え~と、プロフィール画像を変えました(描きました)
これでもがんばった!
下手とかいわない!
まぁ、あんまりうまくないけど
誰かさんのスクリーンショットよりはましかな?
まぁこれからうまくなりますよ!
きっと・・・・・
え~と、プロフィール画像を変えました(描きました)
これでもがんばった!
下手とかいわない!
まぁ、あんまりうまくないけど
誰かさんのスクリーンショットよりはましかな?
まぁこれからうまくなりますよ!
きっと・・・・・
これより手術を開始します。
亡、WINTERER OF THE RUNEをこの度移植することになりました。
前サイトは、すべて、死神&選ばれた人(?)さんに譲ります。
というか、ボクは離脱します。
皆さんさようなら(・_・)ノシ~☆
現在、移植手術は順調です。
手術終了後は、亡サイトから摘出部分を削除します。
まだ摘出中なので勝手に消さないでください。
そこのところをよろしく。
以上!
*SNOW LIGHT*
~雪明り~
CP1:旅立ち
雪の島・・・
島といっても、結構な大きさで、一周しようとしたら、何カ月もかかるほどの島である。
その島の中央部ジンマシン家である。
一家の長男、イェーフネンは、次期家長として大切に育てられてきた。
次男のイオリスも、そんな兄を慕っていた。
しかし、イオリスの父は、兄ばかり大切にし、イオリスにはあまりかまってくれなかった。
イオリスも、そのことを、仕方がないと思ってもいたが、やはり、兄ばかりかわいがる父を、影で嫌っていた。
それでも、イオリスは、兄のことが大好きだった。
そんなある日、ジンネマン領の隣にある、ベルモヤ家の家長コーキ・トン・ベルモヤから、書簡が届いた。
このたびは、書簡をお読みいただき光栄に思う。
光栄とは言ったが、私個人としては、貴方方のことをあまり光栄に思えない。
三日後の明朝、このベルモヤ領を広げるべく、1000の軍隊を派遣する。
降伏なされるのならば、お命だけはお助けしよう。
コーキ・トン・ベルモヤ
「な、なんだって!」父が驚いた声を出した。
「書簡にはなんと?」兄が聞いた。
「戦だ!今すぐ兵をあつめろ!イェーフネン!家宝を隠しておけ!」父が大声でそういった。
イオリスは驚いた。まさかこんなに早く、ベルモヤ家が攻めてくるとは・・・。
その日、ジンマシン家の私兵が、邸宅の前に集められた。
(す、すごい・・・)イオリスは思った。こんなにたくさんの兵がいたとは・・・
しかし、イェーフネンは驚くそぶりを見せなかった。
(兄さんは知ってたんだ・・・)イオリスは、すこしさびしくなった。
父は、兵にいろいろなことを指示していた。
そんなとき、兄が父に言った。
「敵を迎え撃つのならば、あの森を利用しましょう。伏兵を仕掛けられますし、いざとなったら火をかければいい。」
「さすが、我が子だ。」父は感心したように言った。
「で、でも、森には怪物が・・・。」イオリスが言った。
「っは、お前はまだ子供だな、そんなものを信じているのか・・・少しはイェーフネンのように大人になったらどうだ?」父は、冷たくそういった。
「でも!」イオリスは言いかけたが、父に止められた。
「もういい!おまえは、寝ていろ!」父はそうどなった。
気がつくと、もう日が沈んでいた。
なんだか一日が早く終わった気がした。
イオリスは自分の部屋に行って眠りについた。
次の日――――――――――
今日はあいにくの雨だった。
イオリスの心を不安にさせる。
イオリスは部屋で一人で過ごした。
部屋でボーとしている間に、雨がやんだ。
嵐の前の静けさ――――――――――――――――――――
そんな言葉が頭をよぎる。
