福岡3連戦の遠征から帰った日曜の夜、喉が痛い。

中洲の日中の暑さとエアコンの寒さの温度差にやられたかな。

そんな風に思ってました。

月曜、喉の痛みは取れず、心なしか身体もだるい。

コロナ感染が頭をよぎりましたが、まあ大丈夫だろうとたかをくくり、金曜日休んだから、溜まってる仕事を淡々と。

月末業務を理路整然とやり抜き、夕方にはヘトヘトで、身体の変調に気付きませんかった。

月曜は野球が無いから、海浜幕張の馴染みの健さんところで整体60分で癒してもらい、夜は息子と待ち合わせて一緒に夕食。

これが月曜日のルーティン。



翌火曜日。

朝から体調悪い。

それでも仕事に行き、仕事中は喉の痛みもさほど気にならない。

午後からは結構辛くなり、ふらつきそうになる。

でも火曜日はマリンで対日ハム3連戦の初戦です。

北海道からタクさんファミリーも約10年ぶりの来マリンということで、挨拶したい。

そんなことを思いながらも自宅で嫁さんを待ってると、どんどん具合が悪くなる。

幸い自宅に抗原キッドがあったので、使ってみたら陽性っぽい。

かくて観戦は断念。


もう2階に上がって寝なさい!

という厳しいお言葉もあり、ベッドへと。

この状態でもうフラフラ。

そのうち気持ち悪くなり嘔吐しようと立ち上がるも、立てない。

這うようにしてトイレへ。

これは相当にやばい!

人生初の経験だ。

トイレから戻るも、今度はベッドに上がれない。

平衡感覚がおかしい。

ベッドに手をついて立ちあがろうにも、途中下手って床に崩れてしまう。

何とか辛うじてベッドに横になり就寝しようとするも、今度は寒気がしてたまらない。

長男がアクエリアスとロクソニンを届けてくれたので、それを飲んでようやく就寝。


翌朝、途中目を覚ましたらトイレに行ったりと起きたけど、概ねロクソニンを飲んだせいか状態は落ち着きました。

寝汗をたっぷりとかいたけどね。


水曜日。

かかりつけ医に受診を願いたく連絡するも電話が一向に繋がらない。

朝9時から延々とかけ続け10:00頃ようやく繋がる。

そして15:00予約できた。


その間は仕事に行き、この日も出来るだけ人との接触は避けてマスクをし、淡々とPCに向かって仕事をします。

こんな状態じゃ、ランチを取るわけにも行かず、昨夜のセパンイレブンのハムサンドが最後を食事。

相当に腹減ったけど、じゃあ食欲があるかと問われれば、さほどでもないし、食べたいものも浮かばない。

延々と仕方ないからアクエリアスを飲み続けます。


15:00病院到着。

電話で問診した後、クルマに乗ったまま、外に防御服を着たナースが来て鼻の穴深く綿棒を突っ込み抗原検査。

そのままの状態で待つこと約30分。

やはり陽性という判断。

心の中では間違いでした、なんて一抹の希望を抱いたのだけど、甘かった。


すると今度はドクターが来て、服の上から聴診器を当てて診察。

先生の診察は1分。

「ではお薬を出しますね」

と言われ、駐車場にて待機。

処方箋は隣の薬局へ届けてくれたようです。

あくまで、病院と薬局には立ち入らせないぞ、という強い意志を感じました。

そりゃあそうか。


駐車場で待つこと約20分。

薬剤師の方がお薬をたくさんクルマてまで届けてくれました。

この暑い中、お外でエアコンの効いたクルマの中の患者に薬の説明するのは辛いだろうな。

たくさん説明があったけど、どうせ人の話は聞かないから、適当にくれれば良いのに。

でも、丁寧にお礼を言い帰路に着きました。

この間、約1.5時間。

長かった。


もちろん友人知人にはコロナ感染を報告し、マリンも当然欠席なので、僕のシート使う人が居たらどうぞと、5通路仲間のTちゃんにも連絡しました。


家に帰ったら奥様の機嫌が悪い。

マリン欠席もあるけど自分も仕事に行けない。

行動規制はないものの、福岡に遊びに行ってたというのがどうもバツが悪いらしい。


とにかく腹が減ったから何か食わせて。

と言うと、昨日持っていかなかったランチのおにぎりが冷蔵庫にあるからそれを食えと。

もっと胃に優しいものないの?

