「俺、トレ選のセレクション、行けないんだって…」

「なんでぇ?」

「学校の生活態度が悪いから、新しい先生がダメって…マジ訳わかんねーし…。ジーコ先生がせっかく、推薦してくれたのに…」

「ふーん…残念じゃん…」(冷静なパパとママ)

「あ~、ジーコ先生だったらなぁ…」

「ん?ちょっと待てやい!なに甘えちゃってんの?お前さんの今までなんて関係なくねぇ?新しい先生は今のお前を見て判断してるんだから、身から出た錆でしょ?信頼関係なんて、そんな簡単に築けるもんじゃないっしょ!先生に甘えてんじゃねーよ!」

「ん~・・・、そうなんだけど…そっかぁ、うん確かに…」

「大事なのは自分で今、何をすべきか…まずは、生活態度を正して…プレーで結果を出す!じゃねぇ?」

「そっかぁ…確かに…うん!俺やるし!頑張るし!」

「やったれ!結果出してみい!」




「処で、生活態度が悪いって、お前さん、普段どんな態度してんの?」

「ン?別に…腰パンもしてないし…授業も真面目に聞いてるしなぁ…?あっ!たまにシャツが出てる!」


「・・・」



「シャツ…って…」

「ダラシナイんだよ。ボケ!」

昨日は8時から練習会…

オープニングも私だから、予約の状況によっては早めに帰れるかなぁ~

なぁんて甘いこと思ってたら…

怒涛の如くに予約が入り、休憩30分でパスタの早食い…(5分で食べたな)

最後に入ったお客様は、月1くらいで来る指名のお客様。

このお客様は、三歳のお子様がいらっしゃる、とってもカワイコちゃんのママ。

一見、普通のオシャレな今時の若いママだけど…

お子ちゃまは重い病気を患い、小児医療センターに入院している。

なので、毎日病院と自宅の行ったり来たりで、身体はボロボロ。

忙しい合間を縫って、いらして下さる。

うちのインディも、かつて、入退院を繰り返したことがあったから、彼女の気持ちは、ほんの少しは分かる。(今は全然、元気で、悪い事しまくってるからあせる)

ふと考えると、世の中には決して当たり前、ってことは無いということ…

みんな、当たり前に五体満足で生まれて、当たり前に育って、当たり前に生きて行くって思ってる…

でも実は、必ずしもそうじゃないって事なんだと思う…

人は自分がその環境に置かれないと気付かない。

だから、平気で心無い言葉も浴びせて来る。

自分にはどうにも出来ない事なのにね…

そう思うと私は幸せなんだなぁ…

インディやお客様や周りの人達が教えてくれたから…

当たり前って無いんだよ。
今、ここに元気でいることが奇跡なんだよって…

だから私は幸せなんです…
『あの頃があったから今がある、と言えるようになるためにも今から変わる』

昨日より今日、今日より明日…

一歩ずつ確実にですね…

はい、俊輔様。