JALのラウンジでくつろいでます。





羽生結弦の4回転ジャンプ失敗のように、我々も飛べませんでした。


10日夕方から降り注いだ雪は未明まで間断なく降り注ぎ、朝の4:00の段階で積雪はこの通り。



飛行機は6:20の便だから、遅くとも5:00には出ないと間に合わない。

でも、首都高や京葉道路はチェーン規制がかかり、唯一速度制限のみで規制のないアクアラインではあるけど、そこへ辿り着くまでの国道16号をノーマルタイヤで走り切る自信は無い。

千葉でも年に1度か2度の大雪に備えて冬タイヤに履き替える用心深い方もいるようだけど、僕はその点全く無頓着。

そもそも、僕のクルマのタイヤの値段を考えたら、アホらしくて、とてもそんな気は起きない。

ましてはもう永久にチェーンなんぞはごめん被る。


雪道は運転しない、と言うのが僕のスタンス。

しかし、シーズンに何度もないその積雪がよりによって石垣島出立の日になろうとは!

これはもう呪われてる? とでも考えようか。


仕方ない、慣れない雪道で立ち往生は嫌だし、何より事故の元。

そう考え、6時の便はキャンセル。

しかし、連れ合いと二人しての「お供でマイル」を使っての今回の飛行。

これがなんともWEB上でキャンセルの手続きが出来ない。

朝の4時に秘書A氏を叩き起こそうとも思ったけど、そこは家人に止められ断念。

でも、このキャンセルが出来ないと代替えの予約が出来ない。


仕方ない、朝8時過ぎに、日差しも出てきたし、高速道は相変わらずチェーン規制がかかってたけど、一般国道はそれなりの交通量だろうから、走れるだろうと判断し、空港に向かいます。


すると同じ千葉でも僕の住んでる地域の雪の量は酷いものだけど、それ以外の沿岸部は、それほどでもない。

いや、普通に走れるやんヘベル。

そんな空港へ向かう中、ようやく繋がったJALと奥様交渉。

本来であれば、飛行機が飛んだ後のキャンセルはお受けできないが、雪とコロナという事情もあり、特例として、追加料金なしで午後の便に振替してくれました。


偉いぞJAL!

これまで色々恨みつらみあったけど、これで全て許す!


乗れなかった便の料金は諦め、改めてチケット取り直す覚悟していただけに、これはラッキーでした。

こういう交渉はA氏に一任がこれまでの常だったけど、嫁、珍しく頑張りました。


その嫁、空港への道すがら、「この程度の雪なら、チェーンや冬タイヤとはいかなくても、せめて四駆なら楽勝だったな」と僕が言うと

「私のクルマ四駆だよ」と、サラリと言います。

ちょうど一年前に買い替えた妻の車が四輪駆動とは知らなかった。

「去年買い替える時、言ったじゃん」と嫁、

全然知らんかったわ。

「だったらさ、せめて早朝の段階で、私のクルマで行く? とか言ってくれない?」

「もし分かってたら、貴女のクルマで行けたよ」

「それでも無理だったかも知れないけど、そうは考えなかった?」食い下がると、嫁のたもうた。



「雪道走るとクルマ汚れるからヤダ」



…………久しぶりに二の句が告げなかった。


かくて、定時の便に乗れず、空港へは9時過ぎに到着。

出立ままでの時間を持て余し、マッマサージと早めのランチと、ラウンジで時間を潰しました。




羽田は首都東京を代表する空港でありながら、飲食といいレクリエーションといい、楽しく過ごせるスペースとしては物足りない。

これが千歳なら、露天風呂付きの温泉で身体をほぐしたり、10店舗はあろうかというラーメン横丁や海鮮やジンギスカンの建ち並ぶ飲食店、見てるだけでも楽しい軒を並べるお土産屋さん、そして映画館まである。

僕らは新千歳空港だけで完結するために羽田〜札幌間を往復したこともあります。


空港はアミューズメントパークでありたいと思う。

発着便や利用者数を考えれば、羽田方がそうであるべき。

それなのに、リニューアルされた大阪や福岡にすら、インフラで遅れを取るのではないか、とすら思ってしまう。

空港マニアの僕としては、羽田空港に不満です。


暇を持て余したヒガミだけどね。


さて、色々ドタバタした石垣島旅行記の起点ですが、何とか無事飛ぶことが出来ました。 


残念だったのは、2泊3日という限られた時間の中、この日はキャンプ全然見れなかったことくらいかな。


こんなジンベイザメ飛行機でした。


石垣島に着いたら、先発していた赤坂会のメンバーと焼肉です。

マンボウですから、人数も4人にて。

僕らは上記の事情もあり、遅れて到着。


先発隊が予約してくれたきたうち牧場。


石垣島の肉にハズレなし。




その後ホテルにチェックイン。

ようやく長い1日が終わります。


さて、明日はキャンプだ。

どこまで見られるか楽しみであります。