だれかが、こっちに走ってくる音がした。
扉が開け放たれる。
「イオリス!敵が攻めてきた!」イェ―フネンがあせった顔をしていった。
「え!?明日じゃないの?まだ2日しかたっていないのに・・・・」
「不意打ちだ!とにかくいそげ!」イェ―フネンはそう言って、イオリスの肩を引っ張って、走っていった。
イェ―フネンに引っ張られて、イオリスは外に出た。
そのまま、森までやってきた。
(怪物・・・・)イオリスは、そんなことをおもった。
森の中には父がいた。それと数人の兵も。
「敵は、もうすぐ森へ入る。急いでわなを仕掛け、兵も配置した。ここにいれば安全だ。」父が言った。
しかし、イオリスはそんなことより、怪物のほうが気になってしょうがなかった。
そんな時、一人の兵が走ってきた。
「た、大変です!敵がわなを突破してこっちにきます!!今すぐ逃げてください!」慌ててそういった。
「っち、こうなったら仕方ない。」父はそうつぶやくと、こっちをみていった。
「イェ―フネンとイオリスは、今すぐ逃げろ!」
「と、父さんは?」イオリスは聞き返した。
「わたしはあとでいく!さあいけ!」
イェ―フネンは、何か言おうとしたが、イオリスをひっぱて、かけだした。
森を出た。
背後で、木が折れる音がいた。
イオリスは思わず振り返った。
木の先から何かが飛び出している。
(え・・・あれは・・・・なに?)イオリスはおもった。
「に、兄さん?あれってまさか・・・?か、怪物じゃあないよね?」イオリスは恐る恐る聞いた。
「おまえはここにいろ。」イェ―フネンは、そう言って駆け出した。
イオリスはぽつんと独り取り残された。
しばらくしても、兄は戻ってこなかった。
イオリスは心配になって森に入っていった。
森の中心部へ・・・
奥へ、奥へと・・・
急に森の木々が押し倒されて、ひらけたところに出た。
そこには、怪物がいた・・・・
そしてその手には、兄の姿があった・・・
(今ごろきたか・・・臆病者のイオリス・・・)心の中にそんな声が響いてきた。
(怪物!?)イオリスは、心の中でそうつぶやいた。
(怪物とは失礼な・・・我が名は、リーパー・・・)
リーパー・・・イオリスは心の中で繰り返した。
(そんなことより・・・)イオリスは現実に引き戻された。
「兄さん!だ、大丈夫!?」イオリスは叫んだ・・・。
「い、イオリ・・・ス・・・くっくるな!おまえは・・・にげろ!にげるんだ・・・・そして、生き延びろ!」
イェ―フネンがまだ何か言おうとしたが、リーパーが手の力を強めた。
「ぐぁっ!!」イェ―フネンは死んだ・・・
「に、にいさーん!」イオリスは絶叫した。
リーパーはこっちを向いた。
イオリスは兄に言われたことを思い出し、必死で逃げた。
森を一気に駆け抜ける。
森を抜けた。
どこかですすり泣く声が聞こえた。
イオリスはあたりを見回した。
声のするほうへ言ってみた。
石の影に、少女の姿があった。
「だ、大丈夫?」イオリスは、恐る恐る話し掛けた。
「ん?あ、あなたは?」少女はこっちに聞き返してきた。
「ボ、ボクは、イオリス。」イオリスは言った。
「イオリスって言うの~?わたしは、リリミン。」リリミンは答えた。
(い、いつの間に泣き止んだんだ・・・?)イオリスは、心の中で軽く驚いた。
「えと、どうしたの?」イオリスは聞いてみた。
「わかんないの・・・」リリミンは答えにならない答えを返した。
「・・・なぜ・・・・?」イオリスはもう一度聞き返した。
「思い出せないの・・・気がついたらここに・・・」リリミンが、弱弱しくそういった。
(じゃあ何で名前がわかるんだ・・・)イオリスはそう思った。
