2位攻防戦という、ある意味レベルの低い争いながら、結構両チームともに気合いを感じるゲームでした。

そしてその気合いで上回ったのはマリーンズでした。


この日のゲームは王者の野球。

こんな野球を常にしていたら、優勝も狙える。

現実はというと、晴れ時々曇りのやうに、こんなげーむは滅多にない。

台風が北海道を直撃するようなもんだ。


試合結果
8月13日 北海道日本ハム エスコンF
ロ | 000 202 200 6
日 | 000 000 000 0
H:10 E:1
H:3 E:1

【勝利投手】小島 8勝 8敗 0S
【敗戦投手】金村 5勝 5敗 0S

◆バッテリー
千葉ロッテ:○小島、澤村=佐藤、田村
北海道日本ハム:●金村、マーフィー、松浦、ザバラ=田宮

◆本塁打
千葉ロッテ:なし
北海道日本ハム:なし

(マリーンズ配信より引用)


マリーンズ小島和哉投手が神ピッチを披露。

それこそエースの投球!

と、褒めたいけど、これが果たして小島和哉なのかどうかは疑問符。

この日は確かに良かったけど、では次回は?

投げてみないと分からない、、、。

では困るのだけど、それでもイニングイーターとしてフルシーズンローテを守れる、これぞエースたるもの。


具体的には、ストレートが強く打者を差し込んだ。

であるからこそ、スライダーやフォークで打者を翻弄出来た。

ピンチといっても、エラーと四球のランナーを背負った4回くらい。

ここでレイエスはショート深いゴロ。

これを友杉好判断でサードフォースアウト。

これ、マリンで源田壮亮がやったプレイ。

友杉にそれが頭にあったかどうか?

機会があったら聞いてみたい。


どちらにせよ、このフォースアウトが大きかった。

無理して一塁に投げて内野安打だったり、無理な送球が悪送球になったり、ということがあったら、ゲームはどう転ぶか分からなかった。

友杉のセンスが光る好プレイでした。


打線は、前日のうんこ打線が嘘のやうな効果的な点の取り方。

先制・中押し・ダメ押しと、まるで王者の野球。


前日欠席だった高部あきと、角中勝也そして佐藤都志也がスタメンに連ねた事が大きかった。


先制の場面。

無死で藤原粘っての四球。

角中・ソトの連打で無死満塁。

ソトのライト前ヒットでセカンドランナー藤原三塁ストップは、大塚明のファインプレー。

ライト万波突っ込んで捕球して、そのままバックホームはストライク返球。

あれは普通突っ込むべき打球だけど、止めたのはナイス判断。


このチャンスに都志也ライト前タイムリー。

今度はセカンドランナー角中を回した。

これもナイス判断。

都志也の打球を万波、今度はバウンドを合わせられずの捕球だったから、強い返球は出来なかった。

結果、中継を挟むことにより、楽々セーフ。

角中の走塁センスもコーチャー見てたんだろうな。

大塚明、三塁コーチャーとして100点のお仕事。


続くポランコファーストゴロを清宮弾いてセカンドカバーして1アウト2・3塁に変わります。


ここて7番中村奨吾、ライトは定位置深めのライトフライ。

誰もがタッチアップと思えた打球だけど、今度は大塚明、ランナーソトを止めた。

そりゃあソトの足は速いとは言えないけど、打球の深さ、捕球体勢、次打者との絡み、それら全てか加味すれば、これはGOこそが正解。

結果的に送球は逸れたから、走ってればセーフだったと思われます。

この1点が取れなかった事が後々響かなきゃ良いのに、と思ったけど、これは杞憂に終わった。

やれやれ。


いや、何よりそれにより、中村奨吾選手の対日ハム戦、今季初打点が消えた。

中村奨吾で言えば、次の打席でも1アウト3塁の場面が有りながら、内野ゴロで打点をあげれなかったというオチがあったけどね。

(が2アウト3塁から友杉がヒットを打って打点を上げた)


中押し・ダメ押しについても、ソトやポランコ、都志也の活躍で挙げた得点であり、その点はお見事でした。


かくて、主軸が打ちエースが好投という完勝にて、鬼門北の大地で先勝を飾ることが出来ました。

この流れで何とか、勝ち越して欲しいと願います。

ここからファイターズは山崎祥・加藤貴之という左腕を繰り出してくるでしょう。

迎え打つマリーンズがどんな打線を組むのか、興味は尽きません。


さて、お盆休みのわたくしYG、今季3度目の北海道に飛びます。

お前が行ったから負けたんだ、なんて言われないようにマリーンズには頑張ってもらわれば。

実はわたくし今季まだエスコンフィールド北海道で勝ちゲーム見てないぞ。