【MLB】明日はいよいよ注目の一戦 1年越しの「フィールド・オブ・ドリームス」開催(MLB.jp) - Yahoo!ニュース日本時間8月13日、いよいよ注目の一戦「フィールド・オブ・ドリームス」が開催される。アイオワ州で行われる初めての公式戦として、ホワイトソックスとヤンキースが対戦し、映画『フィールド・オブ・ドリームリンクnews.yahoo.co.jp

 

 

 

映画「フィールドオブドリーム」の撮影が行われたアイダホ洲ダイアーズビルのコーン畑の中にある球場、フィールドオブドリーム球場において、2021年8月12日MPB公式戦シカゴ・ホワイトソックス対ニューヨーク・ヤンキース戦が行われました。
このゲーム、スカパーのJスポーツで放送されたので、僕も食い入るように見ました。

以下TV画面



映画フィールドオブドリームスでは、ケビン・コスナー演じるキンセラが「それを作れば彼が現れる」という啓示からトウモロコシ畑に野球場を作るというもの。
そして現れたのは、シューレス・ジョーはじめかつてブラックソックス事件という八百長疑惑に絡んで球界を追放された選手たちでした。
彼らゴーストたちが、このトウモロコシ畑で野球をするという、ファンタジーであります。


 
全ての野球ファンに見てほしい映画であり、その映画の中で描かれるトウモロコシ畑の中のフィールドの美しいこと。
 
今回、その場所に映画をフューチャーした素晴らしいコーン畑とその中にあるフィールドを再現したことに驚きを禁じ得ない。
アメリカはファンタジーに金を惜しまない。
 
そして、映画と同じように、マウンドにケビン・コスナーが登場し、そして映画と同じようにコーン畑の中から選手たちが現れるのを見た時、ぼくは涙が流れました。
言葉悪いけど、オリンピック開会式のクソのような演出からしたら、このオープニングは最大限の賛辞を払っても良い。
 
そして、ケビン・コスナーのスピーチ。
その第一声が「is this  heaven(ここは天国か)?」
これは、映画の中でシューレス・ジョーが現れた時の第一声でした。
トウモロコシ畑を抜けて「フィールド・オブ・ドリームス」ゲームへ向かうホワイトソックスのジェイク・ラム(AP)
試合前の式典に登場した俳優ケビン・コスナー(UPI=共同)
 (ネットより拾った画像)

その模様はYouTubeにあるので貼り付けます。
 
 

 

 

そして、実際のゲームそのものも面白かった。

 

多くのホームランが出たし、そのホームランがフェンスを超えるとそこはコーン畑。

サンフランシスコのキャンドルスティックパークの場外ホームランがスプラッシュヒットというのなら、こちらはコーンアーチ、又はフィールドオブドリームアーチとでも命名したらどうか?

 

ゲームは、9回表まで7対4でホワイトソックスがリード。

しかしヤンキースは、ホワイトソックスのクローザーから2本の2ランで逆転、土壇場で8対7とします。

しかし、9回裏ホワイトソックスは、ランナー1人置いて、アンダーソンが逆転サヨナラホームランにて再逆転に成功。

サヨナラゲームとなりました。

ホントに映画みたいな幕切れを、最高の舞台で魅せてくれました。


今回の試合のために建設された球場の客席は8000席。

これで商売になるのかと思ったら、なんとチケットはプレミア化して15万円を超えるという。

それでも満員で、1試合の売上が入場料収入だけで1億2千万円だから、ビジネスとしても十分元は取れそう。


いや商売云々はおもかくとして、これだけメディアに取り上げられて世界中に配信されたならば、来年もまた開催されるとの事。

いつか、見に行きたいなぁ。


このゲームが行われたのが、現地時間8月12日、日本時間では8月13日、お盆です。

お盆とは、死者が一年に一度黄泉の国から現世に戻るにであります。

偶然ではありますが、これもまたフィールドオブドリームスゲームに相応しい。