「名前しかわからないの?」遠まわしに、そう聞いた。
「だって、紙に書いてあるもん!リリミン・トン・ベルモヤって!」
「え!べ、ベルモヤ!?」イオリスは驚いた。
「そうよ?それが?」リリミンは、こっちをみて聞いてきた。
「な、なんでもないよ・・・」急いで言いつくろった。
「な~んだ。」リリミンもぜんぜん気にしてない。
「と、ところでこれからどうするの?」イオリスは心配そうにたずねた。
「ん~、イオリス君についてく!」リリミンは元気よくそういった。
イオリスは耳を疑った。
「え!?そんなこといわれても・・・」
「お願い!!いいでしょ?」
(なにがどういいんだか・・・)イオリスは当惑した。
「だって、僕だって帰れる場所が・・・」といいかけて、
(ウォルナットのとこに行けば何とかなるかも・・・・)そうおもった。
「ある・・・そこに行く?」イオリスは、一応聞いてみた。
「うん!」と元気な答え返ってきた・・・
イオリスとリリミンはいっしょにあるきだした。
(はぁ~、なんでこんなことに・・・)イオリスはつくづく思った。
ウォルナットの家は、ていたくをはさんで森の反対側にある、イオリスは、幼いころからちょくちょく邸宅を抜けては、遊びに行っていた。
しばらくして、リリミンが口を開いた。
「お、おなかすいた・・・」
イオリスも、朝ごはん以来何も口にしていなかった・・・
「ごめん、今何にも持ってない・・・」イオリスはすまなそうに言った。
「あ~ぁ・・・・おなかすいて死にそうだよ・・・・」リリミンはそう言って地面にへたり込んだ。
「おぶってやろうか?」イオリスは気を利かせていった。
「うん!」リリミンはそう言って背中にかぶさった。
(お、重っ!)イオリスはそう思ったが、それを口に出して言わないくらいのセンスはあった。
リリミンを負ぶったまま、しばらく歩きつずけた。
ようやくウォルナットの家に着いた。
ここから新たなる日々が始まった・・・・・
朝から、晴れている。
イオリスが、ウォルナットのところへ着てから、数日がったた。
今日も、木剣のぶつかり合う音が、森にこだまする。
「イオリス!!まだまだ詰めが甘いぞ!!」ウォルナットが叫んだ。
イオリスの木剣が弾き飛ばされる。カ―ンという高音が澄み切った空に響き渡る。
「ハァハァ・・・」肩で息をするイオリスは、ゆっくりとウォルナットを見上げる。
「何だその目は?いやならやめればいいんだ・・・」
「まだまだ!!」イオリスはそういって、木剣を拾い、低い姿勢で、ウォルナットの袈裟を切り上げようとした。
ウォルナットは、まるでそれが前から分かっていたかのように、片手で軽々と防ぐ。
イオリスは間伐入れずにウォルナットの首を狙う。
すかさずウォルナットは、剣を縦に構えて、防ぐ。
防がれようが、よけられようが、イオリスは、連続で攻撃を繰り出す。
ウォルナットは、それを完全に防ぐ。
「ハッ!」イオリスは、高速で縦に剣を振り下ろした。
ウォルナットは、バックステップでかわす。イオリスは、全力で剣を振り下ろしたので、一瞬隙ができてしまった。
「っふ、それじゃあ命がいくつあっても足らんよ。」そういってウォルナットが木剣で、イオリスの頭を、こづついた。
「いってぇ~」イオリスが顔をしかめて頭を抑えた。
「はぁ~、いつになったらその無茶な一撃が直るんだ・・・。もっと相手の剣先をよんで、すきをつくんだ。」
イオリスは、もうこりごりだという顔をして、ウォルナットの家に入った。
中には、リリミンがいて、心配そうな顔をしてこっちをみていた・・・
「そんなにがんばらなくてもいいじゃない・・・。」
