幼児のiPad利用は是か非か 専門家の意見分かれる


ウォール・ストリート・ジャーナル5月23日(水)10時13分配信







 今や米国の幼児の半数以上は、タブレット型携帯端末「iPad(アイパッド)」やスマートフォン(高機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」といったタッチスクリーンを使った携帯機器に触れている。



 子どもたちが長い時間をテレビやゲームに費やすようになって久しい。しかしタッチスクリーンの機器が子どもたちに及ぼす影響を研究している小児専門の神経科学者や研究者らは、これらの機器はテレビなどとは異なる効果を持つと示唆する。



 マサチューセッツ大学で心理学を教えるダニエル・アンダーソン名誉教授は、小さな子どもたちは1時間に150回、テレビ画面から目をそらすと指摘する。30年間におよぶ同教授の研究はまた、画面を見つめる子どもたちの視線が定まらないことを示している。



 一方、よくできたiPadのアプリは、より視線を引きつける。子どもが触る場所とアクションが起こる場所が多くの場合同じだからである。



 研究者の多くはこの特徴が子どもたちの学習を助けることになると期待している。「iPod Touch(アイポッドタッチ)」を利用したある研究によると、言語能力を育成する教育アプリ「Martha Speaks(マーサ・スピークス)」を使用した4~7歳の子どもたちの語彙力が伸びた。対象となった13人の5歳児の語彙力は平均27%伸びた。また別の教育的アプリを使用した研究でも、3歳児が17%の伸びをみせる同様の結果となった。



 シアトル小児病院で子どもたちの行動や発達に関する研究の責任者を務めるディミトリ・クリスタキス氏は「このようなテクノロジーが子どもに与える影響に関する研究は少ない」と指摘する。



 脳は生後数年の間に最も発達する。人間は脳細胞1個につき約2500のシナプスを持って生まれてくる。この数は3歳までに1万5000にまで増える。そして年をとると、その数は減っていく。



 クリスタキス氏によると、この時期にテレビを多く見た子どもほど、後に注意力に関わる問題を抱えやすいという。この調査は、研究室ではなく観察によって行われた。ただ、テレビと注意力の相関関係を示す研究は、ほかにはない。同氏はタブレット型携帯端末と子どもたちに関する研究はしていないが、子どもたちへの影響はテレビと同じようなものか、もしかすると、より著しいのではないかと同氏はみている。同氏はインタラクティブ(双方向性)という「iPadの強みの1つは、欠点かもしれない」と話す。



 私が息子に初めて借り物のiPadを持たせたのは、国境を越える旅客機に搭乗したときで、息子は2歳半だった。その前に飛行機を利用した際、息子は4時間のフライト中ずっと泣いていたので、iPadを持たせれば機嫌良く過ごしてくれるかと期待した。息子はすぐに使い方を理解し、5時間の飛行時間をゲームやお絵かきアプリで楽しんだり、アニメを見たりして過ごした。



 約1年後、妻と私はiPadを購入した。言葉ゲームやパズルを入れ、息子がもっと定期的に使えるようにした。息子はすぐに言葉の知識を身につけたようだった。ただ、心配なこともあった。息子がiPadを使っているときは「トランス状態」のようになってしまい、名前を呼んでも反応しないのだ。



 「それは集中しているため」だと指摘するのは、ジョージタウン大学のサンドラ・カルバート教授だ。たとえばレゴブロックに没頭しているときと生理的に同じだと、カルバート氏は言う。心理学者はそれを「フロー体験」を呼んでいる。



 ただ、微妙な違いがある。レゴブロックでは、完成したことを決めるのは子ども自身だ。一方、iPadではアプリが、課題が正しく達成されたかどうかを決める。研究者らは、この違いが子どもたちにどんな影響を与えるのかは不明だとしている。



 息子にiPad をやめさせるよう仕向けることは、すぐに毎晩のひと仕事になった。ボストンの小児病院でメディアと子どもの健康を研究する部門の責任者、マイケル・リッチ氏はその理由を「(iPadのアプリが)ドーパミンを噴出させるため」だと説明する。



 子ども向けの多くのアプリは、報酬を与えたり、思いがけないタイミングで興奮するような視覚効果を見せることでドーパミンが放出されるように作られている。そうすれば子どもたちが遊び続けるからだ。



 妻と私は子どもにiPadを使わせることをやめた。今では息子はめったにiPadを使いたがらない。息子は4歳で、息子の友達もiPadの流行りのゲームについて話したりしないので、iPadがないことを意識していないのだ。



 私たちが正しいことをしたのかどうかについて、取材をした専門家たちの意見は分かれた。約半数が、自分の子どもがいつもiPadで遊びたがり、ないからといってすすり泣くような行動をとれば、同じことをしただろうと述べたのに対し、残りは私たちが過剰に反応しすぎていると言った。







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引用:幼児のiPad利用は是か非か 専門家の意見分かれる












 これが野生のタカラトミーか……。



 「変形ロボット作ってみた 8号機」という動画がニコニコ動画で話題になっています。動画は5月5日に投稿されたもので、再生数は現在までで3万4000回、マイリスト数は2000回に迫る勢い。ランキングの「ニコニコ技術部」タグでは毎時ランキング1位にも輝いています。



 変形はすべて自動で行われ、自動車モードから人型モードへ15秒ほどでトランスフォーム! ちゃんと二足歩行も可能で、変形後にはいそいそと画面からフレームアウトしていく様がお茶目です。もちろん人型→自動車への逆変形もしっかりカバー。なにこれ欲しい!



