吉村知事、原発の処理水の大阪湾放出を「真摯に検討」
配信 朝日新聞DEGITALより引用
政府が福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を正式に決めたことを受け、大阪府の吉村洋文知事は13日、大阪湾での放出についても「政府から正式に要請があれば、真摯(しんし)に検討していきたい」と話した。 【画像】処理済み汚染水の貯蔵タンクが並ぶ福島第一原発 吉村知事は「風評被害を何とか抑えることが極めて重要。福島だけに押しつけるのはあってはならない。処理水はきちんと処理をして日本の安全基準も世界の基準も満たす」と指摘。「大阪湾は東京電力の管内ではないが、日本全国で考えるべき問題だ」と強調した。
松井知事偉い!
汚染水をどうするか、溜め続けるわけにはいかない。
となれば、海洋への放出が現実的な対応となる。
その時、それを単に海洋に放出して、その風評被害を福島にだけ押し付けてはならない。
福島の原発事故は、1次的には東日本大震災の津波が原因だし、2次的には政府と東京電力の責があろうとも、その結果が招いた痛みは日本全体で負うべきであると思います。
そしてそれに言及した大阪松井知事には確固たる決意を感じます。
もういう姿勢こそがTOPの取るべきリーダーシップです。
小池東京都知事も、それに倣って、1都3県の総意として(埼玉県は海無いけど)、東京湾にも放出すべきとの見解を発表してもらいたい。
海洋放出には、色んな意見もあるでしょう。
地元漁連との話し合いが不十分だという意見もあるだろうし、もっと他の方法も模索すべきだ、という意見もある。
しかし、現実な方法は、やはり海に放出するしかないと思う。
政府が各論を封じて海洋放出を決めたことに僕は賛成する。
関係各省、各国への理解の根回しも大変であったろうと思います。
アメリカや国際原子力規制委員会(IAEA)が理解を示していることも追い風であったと考えます。
隣国の理解が得られないのは、今に始まったことではない。
この辺は、何言っても無駄だと考えた方が良い。
それでも日本として理解を求めたものと以下の記事は書いていると思う。
ただねえ、放出するトリチウムをゆるキャラに仕立てる、このやり方だけはいただけない。
マリーンズの謎の魚くらい、滑ってる。
真面目な問題をあえて不真面目であったり茶化してしまうのは嫌いではないけど、これは理解を得られないのでは?
どちらにしろ、僕は海洋への放出を政府が発表したと同時に大阪湾への放出の言及した松井知事を断固支持するし、こういう男気なる政治家が今の日本に求められていると思います。
今週末大阪遠征の予定で、ホテルと飛行機、観戦チケットを用意しましたが、流石に今の大阪のコロナ感染状況を鑑みて断念。
京セラドームのチケット代金2日分約3万円は諦めました(ホテルと飛行機のキャンセル代は無料)。
これは誰が悪いのではない。
いくらチケット代が惜しいからと言って、今の大阪に行くには誰の理解も得られない。
そのくらいのTPOは持ち合わせているつもり。
残念だけど仕方ないと諦めました。
次回、大阪のコロナが終息したらリベンジしたい。
その時には、大阪湾で捕れた明石のタコでも鯛でも、たらふく食って松井知事の男気に報いたいと思います。