「いや、明日にでも、リーパーがあらわれるかもしれない、いつでも戦えるように修行しないと・・・」イオリスは遠くを見つめるようにしてそうつぶやいた。
「まあ、たべなよ・・・」そういって、リリミンは、大皿にスープを盛って、イオリスに渡した。
「こんなに食えねぇーよ・・・」イオリスは思った。(お前じゃあるまいし・・・・)
それでも、残すとリリミンに怒られそうだったので無理して食べた。
(はぁ~、食いすぎちまった・・・)そう思いつつ、イオリスはベットに寝転がった。
視界が薄らいでいく。イオリスは眠りについた。
――――――本当にこんなことに・・・・
こんなことに、なるなんて・・・・―――――
次の朝―――――――――――――
今日も暑い日になりそうだ・・・
イオリスは、のそのそとベットから這い上がった。
そのまま、のそのそと食堂に向かった。
「おはよ~☆ごはんだよ~☆今日は、パンとハムとウィンナーとベーコンとジュース!!」
そう言ったのは、リリミンだった。
「え・・・・。それって・・・・パンと・・・・肉と・・・・肉と・・・・肉と・・・・ジュース??」
「えっ!?ばれちゃった?イオリスってさぁ~お肉く好きだよね??ね?」
「き、嫌いじゃないけど・・・・」イオリスは思った。
(こ、ここは、うそでも好きっていわなきゃいけない気がする・・・・)
「いやっ、肉は好きだよ・・・」
「でっしょ~?いっぱい食べていいんだよ!!」
「あんまりおなかすいてない・・・」イオリスは、適当に言ったが、事実だった。
昨日の夜、バケツいっぱいのスープを食べたからだ・・・
「なんだぁ~~~~せっかく作ったのに~~~」
(やいただけじゃん・・・)イオリスは、そう思った。
「また今日もやるの?」
「あ?あぁ・・・・そう言われりゃそうだな・・・・じゃあ、今日は、やめとこ・・・」
「な、なんか、あさっりだね・・・。」
「う、うん。べつにいいじゃん・・・。」
そう言って、イオリスは、家の外に出た。
特に行くところがあったわけではないけど、森のなかへ入ってみた・・・・
突然過去の思い出が鮮明によみがえった・・・
目の前で殺された兄・・・・
(兄さん・・・・)
急に心細くなった・・・・
イオリスは、走ってウォルナットの家に帰った。
誰もいなかった・・・・
「ウォルナット?どこだ?」だれもいないけど言ってみた・・・
「あ、それと、リリミンも・・・」そう付け足した。
一体なにが・・・
なんだか胸騒ぎがした・・・
悪い予感が・・・
する・・・
イオリスは、家の外へ出た。
すると、向こうからリリミンが走ってきた。
「イ、イオリス~!早くこっちに着て~!!」リリミンの様子が変だった。
「ウォルナットが~!!」
言うが早いが、リリミンは、イオリスを引っ張って走り出した。
「ウォルナットが~・・・ウォルナットが~・・・ウォルナットが~・・・」と繰り返していた。
リリミンは森へ向かっていた。
イオリスの頭に一抹の不安がよぎる。
ふと、リリミンが足をとめた。
目の前には、リーパーがいた・・・・
しかし、それ以上にイオリスには、驚愕した事実を目にした・・・
リーパーのその手にウォルナットが握られていた・・・
「・・・あ・・・ウゥ・・ウォルナット―!!」
イオリスは絶叫した。
「イ、イオリスか?」ウォルナットがうめくように言った。
「まだまだ教えることがあったが・・・無理そうだ・・・お前の兄さんが残した者をお前に返さないとな・・・」
「家の西にある、大木の根元だ・・ぐぁ!!」
「ウォルナット!!」イオリスが叫んだ・・・
「来るな!イオリス、早く逃げろ、そして生き延びろ・・・」
イオリスの頭の中で、記憶と現実が交差する・・・
そして、ウォルナットは力尽きた・・・。
