前日は山本由伸にノーノーを喰らい、この日は宮城大弥ノーノー未遂を喰らっての完敗。

確かに山本由伸や宮城は球界を代表する好投手だけど、ここまで完膚無きまでやられると、もはや悔しいを通り越して情け無さの乾いた笑しか出て来ない。

こんな幼気なﾏﾘｰﾝｽﾞに対して情け容赦ない投球をするオリックス球団は、なんて鬼畜の所業をするんだ。

これじゃあ、まるでジャニーズ事務所じゃないか！

4連敗に3カード連続負け越し、そして26イニング連続無得点。

それにノーノーのおまけ付き。

39イニング無得点だったドラゴンズとどっちか上だろう？

仮に、もしマリーンズが2位上がりでCSファイナルに進んだとしたら、再びこの両投手と当たるわけで、これじゃあ全試合朗希が投げても勝てない。

復活の佐々木朗希見たさにチケット完売の満員御礼。

決して安くないチケットだというのに、この観客の入りは、何だろう？

信じられない。

その復活の佐々木朗希は、3回球数46球、被安打2、1四球、奪三振は2、自責点1で負け投手と言う内容。

最速161キロ出てたし、点は取られたけど制球もそう悪くなく、内容とすればまあまあだったと思います。

ようは、それ以上に宮城大弥の出来が良かったのと、病み上がりの朗希からオリックス打線が得点を奪ったということですね。

改めて見ると本当に良いピッチャーだわ。

右打者のインコースをえぐるクロスファイヤーといい、外に逃げるスクリューボール、鋭く落ちるスライダー、落ちるフォークボール、人を食ったようなスローカーブ。

貧打のチームでは、太刀打ちできない。

そんな宮城投手にきりきり舞いされるマリーンズチルドレン。

そんな中、唯一のチャンスは5回裏。

1死から四球で出た安田を佐藤としやが送り2死2塁

ここで岡が三遊間安打。

安田なら無理だろうタイミングながら大塚コーチはホーム突入を指示。

これ、間違いではない。

安田の足が遅すぎたのが要因だし、それでも送球がそれればセーフの可能あった。

硬直したゲーム展開では、冒険が必要。

笑えるのは、ホーム憤死のガッカリ感よりも、「岡ひろみ良くヒット打ってくれた！」的な拍手がスタンドに起きたこと。

安打1本出て拍手が起きるのを初めて見た。

満員のスタンド。

ろうきは3回でお試し降板。

その後の4イニングをカスティーヨ。

良いピッチングでしたが、流石に4イニングはないだろうと思ったら、きっちり1点取られた。

3番手は沢田。

最終回、平野が出てきて、ようやく中村奨吾にチーム2本目のヒットが出てチャンスを掴みます。

2死となり藤原四球で1・2塁（なぜ、ここで代打角中を使わない不思議）。

しかし、最後は山口がレフトフライに倒れて万事休す。

この2連戦、成すすべもなく敗れました。