3度ある事は4度ある。
そんな格言は聞いたことない。
4日連続で9回ビハインドを追いつく、なんてのは奇跡としか言いようがない。
長く野球を見てるけど、こんなキセキは見たことがない。
キセキ、奇跡ときせきのバーゲンのやうだけど、11連勝そのものも奇跡。
本当にこのチームが11連勝するほど強いと思います?
その11連勝の中には、プルペンディあり、美馬学先発あり、そしてこの日は何とプロ入り2年目の19歳田中晴也クンで勝ってしまった。
これを奇跡と呼ばず、何を奇跡と呼んだら良いのか?
こんな良いことが続くはずがないと言いながら連勝はら11まで来ました。
こうなるとマリーンズファンの負の予感が働いて、反動が怖くなる。
試合結果
6月1日 阪神 ZOZOマリン
神 | 000 001 001 00 2
ロ | 000 100 001 01X 3
H:5 E:0
H:7 E:0
【勝利投手】澤田 2勝 0敗 0S
【敗戦投手】西純 0勝 1敗 0S
◆バッテリー
阪神:ビーズリー、石井、桐敷、岩崎、●西純=梅野
千葉ロッテ:田中晴、中村稔、益田、坂本、○澤田=佐藤
◆本塁打
阪神:なし
千葉ロッテ:なし
(マリーンズ配信より引用)
先発田中晴也投手、新潟日本文理高校からドラフト3位で入団2年目の若者です。
マリーンズとしては珍しく新潟出身。
同じ日本海でも石川や富山はいるけどね。
その田中投手。
立ち上がり先頭中野をフルカウントから見逃し三振に打ち取れたことが大きかった。
これが四球だったらどうなっていたか。
それもどちらとも取れるようなボールであったから、これもまたマリーンズの運であり田中晴也のツキであろうと思います。
185cmの長い手足から繰り出す140キロ後半のストレートが基本。
それにスライダーと鋭いスプリットが持ち玉かな。
初回、前川から奪ったスプリットの精度は見事でした。
結果、5回を投げて被安打2の6奪三振1四球は100点満点をあげたい。
惜しむらくは、勝ちを付けてあげたかった。
果たしてローテとして次もまたあるのかどうか。
チャンスをあげたいですね。
次回中日戦とか西武戦とかで。
その田中晴也5イニング。
6回から第2先発という位置付けの中村稔弥がマウンドに。
その中村投手。
簡単に2アウトを奪うも、そこから内野安打と2ベース、それに近本四球で満塁のピンチ。
ここで、このシリーズラッキーボーイの前川に死球。
同点になります。
田中晴也の勝ちが消えた。
打線はタイガースのジェレミー・ビーズリー投手が打てません。
パワーピッチャー苦手だし、打線そのものも低調だしね。
しかしそれでも4回、安田のラッキーなベースに当たるタイムリー2ベースにて先取点。
追加点を奪えなかったのはマリーンズだから。
同点のまま最終回。
マリーンズのマウンドは益田直也。
無死で近本死球。
いきねり走って無死2塁の形を作られます。
打てないチームはこれがベストな攻撃。
前川セカンドゴロでランナーを進め、渡邉諒の犠牲フライにて勝ち越し点を奪われます。
こうなると阪神はクローザーに岩崎を指名。
その岩崎から1アウトから代打中村奨吾センター前、近本取れず2ベースで出塁。
続く佐藤都志也倒れて2アウト。
友杉3-2のカウントとなり、レフトスタンドからあと一球コールが響く中、友杉の放った打球はレフトオーバーのタイムリー2ベース。
土壇場またしても同点に追いつきました。
試合は5試合連続の延長戦に。
マリーンズ10回のマウンドは坂本。
ランナーを出しながらも抑えます。
10回裏阪神のマウンドは西純矢
無死で四球のランナーを出すも、アホの一つ覚えのような送りバントでランナーを進めるも後続が倒れ無得点に。
ピッチャーが制球に苦しんでるのに、何故1アウトをくれてやる必要があるのか、理解に苦しむ。
11回マウンドは澤田。
こちらもランナーを許すも後続を抑えます。
中村奨吾のベスト・オブ・ザ・プレーもチームを救ったし盛り上げました。
そして迎えた延長11回裏。
先頭の中村奨吾ヒットで出塁。
この回もバントで送ります。
ピッチャーは西純矢が回跨ぎでマウンド。
友杉倒れて2アウトになるも、愛斗がライトオーバーのタイムリーにてサヨナラに成功。
11連勝となりました。
キャンプで最後まだ居残り練習をしていた愛斗に神様が微笑んだ
と、写真提供のイ◯ケンが申しておりました。
ヒーインは、同点打の友杉とサヨナラ打の愛斗。
これはヒデとロザンナの愛の奇跡。
何の関係もないけど語呂合わせという事で。
以下画像
始球式の袴田さん。
マリーンズOBの袴田さんの娘さんかと思ったら、全然違うんだって。
た◯活
日本文理出身の田中投手
クラムゾン高校出身のビーズリー
ソト
タイガースラッキー7
夏の雲です。
ライトスタンド