と、冷蔵庫を漁りヨーグルト発見。

そのヨーグルトとアクエリアスで当座を凌ごうと2階の寝室へ。

隔離生活だからね。


それでも、寝室でマリーンズ戦をスマフォで感染、、、違った観戦。

前日は流石に全く見てなかったから平穏で済んだけど、この日は笑っちゃうようなグダグダゲームで、こんな試合をスタンドで見てたら倒れるだろう。


結局、ゲーム終了まで、ヨーグルトと昨日のおにぎりで凌いだあと、奥さんがご飯と味噌汁とおかずを一通り用意してくれた。

しかし、あれほど腹減ってたけど、おにぎりとヨーグルトを食べたせいで、今度は食欲が湧かない。

結局は半分も食べれなかった。

残すのを極端に嫌がる嫁なので、怒られるかと思ったら、「食べられだけで良いよ、無理して食べると吐くよ」と優しいお言葉。

コロナ感染以来、初めて人の心が沁みた。


因みに友人のグループLINEには、こんな言葉ばかり。


「たかだか悪性コロナで弱虫過ぎる」


「糖尿病患者は死ぬよ、御愁傷様」 


「友人代表の弔辞は誰がやるか決めよう」


こんな奴らに通りもん。買ってきたオレがバカだった。

「通りもん買って来たから明日届けるね。マスク無しで行くからありがたいと思え。

痛みは皆で分かち合えと、マルコの福音書にもある」


すると

「絶対来るな! 1ヶ月は、檻の中で隔離してろ」

つれない返信。


木曜日。

感染初日を日曜とすると5日目。

潜伏期間を考え、発熱日を初日とすると感染3日目。

早めに就寝したせいか朝早くから目が覚める。

幸いもう熱はないようだ。

でも、喉の痛みが半端なく、鼻水も垂れ始めた。

厄介な風邪状態。

それでも根性で仕事に行きます。

だって第五類なんでしょ?

どうやらふらついて嘔吐と倒れた状態の火曜日がピークだったようです。

幸い死地は免れたようだ。

お花畑でおいでおいでをする美女には巡り会わなかった。


それでも、どうしてもしなければならない最低限の業務だけをして、15:00には自宅に戻り再びの隔離生活。

少し余裕が出来たので、野球のゲームが始まる前に寝室の掃除なんか始めちゃった。

普段絶対そんなことしないけど。

18:00からは初芝清さんの優しい解説を聞きながら、スマフォで感染、、、否、観戦。


日ハム全然弱くないじゃん。

マリーンズがたまたま効果的な得点を奪ってリードしたけど、ゲームとするとがっぶりよつの横綱相撲。

終盤マリーンズがクリンアップの連打やホームラン攻勢で大きくリードを奪うも、それに追い縋る姿勢も見せました。

ただ、後一歩及ばないのが最下位とチームなのかな。


マリーンズの新外国人、ブリッコリ、、、違ったなんかそんな名前の選手、慣れたら打てるのかな?

全然そんな風には見えない。

今、慣れる時間を取る余裕はないと思うけどね。

歯がゆいとはいえ、安田尚憲選手はマリーンズで1番打率が高いんですよ。


平沢大河がにほんかもホームランを打つとは。

多賀城の雄が仙台でどんな活躍を見せてくれるのか、見せてくれないのか、当然仙台には行きません。


週末も隔離生活との通達が出されてるので、果たしてどうやって暇をまぶそう。

「映画館なら行っても良くない?」と聞いても「ダメに決まってるでしょ!」とにべもない。


すべてコロナが悪い。

コロナ感染コンツェルトは続くよ、どこまでも。


来週のマリンからは復活出来ると思う。

多分、、、