Sky Gamblers: Air Supremacyで面白いのは対人戦のマルチプレイヤーである。しかし、対人に出てもすぐにやられてしまうというのもまた事実。あり得ないほど上手いプレイヤーがゴロゴロしているため、のんびり飛んでいるとすぐにやられてしまうだろう（泣）。
対戦で勝ちたいと思うならば、アンロックできた
一番良い機体に乗るようにすれば良い。この方が、腕を磨くよりも手っ取り早くて効果は高い。それでも、自分の好きな機体に乗って対人戦でなるべく勝ちたいと思うのが人情だろう。
そこで、少しでも勝ちたい人のためのオンライン対戦での参考として、対戦攻略を以前書いたところだ。今回は、アドバンス編として、もう少し詳しい対戦テクニックを書いてみたい。
心得１：機銃はどのくらいから当たるか
SGASでミサイルと並んでもう一つ頼りになる武器が機銃だ。この機銃、ドッグファイトのトドメや基地の破壊時に大変頼りになる。機銃の当て方については前回の対戦攻略に書いたが、実は機銃は丸十字の
照準マークが出る前から射的距離内に入っていることをご存じだろうか。
機銃は、おおむね長距離ミサイル（黄色）が最初にロックオンするとき位から、既に射程距離に入っている。つまり、基地防衛ミッションなどでは、この下の画像のタイミングぐらいから、既に機銃も撃ち始めて良いのである。
機銃の弾が届くまでに時間がかかるので、当たっていないように思うかもしれないが、時間差で命中しはじめる。少しでも速く敵基地を破壊しようとするときは、あらかじめ機銃も撃っておこう。
また、敵機と正面から向き合ったヘッドオンのときは、相手もこっちに突っ込んできているので、むしろ照準マークが出るよりも
少し早めに機銃を撒いておこう。
照準マークが出たくらいのタイミングで、こちらは進路を躱して相手の機銃を避けるようにする。このことを知らない相手なら、勝手にこちらの弾幕に突っ込んできて、ダメージを受けてくれる。攻撃力の高い機体なら瞬殺も可能だ。
心得２：ヘッドオンでのミサイル回避相手が正面方向にいて、お互いに接近しているとき･･･DTBやCTFでは良くあるシチュエーションだ。こんなときに、相手からミサイルを撃たれたら、どうすれば良いだろうか。
良くあるパターンは、こちらもミサイルと機銃を撃ちまくりつつ、フレアで敵ミサイルを回避しながらすれ違う、というものだ。撃墜数を一つでも稼ぎたい場合はこのやり方でも良いが、貴重なフレアを一個無駄にしてしまう。DTBやCTFなどの場合は、出来ればフレアを使わずに回避したいところだ。
かといって、相手に横腹を見せるのは、先に自軍基地に取り付かれたり、自機の追跡を許したりと、相手に主導権を渡してしまい面白くない。そこで、正面からミサイルを撃たれたら、
バレルロールしながら回避しよう。
バレルロールのやり方は簡単。スピードを保ったまま、iPadを斜め45度に傾けて、機首を上に引き上げる動作をするだけである。実際の操縦桿で言えば、斜め手前に引き続けることで「らせん」を描いて飛ぶような機動だ。
スピードさえ十分ならば、このバレルロール機動で正面から来るミサイルはほぼかわせる。フレアを節約しながら敵陣に切り込めるので、特にDTBなどでは有効だ。是非マスターしよう。
心得３：ドッグファイト相手とのヘッドオンの状態からすれ違った場合、ドッグファイトに持ち込みたければどうしたら良いだろうか。実は、これにも正解がある。
正解は単純。
相手とすれ違った方向に向かって切り返すことだ。相手の見えた側に機体をバンクさせ、思い切り旋回する。決して、相手と反対方向に旋回しようとしてはいけない。このゲームでは、相手のいる側にオレンジ色のマーカーが出るので、分かりやすいだろう。この状態から、何とかして相手を視界に入れてロックオンしようという戦いが始まる。
ドッグファイトで一番怖いのは、
ブラックアウトだ。こうなると、ロックオンも出来ない。しかし、急旋回が辛いのは相手も同じである。
ブラックアウトしたときは、
機体をロールさせて旋回方向を変え、今度は逆方向の下向きに旋回するようにしよう。そうすれば、血流が頭に集まり、ブラックアウトを回復させつつ戦闘を継続できる。下向きに回転をし続けると、今度は頭に血が上ってレッドアウトを起こすので、そのときはまた旋回方向を変えよう。
このようにして、自分のブラックアウトは回復させ、失速を防ぎつつ敵の後を取ってロックオンできるようになるまで、
旋回に緩急をつけながら頑張ろう。難しいが、それだけにドッグファイトで勝ったときの喜びはひとしおだろう。
心得４：イジェクトによる脱出機体のHPが2割を切った、ここで脱出しておこう･･･というとき、懸命にiPadをシェイクしても
脱出できなかったことがないだろうか。
おかしい？と思って夢中になってiPadを振っていると、操縦がおろそかになって、地面に激突してしまったりする。
実際当方も何度もこのような状況になったのだが、何度か経験するうちに、どうやら分かってきた。どうも、旋回中など、機体を操作している最中にシェイクしても、なかなか脱出できないようだ。おそらくiPadの方が、
激しい機動を取っているのか脱出しようとしているのかを判断できず、旋回を続けようとしているのだろう。
（これは、iPadの方が正しい。敵機との激しいドッグファイトで、連続して切り返している最中に勝手にイジェクトされたら、プレイヤーは困ってしまうだろう。）
従って、イジェクトしようとするときは、まずは水平飛行に入って機体を安定させよう。そのうえで、おもむろに前後、または左右にiPadをローリングさせる。そうすると、スムーズにイジェクトできる。
問題は、タダでさえHPが低いのに、安定飛行なんかしていたら
格好の的になってしまうことだ･･･が、まあ仕方がない。HPが減ったら、出来るだけ戦線を離れてから、急いでイジェクトしよう。