「ウォルナット――――――!!」
ウォルナットが死んでから、数日がたった。
しかし、イオリスはまだ立ち直れていなかった。
「元気だしなよ・・・・・」リリミンが声をかけてくれた。
「う、うん・・・・」イオリスは、適当に返した。
「ほら!」リリミンはそういって、イオリスの肩をたたいた。
「ウォルナット・・・・ボクのために・・・。兄さんも・・・。」
「そんなこといっててもリーパーが倒せないよ!いつかリーパーを倒すって言ったじゃん!」リリミンは、肩を激しくゆすった。
リリミンは何気なくいったつもりだったが、その言葉は、イオリスの心を大きく揺さぶった。
(そうだ、ボクがリリミンとウォルナットの家に行ったとき・・・)イオリスの心の中で、復讐心が燃えあがった。
「ボ、ボクは、リーパーを、たおす!」とイオリスはいった。
「でも、どうやって?」リリミンはそういった。そして言った後に後悔した・・・
「・・・・・・・・・・・」イオリスは考えた。このままリーパーと戦っても、やられる・・・
「ど、どうすれば・・・いいんだ・・・」イオリスは急に打ちのめされた気がした。
口でいうのは簡単だ・・・
しかし、イオリスにはその力がない。
やる気を取り戻した瞬間、それは、すぐにきえさった。
「ね、ねぇ?」リリミンが唐突に聞いてきた。
「なんだよ・・・・・」イオリスはどうせこれ以上よくはならないという風にリリミンを見た。
「ウォルナットが最後に言った言葉覚えてる?」
「生き延びろ・・・って言ってた・・・・。」イオリスは力なく答えた。
「その前!」リリミンは、イオリスをせかした。
「えっと・・・」
イオリスは、ウォルナットの最後を思い出す。
苦痛に顔をゆがめるうウォルナット。
最後に必死で、いろいろなことを伝えようとした・・・・
(大木の根元!!)
「大木の根元!!」イオリスは思ったのと同時にいった。
「そうそれ!一体、何があるのかしら?もしかしたらリーパーを倒せる何かがあるかも・・・」リリミンがうれしそうに言った。
「いそいで掘ってみよう!」
イオリスは早速、その木へ向かった。
すぐに見つかった。
イオリスは根元を掘り始めた。
すぐに何かに突き当たった。
それは、剣だった。
真っ白い柄、真っ白い鞘、ゆっくりと持ち上げてみた。
イオリスは、なんともいえない何かが流れ込んでくるのを感じた。
視界がズームアウトしていく―――――――――――――
だんだんと意識が戻っていく―――――――――――――
イオリスは、ゆっくりと目をあけた。
目の前は一面雪に覆われた世界が広がっていた。
「こ、ここは・・・・」イオリスは、周りを見つめた。
イオリスは、わけもわからず歩き出した。
(なんなんだ・・・・ここは・・・・)
だいぶ歩いた。
しかし景色は一向に変わらない。
「・・・ だれだ? ここにくるのは・・・ なにをしにきた?」
「えっ!」イオリスは急いで振り返った。
「・・・ どっちをみている・・・」
イオリスはもう一度前を見た。
そこには、なにもいなかった・・・。
「どこにいるのですか?」イオリスは、誰もいない空間に言った。
「・・・ わたしはここにいる・・・姿なくとも存在はある・・・」
「そ、そうですか・・・。」
「・・・ まあいいだろう・・・・おまえはなぜ・・・ウィンターラーに手を出した?」
「ウィンタラ―?何ですかそれは?」イオリスは分からないという顔をして何もない空間に問い掛けた。
「・・・ ウィンターラーだ・・・・お前は、知らずに手をかけたのか?」
イオリスは、今ごろになってあの剣のことを思い出した。
「は、はい・・・でも、よくわからないけど・・・あれは、ボクの家宝の・・・・」イオリスは言いよどんだ。
