アップルが目指しているモノ
それは、すべての小売りビジネスの決済をiPhoneで一手に受けてピン跳ねしよう、ってことなんじゃないでしょうか。というか、ここにiWatchが絡んでくる、と思います。
小売りの決済は、世界中のあらゆる小規模ビジネスに登場し、葬儀屋のようになくならない、安定ビジネスだに思います。もちろんアメックスやVisa、MasterなどのクレジットカードやPayPalなど大手から、SquareやCoineyなど相次ぐ新規参入に沸く分野ではあります。じゃぁ、ここを目指してアップルは何をしているのか。
iBeacon
昨年6月、アップルはWWDC2013でこっそりiBeaconを公表しました。これは、発信機に近づいた、または遠のいた、をトリガーとしてアプリを実行できる、という単なる一機能でしかありません。しかし、これを使って、入店したらクーポン付与、退店時に自動決済、のようなことができるようになる、と色んなところで話題になっていました。でも、たぶんこれだけでは前述の大手や多数の新規参入に勝つことは難しいでしょうね。
TouchID
iPhone 5sに新しいセンサー導入された指紋認証TouchIDは、今のところパスコード入力の代わり、ロック解除、iTunes Storeの決済確定くらいにしか使えません。TouchIDが導入された時点で既に、アップルがモバイル決済に参入するのことが囁かれていました。
特許
2014年1月に成立した米国特許により、アップルが小売りの決済に参入する意思が明確になりました。特許の解説はここにあるので端折るとして、ちなみに最初の出願は2012年の6月になってますね。余談ですが、1年半で成立って早いですね。
iWatchとリンク
iBeaconの噂では、iPhoneをポケットから取り出さなくても退店時に決済!なんて言われてましたが、実際のところ決済には明確な意思表示が必要なので、何もしなくても決済!なんてそんなことありえないと思いますね。かと言って、やっぱりiPhoneをポケットから取り出すのもあり得ないので、どうするのかなーとか思ってました。
そこで出てくるのがiWatchなのかな、と思います。品物を手に持ったまま退店しようとするとブルブル震えるiWatchをタッチすると決済完了、という仕組みなのではないでしょうか。たぶん巷で騒がれている指紋センサ内蔵の液晶パネルというのは、iPhone用ではなくて、まずはiWatch用なんだと想像します。そんな特殊な、つまり高価なパネルをいきなりRetinaを保ちつつiPhoneサイズで作るのはちょっと厳しいと思いますし。
結論
つまり、アップルは、小売りビジネスの決済をiWatchで一手に受けてピン跳ねしようとしている、ってことですね。