 動画のコメントを見ると、「目標はトランスフォーマーではなく勇者シリーズなので、今後は飛行ロボットと合体する予定です」とのこと。なんとも先が楽しみなロボットです。



引用:すごすぎ! 完全にトランスフォーマーな自律変形ロボット










スマートデバイス導入のお悩み相談室:

 スマートフォンは便利なアプリが多く、中には無料でも業務にも役立つものがあります。「こんなに使い勝手がいい端末なんだから、仕事でそのまま使えれば……」そう思ったことがある人も多いはず。今回のお悩み相談は、会社で私物スマートフォンの利用が認められていない、IT業界技術職、受託開発をしている30代男性から。



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●今回のお悩み:会社の許可なしに私物のiPhoneを仕事に使ってはダメですか?



私物のiPhoneを業務に使っていたら上司に注意されました。DropboxやEvernote、Facebookなど、便利だし情報共有も早いし、業務効率も上がるはずなのに……。どうして認めてもらえないのでしょう?



●早田さんの回答:原則NG。どうしてもと言うのなら提案書を作って賛同を得ては?



 会社の許可なく私物端末を利用するのは、好ましくないと言わざるを得ません。とはいえ、何とか利用したいという質問者の気持ちも分かるので、解決策を少し考えてみましょう。



 まず、なぜ企業が私物端末を許可していないかという話ですが、参考として私達が日本企業のCIO(最高情報責任者)約50人を対象に行った「企業のスマートデバイス活用」に関する調査結果を紹介したいと思います。



 それによると、個人のスマートデバイスを業務で使うこと(BYOD:Bring Your Own Device)を自社企業で認めるかについて、28人が「認めない(企業内では会社支給のスマートフォン、タブレットPCを利用すべき)」。「認める(個人所有のスマートフォン、タブレットPCを積極的に活用すべきである)」もしくは「どちらでも構わない」がそれぞれ17人、6人でした。



 認めない理由は、やはり管理とセキュリティの問題。一方で、認めるという企業は会社側が端末を支給する負担が減るのと、使い慣れた私物端末を利用することによる業務の効率化に期待するといった意見が聞かれました。



 さて今回のお悩みへの回答ですが、業務内容が受託開発ということは、普段仕事で外に出る機会はほとんどないのですよね?



 私が勤めている京セラコミュニケーションシステムでも個人のスマートフォンの業務利用は原則として認められていませんが、社外にいることの多い社員だけでなく社内にいる人からも業務効率化の観点から「私物端末を活用したい」という声があります。



 また現場では「こういう使い方もできるじゃん」という発見もあります。そこで、いきなり「持ち込みたい」と提案するのではなく、直属の上司を説得したり、同僚にも共感を求めて仲間を増やしたりしているんです。もちろん、先ほど出たセキュリティや管理の問題で全ては認めてもらえませんが、現場からそうした提案をする意味はあると思います。



 質問者はIT業界の方なので、スマートフォンがどれだけ便利に使えるか、またどういうセキュリティ担保の方法があるかは、ある程度ご存じだと思います。「こうすれば安心して使える」というように自分でルールを作り、思い切って会社に相談してみてはいかがでしょうか?



 BYODに関して、現状ではまだ認めない企業の割合が多いですが、スマートフォンの普及具合や米国などの事例を見ていると、日本企業もいずれは無視できなくなるはず。先ほど紹介した調査でも、全体の33%に当たる17人がBYOD肯定派で、これは少ない数字ではないと思っています。業界動向のニュースなどを見ても依然BYODへの関心は高く、遅かれ早かれ、多かれ少なかれ、企業は個人端末の導入を前向きに検討してくるところが増えてくると感じています。ゆくゆくは個人のノートPCにしても、スマートフォンにしても会社のルールに沿ってうまく使っていく方向になる可能性もあります。



 また余談ですが、一般的にはIT業界の方がこうした動きに積極的な印象をお持ちかもしれません。でも実は知りすぎているからこそ、慎重だったりします。今BYODを導入している企業というのは、どちらかといえば業務の効率化を最優先として、思い切った策に出ているところが多いですね。質問者も「こうすれば業務が効率化する、企業にとっていいことがある」というプラス面の理由をうまく引き出し、提案してみてはいかがでしょうか?



[回答者:早田麻子、文:上口翔子,Business Media 誠]



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引用:私物のiPhoneを仕事でも使いたい……どう会社を説得すればいい?