「・・・ 人間の定めなど知ったことではない・・・お前に試練を課す・・・その剣の封印をとくのだ・・・」
「え・・・一体どうすれば?いいんですか?」イオリスは急いで聞き返した。
「・・・ 魔法王国・・・いや・・・無駄だ・・・運命には逆らえまい・・・」
「ど、どういう・・・・・」
イオリスは、最後までいえなかった。
また、イオリスは、体に何かが流れ込んでくるのを感じた。
意識が消えてくる――――――――――――
イオリス・・イオリス・・・イオリス・・・・
(誰かが呼んでいる・・・・)
イオリスは、はっと思って目をあけた。
「イオリス!大丈夫?」リリミンが心配そうな顔をして聞いた。
「う、うん。一体なにが・・・・」
そういったイオリスの手には、ウィンターラーが握られていた。
「こ、この剣・・・運命・・・抵抗・・・」
「え!?ど、どうしたの?」リリミンが驚いて聞き返す。
「魔法王国・・・封印・・・・」イオリスは、つぶやいた。
「い、一体何のこと?」リリミンがなおも聞く。
「魔法王国・・・魔法王国・・・魔法王国・・・どこかで聞いた気が・・・。」
「魔法王国ってなに?」リリミンが再度聞く。
「うるさい!」イオリスが耐えかねて叫んだ。
「魔法王国!ガナポリー!滅びの地!」イオリスは、一人で納得した。
「なに?それ?」リリミンは怒鳴られようが聞いた。
「大陸へ渡る!」イオリスはそういった。
「大陸へ渡る?」リリミンが繰り返す。
「うん・・・でもどうやって・・・」イオリスがまた考え込む。
「船で行けばいいじゃん!」リリミンが行った。
「どこにそんなものが・・・」イオリスは、すぐに跳ね除けた。
(第一、二人じゃ無理だ・・・一体こいつは何を考えているんだ・・・)
「テレポート!よくない?」リリミンがまた言った。
「おまえが、できるのか!」イオリスはだんだんイライラしてきた。
「できない・・・」リリミンはしょんぼりとした。
「どうすれば・・・行く場所はわかってるのにいけない・・・」イオリスが悔しそうに行った。
「ウォルナットの書斎にいっぱい本があるよ?なんかのってるかも?」リリミンが提案した。
(何でこいつが知ってるんだ・・・・?ボクでも知らないのに・・・。)
イオリスは不思議に思ったが、きっと食料庫だと思ってあけちゃったんだと納得した。
「よし!そうしよう!」イオリスは張りきってそういった。
イオリスとリリミンは急いで家に戻った。
大急ぎで、ウォルナットの部屋に行った。
イオリスは驚いた。
リリミンのいっぱいがこんなにたくさんのことを指すとは思ってもみなかった。
(じゃあ、リリミンが、「おなかいっぱい☆」って言ったときはこのくらい食ったってことか・・・?)
少し怖くなった・・・・・
壁にはぎっしりと本棚が詰まっていた。
本棚には、ぎっしり本が詰まっていた。
「・・・」イオリスは絶句した。
「ね?」リリミンは得意そうに言う。
「こ、この中のどこら辺にあるのかな?」イオリスは恐る恐るたずねた。
「そんなことしらないよ~!」リリミンは、ここまでが私の分担、後はよろしく!という風な顔をしていった。
「・・・」イオリスはまた絶句した。
イオリスは、本棚にある本を、ざぁ~とみた。
その中である本が目にとまった。
(え!?)
イオリスは、はしごを上ってその本を出した。
「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| {ΕиЯ‥ΔУΨеж}
| 魔 法 王 国の歴 史
「・・・」イオリスは、またまた絶句した。
(何でこんなものが・・・・ウォルナットの部屋に?)
