♬金毘羅船々(こんぴらふねふね)
追風(おいて)に帆かけて
シュラシュシュシュ
まわれば 四国は
讃州(さんしゅう) 那珂の郡(なかのごおり)
象頭山(ぞうずさん) 金毘羅大権現(だいごんげん)
一度まわれば
金毘羅み山の
青葉のかげから
キララララ
こんばんわ。
民謡ブログのYGです。
一泊二日の駆け足高知の旅、2日目の朝です。
この旅館、楽天朝食ランキング全国第3位なんだそうです。
最近、そんなランキングあちこちあります。
モンドセレクションみたい。
こうなってくるともはやネタとして使えるかもね。
この旅館の朝食最大のウリは、その場で握ってくれる、手作りおにぎり。
具は、明太子・梅・シャケ・チリメン、その他8種類位からチョイス出来ます。
出来立てのおにぎりに勝る朝メシは無いわなあ。
その前に高知市内の朝市をお散歩。
うちの奥様、朝市と道の駅好きなんです。
早朝、早起きの妻が寝てる僕にこう言いました。
「ねぇ、今日雪だって」
眠気まなこの僕は、布団に突っ伏しながら「何バカな事言ってんの、ここは四国だよ」と、言い返しました。
「でも、テレビの天気予報でそう言ってるよ」と言います。
僕は寝返りをうちながら「函館や小樽じゃあるまいし」と、全く信じてませんでした。
四国をご存知の方には釈迦に説教でしょうが、一応関東や松本や札幌の方に説明すると、四国の真ん中には、横に長く讃岐山脈が走ってます。
その讃岐山脈から太平洋側に長い海岸線を持つ高知県があり、その山脈を太平洋から瀬戸内海側に抜けると香川・徳島なる訳です。
だよね?
その山脈を抜ける四国自動車道を通って香川うどん県に抜ける途中、山の中、雪に見舞われました。
マジかよ!
四国で雪に見舞われるなんて考えもしなかった!
雪だもん、ホントに寒かった!
「高松で、あったかいうどん食おうや」
と、頭の中はすっかりうどんモードに。
奥様なんて「香川は、信号機の数よりうどんやさんの方が多いんだよ」なんて、どこかで聞きかじった事を申しております。
と、すっかり食モードにありながら讃岐山脈を抜け、讃岐平野に出ると、あら不思議、空は晴れわたります。
この落差はいったいなんなんだ?
千葉に住んでると、こんなん信じらんねー。
さあ、高松市まで行こうと思ってたら、途中、インターの出口にこうありました。
こんぴらさん出口こちら
言わば、都内から湾岸線を通って千葉に入ったら、浦安出口で「ディズニー出口はこちら」を見たようなもんかな。
あるいは、湾岸千葉出口で「zozoマリンはこちら」を、見たようなもんかな。
(そんな標識は無いけど)
「こんぴらさんだ!」
「コンピラフネフネ、金毘羅参りしよう!」
我が家の旅の教訓!
「行き当たりばったり」
てな事で、こんぴらさんのなんたるかも知らずに、金毘羅参り参戦です。
うどんはその後で。
参道の仲見世で「貸しつえ100円」ななんて看板見かけたし、つえやスキーのストックを持って参道の階段を上がる人たちを見て、???な感じだったけど、実際に長い階段を上がっていくとその意味がよくわかりました。
金比羅山、本堂までたどり着くには1000段以上の階段を上がる必要があるとか。
伏見稲荷のの参道と言い、金毘羅山といい、昔の人は偉いよ。
僕的には、タクシーかエスカレーターにしてくれよ、がホンネであります。
帰路の時間もあるし、僕の疲労困憊もあり、400段程度で断念。
奥様は健脚でありますが、わたくしは限界でありましたね。
膝が笑ってる、なんて状態久しぶりだぜ。
結局、こんぴらさんで時間を取られ、行きたかった高松のうどん屋さんは断念。
近くのうどんやさんで我慢しました。
味はまあ、、、丸亀製麺と似たり寄ったりかな。