戦闘機フライトの常識 | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

Sky Gamblers: Air Supremacyで、相変わらずオンライン対戦を楽しんでいる。このゲーム、iPadのRetinaの紹介に使われたり、様々なデバイスでのデモに使われたりと、iOS最高アプリの一つとして完全に認知されたようだ。ナムコって・・・じゃなくて、ナムコアメリカって結構凄い。


ところで、これまで当ブログでは色々なSGASの攻略を書いてきたが、書き忘れていた戦闘機フライトの基本的な心得、そしてマニューバの使い方とかについて、若干追加しておきたい。


1.戦闘機はスピードが命
日本には、フライトシムプレイヤー全てにとって永遠の教本である『ヴァーチャル・パイロット・バイブル』という名著が存在するが、そこには「戦闘の優劣は運動エネルギーによって決まる」と書かれている。それは、SGASでも変わらない。
リスポーン直後や、激しい切り返しで速度が低下しているとき、機体は運動エネルギーを失った状態となり、敵機の機銃の格好のカモとなる。現に、リスポーン直後に、付近にいた敵機に「待ってました」とばかりに機銃を受け、木っ端微塵にされた経験を持つ人も多いだろう。(・・・最近のACE機体は攻撃力が高すぎて実際困る。)
従って、再出撃したとき、真っ先にしなければならないのはスピードの回復だ。再出撃するやいなや、すぐさま機首を下に向け、重力の助けを借りて、一瞬でも早く1000mphオーバーのスピードを出すようにしよう。これより低い速度では、お話にならない。

ちなみに、機首を下に向けることで高度は失ってしまうが、SGASの機体はみんな垂直上昇でも加速できるほどの大推力なので、高度はあまり気にしなくていい。・・・むしろ、高いところを飛んでいるとミサイルの格好の的だったりする。


2.相手の隙を狙う

何かに気を取られている敵、追撃に夢中になっている敵などを見つけたら、こちらのチャンスだ。後から狙いを定めて機銃を叩き込もう。
この手の敵は、何もしていないときに比べ、「あと少しで前の敵を倒せるかも・・・」などと考えるため、不意打ちを受けた時にも回避行動を取るのが遅れがち。そこにつけ込んで、一気に撃墜しよう。

逆に、自分も常に背中に気をつけておかなければならない。BASIC機体だと、あと少し・・・と思った瞬間に、RFU47とかの機銃の一掃射でズタズタになったりするので、要注意だ。


3.弱った敵を狙う
体力満タンの敵でも、ゲージあと僅かの敵でも、撃墜数1は同じ。ということは、弱った敵を優先的に狙おう。

弱った敵を狙うなんてひどい、という騎士道精神が通用したのは、インメルマンやリヒトフォーフェンの時代までだ。SGASは現代戦なので、遠慮なく狙って良い。逆に、弱った敵を残しておいてミサイルを撃たれたりしたら、こちらも無駄に回避行動を取らなければならない。そのためにも、弱いヤツから狙うのが重要だ。


4.マニューバについて
BASIC機体でのマニューバは、ACE機体に比べてミサイル回避にはあまり役に立たないと書いた。それは実際事実なのだが、BASIC機体であっても混戦時にはマニューバを使わざるをえない。

例えば、自機の背後にピッタリつかれていたりするときなど、いったん上昇してから任意の方向にロールし、直後に左右フリックによるマニューバで進行方向を変え、追撃してくる敵機を振り切る。

「任意の方向にロールし」というのがミソで、これによって敵機の追撃を困難にするのだ。RFU47やRF22などのACE機体なら、この機動でミサイルまで振り切れるが、BASIC機体ではそこまでは無理。ミサイルは素直にフレアで避けることとして、ついてくる敵をかわすのに専念しよう。

敵の旗を取るときや、旗をキャプチャーするときなどにもマニューバが使える。上フリックのマニューバでインメルマンターンをすれば、旗を獲りつつ、進行方向を逆転できる。特に、相手の旗を獲るときなどは、前方からも敵機が迫ってくることが多い。その時インメルマンターンをすれば、すれ違った敵機が自機を追おうと旋回する隙をついて、相手との距離を広げることができる。

ポイントは、相手と自分との速度差、すれ違うタイミングなどを見計らうこと。マニューバが早すぎると、敵機に完全に後をさらすことになる。相手がACE機だったら(最近はACE機しかいないのだが)、一掃射で撃墜されてしまうので要注意だ。


5.相手を見極める
オンラインでの対戦では、相手の力量を見極めるのも重要。ネーミングにSABとかSAWとかついていたりしたら、有名なフライトクランだ。この手のプレイヤーは、全員テクニックも高く、かつみんな一様にRFU47に乗ってたりする(泣)。こんな連中に迂闊に後を見せるのは自殺行為だ。


一方で、時たま激戦の戦場に初心者が迷い込む。ネーミングがPLAYERで、RF14に乗っていたりするのは、このパターンが多い。こう言っては何だが、この手のプレイヤーは放っておいて良い。戦局に絡んでくることは少ないので、後を見せても全く問題ない。

・・・時折、やたらにアグレッシブで、技量も高いRF14のPLAYERがいて、度肝を抜かれたりするが。