西武ドーム駅には、対戦カードの勝敗別にレオ人形が並べられるらしい。

勝ったゲームはレオが正面を向き負けると後ろ向き。

つまり、対マリーンズ戦に限ってみれば、10個のレオか全て後ろ向きに並べられるという訳ですね。

これを見て帰るライオンズファンの気持ちは、いくばかりだろうか?


10個のレオ人形を見て、10人のインディアンの寓話を思いついた。


10人のレオが野球をしました

清原が去り9人になりました。


9人のレオが野球をしました

松井和夫が去り8人になりました


8人のレオが野球をしました

松坂が去り7人になりました


7人のレオが野球をしました

和田一浩が去り6人になりました


6人のレオが野球をしました

涌井秀章が去り5人になりました


5人のレオが野球をしました

岸が去り4人になりました


4人のレオが野球をしました

浅村栄斗が去り3人になりました


3人のレオが野球をしました

炭谷銀次郎が去り2人になりました


2人のレオが野球をしました

森友哉が去り1人になりました


1人のレオが野球をしました

山川穂高が去り


そして誰もいなくなった


試合結果
7月6日 埼玉西武 ベルーナドーム
ロ | 000 100 030 4
西 | 002 000 100 3
H:11 E:1
H:11 E:0

【勝利投手】坂本 1勝 1敗 0S
【セーブ】益田 1勝 2敗 13S
【敗戦投手】隅田 6勝 6敗 0S

◆バッテリー
千葉ロッテ:種市、○坂本、コルデロ、S益田=佐藤
埼玉西武:●隅田、ヤン、松本、本田=古賀、牧野

◆本塁打
千葉ロッテ:なし
埼玉西武:なし

(マリーンズ配信より引用)


ライオンズ隅田ちひろ投手、素晴らしい投球。

ボクが見た中で1番というくらい出来が良かった。

ライオンズ相手ならノーノーしてだろう。

ライオンズ打線を見てると、スタメンに全員友杉と小川が並んでるようだ、、、と言ったら失礼か。


逆に種市篤樹は悪かった。

自慢のストレートの走りも悪いし変化球の精度も悪い。

ライオンズ打線に普通に捉えられてました。

6回投げて9安打は打たれすぎ。

ある意味良く2点で済んだ。


逆にマリーンズ打線は、好調隅田をどうやって攻略するのかと思ったら、4回岡大海と佐藤都志也の二塁打で1点をあっさりと返します。

どちらも完璧な当たりでした。


7回代わった坂本から、山村のラッキーなタイムリーが飛び出し2点差にされます。

隅田投手の出来を見ればこれがダメ押し点かと思われたけど、まさかの8回反撃開始。


1アウトから藤原恭大の限りなく源田壮亮のエラーに近い内野安打で出塁。

打順が1番に戻り岡大海もヒットで続きます。

このチャンスに藤岡裕大詰まりながらライト前タイムリーで1点差。

この当たりで三塁まで進んだ岡大海の走塁も見事。


1点差の1死1・3塁となり、ここで投手交代。

佐藤都志也に対してフェン直打たれた事がナベQの頭にあったのでしょう。

しかし好調都志也、代わったヤンからライト線へのタイムリー2ベースを放ち逆転に成功します。

渡辺監督継投ミスを悔やみましたが、特にそれが悪かったとは思えない。

打った佐藤都志也が偉かったという事。

それと今シーズンの対戦相手の相性成させる技かな、

とも思います。


ただし、少しだけ苦言。

都志也の2ベースで逆転した後、ソトは三遊間を破りヒット。

あれは佐藤都志也、抜けてからでも良いので走って三塁行かなきゃ。

スタンドレベルで見てないので分からないけど、ショートが捕球すると見てセカンドベースに戻っちゃったのかな?


その後満塁となり打者中村奨吾サードゴロ併殺打。

1点リードの1アウト満塁。

僕ならここで代打角中勝也と思う。

ピッチャーは右の松本航に代わっていた事だし、満塁では逃げ場がない。


ここで突き放せれば、勝利はグッと近づく。

そう思うですよ。

結果的にリリーバーが1点差を逃げ切ったわけだけど、こういう場面でやるべきことをやる事が強いチームになるべき道だと考えます。

逆転した後の9回裏1点差益田直也登板なんてのは、悪魔のPayPayドームが頭をよがります。


野球を舐めては行けない。


逆転した後のマリーンズの継投は、8回コルデロ。

9回は益田直也が難なく締めてお見事な逆転勝利となりました。


この日の勝利は、打撃力の差と今シーズンの相性の良さがチームを勝たせた。

そんな感想を持ちます。