近寄り叩き込むこちらの攻撃は、Missかせいぜいダメージ2。命中率なんか、90%以上でも当てにならない。


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全遮蔽で隠れている隊員が、敵の遠距離からの射撃を普通に喰らい即死。それを知った別の隊員が「ノノノノノ!」とかコメディアンみたいな声で騒ぎだし、味方に銃を乱射。普段は90%でも当てないくせに、こういうときだけはしっかり当てて射殺する。それを見たもうひとりが「あ゛あ゛あ゛~」みたいな奇声を上げながら、あさっての方向に走っていく・・・。


こんな感じで、たった一瞬でそれまでの数日の苦労が水の泡になるという良質のスリルを味わえるゲームがXCOMだ。読者諸兄にも是非この楽しみを味わっていただきたい。君たちもXCOMだ。




ところで、まだまだ全く最後にたどり着いていないXCOM: EWだが、序盤の乗り切り方についてはある程度知見が貯まってきた。というわけで、備忘録も兼ねて、EWでの序盤の戦い方をメモしておこう。

なお、プレイの前提は以下のとおりだ。
・難易度:インポッシブル
・レギュ:アイアンマン
・第2波:十人十色のみ選択




●兵士は大事に!

XCOMと言えば、ファイヤーエムブレムのようなターン制ゲームでありながら、兵士がゴロゴロ死んでいくことにかけてはRTSなみであるという、はなはだ命が軽いことで悪名高いゲーム。そんなわけで、つい兵士達を消耗品扱いしてしまいがちだが、これは大間違い。兵士が死にやすいゲームだからこそ、ある程度育った兵士の命は大切にしよう。


万が一、虎の子の兵士達がミッションで全滅してしまえば、新兵達で以降のミッションを勝ち抜くのはほぼ不可能。そのため、実は育った兵士達の命は極めて大切だ。大事な兵士を生かして返すためにはミッション失敗もやむを得ない、というくらいまで思い詰めなければ、EWを生き延びることは無理無理。


最優先で生き残らせるべきは、何といってもヘビーだ。ヘビーが2体くらいいるのといないのとでは、序盤の戦闘の難易度に天と地の差が出るので、ヘビーの命は大事にしなければならない。逆に、4戦目くらい終わった段階でヘビーがいなかったら、その先プレイを続けていてもおそらく時間の無駄だ。リセットして最初からやり直そう。


次に優先順位が高いのは、伍長以上になって部隊監視を覚えたスナイパーだろう。今回、スナが極めて昇進しにくいので、伍長以上にすることがまず難しい。そのため、スナの安全確保は極めて重要。ただし、序盤いないならいないで何とかなったりするので、ヘビーと比べれば次点にとどまる。




●戦略的拉致放置


普段は率先して対応すべき拉致だが、最初の数戦を上手く乗り切って2月目に入ることができたら、話が変わってくる。場合によっては、拉致を無視して見捨てる決断をすることも必要になるだろう。それを判断する基準は、ビーム兵器の開発だ。


2月目といえば、最短ルートで研究していれば、中旬にはレーザーの開発が完成するはず(武器のパーツ→ビーム兵器)。レーザーが使えるようになれば、アサルトとサポートの火力が一気に増す(新人も)。火力が上がれば、雑魚を一撃で倒すことも出来るようになる。これまでのように、隣接100%から必殺の一撃を撃ったはずなのに、与えたダメージ2!→次のターンにクリティカル瞬殺!・・・というコンボを喰らうこともなくなるのだ。


従って、チームにアサルトやサポートが多くて、あと少しでビーム兵器開発完了!というときは、レーザーが作れるようになるまで出撃を控えよう。多少パニックレベルが上がっても、気にすることはない。まだ序盤だから、その月の終わりに衛星を上げてやれば良いだけだ。それよりも、育ってきた隊員の命の方が大事。


一方で、その時点でチームにヘビー2、部隊監視スナ1みたいにライフル勢が少なければ、レーザーを待つ意味はあまりない。そのあたりは、戦力とのバランスを考えよう




●カーソルサーチ


XCOMの大きな死因の一つは、うかつに進んだ隊員がいきなり敵と鉢合わせし、返しのターンで殺戮が始まる、というものだろう。あらかじめどこに敵がいるか分かっていれば、このようなリスクを最小限に抑えることができる。そのための手法の一つが、カーソルサーチだ。


XCOMの隊員を動かす際、移動先をタップで選ぶことになる。このとき、移動先のマスに障害物がある場合は、オレンジ色の×マークが出て、そこを選択することができない。


もちろん、障害物ではなくそのマスにエイリアンがいるときも、オレンジ色の×マークとなる。これを利用して、ブラックアウトしているエリアをタップしながら×マークが出るところを探し、エイリアンの位置を補足するのが、カーソルサーチの技だ。


例えばこういうところ。通常移動可能な範囲なのに、明らかに不自然な移動不可能地点がある。こういうのは、エイリアンがいる場所だ。それをあらかじめ把握しておけば、隊員の位置取りを考えることもでき、死角からグレを投げ込んで敵HPを削ることもできる。


若干裏技気味ではあるが、バグ利用とかしているわけではなく、システム上許された戦術だ。厳しすぎるインポッシブルを生き延びるためには、必須ともいえるテクニックだろう。


もちろん、何度も死ぬことを繰り返せば、ある程度おおまかには敵の配置が分かるようになるので、カーソルサーチも楽になる。逆に、そこまで行かないとインポッシブルのクリアは無理かもしれない・・・。




●エイリアン基地襲撃のタイミング

ゼノバイオロジーを研究し、生きたエイリアンをリサーチ、さらにアウトサイダーをリサーチすればエイリアン基地が襲撃できるようになる。このエイリアン基地の襲撃は、EUの時は別に急ぐ必要は無く、こちらの戦力を十分整えフル装備になってからでよかったのだが・・・。


・・・今回のEWでは、可能な限り早めにエイリアン基地を襲撃した方が良い。なぜなら、基地ミッションが終了して半月ほどしてから、返しのXCOM基地襲撃が来るからだ。


基地を襲ってくるのはその時点で登場している敵なので、こちらの装備が整うまで基地襲撃を遅らせていたら、ミュートンエリートとかセクトポッドがわんさと押し寄せてくる。そうなってから戦って甚大な被害を出すよりも、早めにイベントを起こしてしまい、せいぜいメクトイドと戦うくらいの方がまだマシ。


いつ襲撃するかのタイミングは難しいところだが、レーザー+カラパスができたら即襲撃した方が良いという説もある。個人的には、SHIVをある程度強化してからの方が良いような気もするが、このあたりは今後も引き続き調べることとしたい。




・・・なんて書いているが、インポッシブルアイアンマンでは、そもそもエイリアン基地襲撃にたどり着くのでさえ至難の業。何度も試行できないので、攻略もそれだけ遅くなってしまい申し訳ない。


しかしながら、iPadGamerは攻略を書くために非アイアンでプレイするよりも、自分で楽しむためにアイアンマンプレイを選びたい派。だから中々攻略も進まず、隊員達は今日も奇声をあげまくり、一週間の苦労が一瞬で水の泡になったりし続けている。全くいかしたゲームだぜXCOMは!