こんばんは衣織です。
↓前回の続きとなります。
↓汚部屋の始まりはこちらから
ここまで長かった。
Mちゃんからの
最初のSOSは６月でした。
梅雨時期にゴミ屋敷に入り
強烈生ごみ臭と闘い、
真夏の灼熱地獄＆虫大量発生にも
めげずついに秋になりました。
片付けしやすい季節になったなぁ。
頑張ってきたよ私達…。
しみじみ語るのはまだ早い。
ここからが勝負が始まるんです。
片付けで騒音が発生するので
大家さんとアパートの住人さんにも
事前に菓子折りを持って行こうと
思って、Mちゃんに伝えたところ、
「菓子折りって何？」
と言われました。
(¯―¯٥) えっ？
あれ聞き間違いかな…まさかね…
「ポン君、菓子折りって何って聞こえた？」
ポン君「聞こえた。」
ここにいると、頭が悪くなりそう…
「そっかそっか…なんでもないこっちの話」
住人へ菓子折りは大げさかもしれないけど
私は現在アパートに住んでいて
かなり音が響くことを知っています。
音に敏感な人もそれを
ストレスに感じる人もいると思います。
この菓子折りで事前にお知らせし
(有無を言わさず)お許しを頂くっていうのが
私は当たり前だと思っていた。
住人さんはMちゃんの部屋が
ゴミ屋敷になっていることを知りません。
Mちゃんちの部屋の中で山登りが発生します。
赤丸印にはビニールが埋まっていて登ろうとすると滑る。
所々ゴミ固めが甘くズボッとゴミの中に落ちる可能性がある。
引っ越しより騒音になると思います。
先に色々予測することが重要だと
思うんですけどね…
当事者のMちゃん、母親は
私達に丸投げ状態なので仕方ありません。
私とポン君が動くしかないのです。
菓子折りくらい、事前にMちゃんの
母親が用意するものだと思うのですが…
一部のお嬢様育ちには
庶民の一般常識が通じません。
余談ですが現在、問題になっている
どこぞのお嬢様の結婚問題でも
国民との考え方があまりにも
違い過ぎてこじれていますよね。
立場はかなり差がありますが
どっちもお嬢様です。庶民と
考え方が交わることは無いと思います。
お二人の結婚問題に関しては
国民の税金を使わないのであれば
好きにしてくださいって思います。
話を戻します。
菓子折り代も頂こうと思って
直接Mちゃん母親に電話をしました。
「大家さんとアパートの住人に
菓子折りを持っていこうと思うので、
その料金も後払いで頂きたいのですが…」
「菓子折りって何ですか？」
私の頭の中に鈴木雅之さんの
「違う、そうじゃない」がなぜか流れ始める。
あっやっぱりあなたもですか…
Mちゃんで免疫がついてたから
必要以上に驚かなかった。
お嬢様の方が菓子折りって
渡すこと多いんじゃないの？
それともお金持ちの間では
菓子折りを別の言い方なのか？
貰う側だけとか…かな。
私の常識を押し付けたらダメですね。
会話かスムーズに進まず、
聞き返されることが多くてイラっとする。
Mちゃんより話しにくい。
丁寧にわかりやすく説明したところ
「お金はいくらかかっても大丈夫。」
との事でした。
偽りでもいいから手伝うとか
車出すとか言って欲しかったなぁ…。
男に支払いさせるのが当たり前だと
思ってる女の子の嘘くらいでいいからさー。
片付けの前日に大家さんと
アパートの住人さんへご挨拶。
菓子折り効果で嫌な顔されなかった。
午後になり２名の業者が来ました。
大家さんに挨拶する為と…
衣装ケース３つと魚用の網を
持ってきました。
↓こういうタイプの物です。
魚用網はもっとまっすぐの部分の
横幅が広いものでした。
Mちゃんの服を入れるのかなと
思って聞くと、な、なんと！
衝撃の事実
ゴキブリは生きたままケースに入れて
持ち帰るそうです。
ゴキブリが出てもゴキジェット使わないで
業者の誰かを呼んで下さいとの事でした。
業者さんの知り合いに大量に昆虫を
飼っている方がいて餌にするそうです
嘘でしょ…。
ああいうのって餌用に飼育された
綺麗なゴキブリ食べさせるんじゃないの？
はっちょっと待って！
衣装ケース３つって…多くない？
怖かったけど聞いてみた。
「たぶん３つ満杯になると思いますよ。」
と笑いながら言われた私。
衣装ケース３つ満杯のゴキブリ…。
片付けであの部屋入るんだけど…
ゾゾゾゾ…
想像だけでやられる。
今回はここまで
次回はついに片付けに入ります。