少し前の記事によりますが、横浜ベイスターズが、ハマスタで出陣式&必勝祈願をファン参加型で行ったというニュースです。
記事によれば、本拠地の横浜スタジアムで「出陣式&必勝祈願」を同時開催した。両イベントを同日に実施するのは球団史上初の試み。バックネット裏の内野席には人数を制限した中ではあるが、ファンを無料招待して行われた。
との事。
こういうのをファンサービスという。
内容は以下の通り。
出陣式では三浦監督、右腹斜筋肉離れで開幕に照準を合わせて2軍で調整中の主将・佐野、左前腕の炎症で2軍調整中の今永、山崎、牧がグラウンドに登場してネット裏のファンの方向を向く形で着席。荒波翔氏が司会を務め、それぞれマイクを通して決意表明した。 続いて行われた必勝祈願では、横浜総鎮守である伊勢山皇大神宮から神職をグラウンドに招き、南場オーナー、三原球団代表、首脳陣、1軍選手も参加して行われた。 イベントの締めに三浦監督が「昨シーズンの悔しさを胸に今シーズン、スローガン『横浜反撃』を胸に、皆様と一緒に反撃のシーズンにしていきます。熱いご声援、よろしくお願いします」とマイクを通してあいさつすると、場内は拍手に包まれた。 訪れたファンには、続いてグラウンドで行われた1軍の全体練習も公開された。
そして訪れたファンは、練習見学まで出来たというのだから、ファンサービスとしては満点。
キャンプですら、まともに見れない中、こんな心遣いがあっても良い。
翻ってマリーンズはどうか?
出陣式が抽選となり、シーズンシートを20年続けて購入したファンも、初めてシーズンクーポンを購入したファンも同列の抽選となったことは昨年書きました。
そして出陣式そのものがコロナ禍で中止となり、それは今年も同様。
コロナ禍だから仕方ないじゃん、で済ませたという事です。
ベイスターズの対応とはえらい違い。
ファンのために何が出来るのか?
そういう発想そのものがない。
ファンサービスと言えば、今年の開幕マリンのチケット代金はどうか?
この金額が、マリンでマリーンズの開幕ゲームを見たいというファンの気持ちに沿ったものか?
内野指定ISが21,600円〜30,900円?
同Sが、13,000円〜33,900円?
2階の内野指定Bですら4,900円〜5,200円?
これ、ファンを舐めてないか?
家族4人で2階で見て2万円?
内野Sなら10万円?
コロナ禍で大変なんだから、これくらい取っても良いでしょ。
別に来たい人だけ来れば良いんだし。
球団のこんな声が聞こえそうです。
小学生2人を持つ野球好き、マリーンズ好きな家族4人が気軽に野球を見に行ける金額では無い。
こういう家族こそが、子供達が未来のマリーンズファンを支えていくんだ、という発想が無い。
マリン開幕戦のチケットが売れ残っていることに(株)千葉ロッテマリーンズの社員は恥じるべきだと思う。
今年マリーンズは、長く続いてきた配布のピンパッチが大幅に縮小されるとのこと。
これを楽しみにしていたファンも多かったはず。
僕だってそうです。
過去のピンバッジは、以下のように整理して自身のコレクションとして保存してます。
過去にはピンバッジ専用のケースも売ってたし、それが絶版となってからは、ちょうど良さそうなケースを所望してコレクションしました。
こういうファンだっているんです。
古くからのファンをおざなりにして、千葉ロッテマリーンズは何処へ行こうとするのか?