Ravensword 攻略小ネタ&雑感 | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

Ravensword: Shadowlandsについて、これまで書かなかった小ネタを書いておこう。



●最近のアップデート
ごく最近のアップデートで、Loadingの画面がやや変わったのはご存じかと思う。


物を取ったり会話したりするとき、これまでは画面をタップしないといけなかったが、専用のボタンが新しく追加されている。


このおかげで、特に携帯ゲーム機式の持ち方をしているiPhoneのユーザーなどは、いちいち手を離す必要がなくなり、操作性は向上したと言えよう。


また、オプション画面右上のアイコンから、ボタン配置もカスタマイズできるようになっている。


更に、近接攻撃用の武器を振ったとき、一定量のエナジーを消費するようになり、エキゾーストするようにもなっている。これによって、敵の中に走り込んで無双することが難しくなった。これまでエナジーはほとんど意味無しだったので、これは良い修正だろう。


どうやら、重たい武器ほど、エナジー消費量も多いようだ。一方で、弓や銃にはエナジー消費はない。飛び道具の重要性がクローズアップされるかもしれない。




●ステルスの上手い入り方
プレイしていて、なかなかステルス状態に入ることができなくてやきもきしたことはないだろうか。これは画面上の自分の状態が関係している。


実は、ステルス状態に入ることができるのは、下の画像のような、自分の後ろ姿が大き目に表示されているときだけだったりする。


刀を振ったりすると、カメラが少し下がり、自分の姿が足下まで表示される。このときは、どんなに視点切り替えボタンを長押ししても、絶対にステルスに入ることはできない。


従って、ステルスに入りたければ、カメラがアップになった状態から入るようにしよう。


ちなみに、カメラが切り替わるタイミングは、ジャンプしたりローリングしたりしたときが多い。そのため、戦闘時にステルスに入りたいときは、走りながら連続でジャンプするなどして、カメラを切り替えるようにしよう。




●結局、強い武器は?
近接攻撃武器には、剣・斧・鈍器などがあるが、結局一番強いのは剣だ。武器を振ってみればすぐ分かるが、何よりも攻撃が出るのが速い。そのため、敵の割り込みを受けずに攻撃することが可能。


一方、斧や鈍器は、攻撃ボタンを押してから実際に攻撃が出るまでにタイムラグがあり、正直使い勝手が悪い。更に、剣よりも重たいという設定らしく、エネルギー消費量も多い。挙げ句の果てに、連続攻撃の段数も剣に比べて少ないと、剣より優れているところが一つもない


飛び道具の方はと言うと、結局、屋内や決闘では近接武器を使わざるを得ないので、万能とは言えない。しかし、弓などの飛び道具には、ステルス状態から撃てるという絶大なアドバンテージがある。敵に近寄る必要がないので、初撃はほぼ確実にスニークアタックを叩き込める。弓派の人は、サイレントハンターのスキルを上げておこう。




●ジャンプ斬り
走りながら剣を振ってみればすぐ分かるが、このゲームでは、攻撃するとき立ち止まってしまう。従って、一気に間合いを詰めて斬る、というとき、相手に十分近づかなければならない。これは、特にステルスをしているときは辛い。そこで、剣を使っている場合は、ジャンプ斬りしてみよう。歩くのに比べれば、比較的遠距離から飛び込んで斬ることができる。


一方で、斧や鈍器を使っている場合は、ジャンプ斬りはお勧めできない(というより、意味がない)。これらの武器は、ジャンプ中に攻撃しようとした瞬間、ビタッと止まって着地してしまうので、間合いを詰められない。こんなところも、剣に勝てない理由の一つだ。




●雑感
最後に、このゲームに関する大まかな感想を述べておこう。このゲーム、グラフィックは非常に美しく、フィールドも高低差・気候など変化に富んでいる。Aralonまでの馬に加えて鳥にも乗れ、思いもかけないところに行けたりなど、様々な冒険ができる。その意味では、非常に優れたポテンシャルを持つ作品であると言えよう。


残念なのは、その多様なフィールドを楽しみたいのに、それを全然活かすことができていないということ。折角の広いフィールドでも、ほとんどすることが無いのだ。Aralonに比べても、クエストは驚くほど少なく、ゲーム性の希薄さが否めない。大きな器で、薄いスープを飲んでいるような感じだ。


おそらく、本来は色々なクエストを追加するつもりだったのだろうが、発売を年末に合わせるために、プログラミングが間に合わなかったのだろう。その証拠に、先に進めば進むほど、クエストの数が減っていく。ギルドで受けられるクエストも、様々な問題を抱えているという雰囲気を出そうとしている割には、メインクエストを除けばたった一つだけ。


カンダタやラゴスがいそうな牢獄にも、特に何も秘密は無いようだ。


湿地帯は、特に何もすることが無い通過点。最南端の海岸地帯に至っては、広めのマップに、非常に美しい海のグラフィックが作り込まれているにも関わらず、奥まで行く必要が全く無いので、作り込まれた海のフィールドは完全に無駄だ。


いかにも何かありそうな町中の議会(カウンシル)も、結局はラストで議員から御礼をいわれるだけの場所。議員やギルドメンバーから御礼を言われ、メリッサと再会できたのはいいのだが・・・。


・・・これ以上、特にすることもないiPadGamerなのだった。




Aralonからおよそ2年たってリリースされた本作品だが、正直中途半端な状態で発売されたことは否めない。もちろん、これからのアップデートでクエストやシナリオが追加されると思うので、それに是非期待したいところだ。
・・・願わくば、Aralonみたいな、一撃で10,000ダメージくらい与えてくるような強大な敵も、是非追加して欲しい。