何かわからない字の下にウォルナットの字で「魔法王国の歴史」と書いてあった。
イオリスは、本を開いた。
「・・・」イオリスは、さらに絶句した。
その本には、たくさんのことが書かれていた。
何かわからない文字で・・・・
イオリスは、ページをペラペラとめくった。
「え!?」イオリスは、思わず声に出してしまった。
「ん?どうしたの?」とリリミンが聞いてきたが無視した。
そこには、ウォルナットが書いたと思われる、紙があった。
――――――――――――――――――――――――――――
人の部屋には勝手に入るもんじゃない・・・・もしかして、私は
もうこの世にはいないのか?もしそうだとしても、かってにはい
るのはよくないぞ。ガナポリーに行くのか?危険だが、いつか
は行くのだろう・・・・この島を出る方法は見つかったか?船で
行くのは危険だ・・・どのみち危険な目にはあうのだろうが、回
避できるならそうしたほうがいい。一番楽な方法を教えてやろ
う。家を出て、森と反対側にいけ、荒地しかないように思える
かもしれんが、ずっと行けば、崖につく。その崖の周りを、探
せ。洞窟があるはずだ。その中に、結界石がある。それを使え
ば、一瞬で大陸にいける。あとは、その地の人にでも聞け・・・
私がしてやれるのはここまでだ・・・・
ウォルナット
――――――――――――――――――――――――――――
イオリスは泣きたくなった。
「リリミン!方法はわかった!今から行こう!」イオリスはリリミンに言った。
「zzz zzz zzz」リリミンは寝ていた。
「・・・」イオリスは、つい、絶句してしまった。
(起こすべきかな?それともベットに運ぶか・・・)
イオリスは、当惑した。
しかし、イオリスの良心が、彼女を運ぶという決定を下した。
(っぐ!おもい!前より重い!!なぜだ・・見た目は変わってないのに・・・)
そんなことを思いながら、リリミンを、ベットまで運んだ。
(さて・・・どうしようか・・・)イオリスは、これからのことを考えた。
(旅に出るのなら、準備をしないとな。)そう思った。
イオリスは、早速準備に取り掛かった。
まず、ウィンターラーを大切に布でくるんだ。
そしてそれを背中に背負った。
(・・・後何がいるんだ?食べ物かな?)
そうおもって、かばんに、保存の利きそうな、塩漬け肉と、水の入った水筒を入れた。
同じ物をもう一つ作った。
(も、もういいよな?準備完了か?あ・・たいまつとかもいるかも・・・)
そうおもって、かばんに、たいまつを入れた。
それからマッチも。
(はぁ~。これからどうなるんだ・・・・)
(明日にでも出発しよう・・・)
そう思い、今日はねることにした。
次の朝――――――――
「はぁ~よくねた・・・というより寝すぎた・・・」イオリスはそう独り言を言って起きた。
イオリスは、かばんを背負って、家の外に出た。
(昨日、なんとなく二人分荷物作っちまったけど、別にリリミンには関係ないことだし、ボク一人で行くか・・・)
そう思って、歩き出した。
1歩進んだ瞬間、目の前に誰かが立っているのに気がついた。
「おはよ~☆もういくの?」リリミンが聞いてきた。
「な、なんでいるんだよ!」イオリスは慌てて聞いた。
「だってイオリス、一緒にきてほしかったから、二人分かばんがあったんでしょ?」
「え、いや、そういう意味じゃなくて・・・つい・・・間違って・・・・。」イオリスは言いよどんだ。
「つよがらなくていいよ!」リリミンが元気よく言った。
(思えに強がってもしょうがねぇよ・・)イオリスはそっと思った。
「まあいっか・・・・」イオリスはあきらめた。
「つよがり~~~~~~!!」リリミンはまだ言っていた。
「もういいよ・・・いくよ・・・」イオリスはそう言って歩き出した。
こうしてイオリスとリリミンは、旅立った・・・
旅立った先に何があるのかも知らずに・・・・
CP1:旅立ち END