高木京元投手の処分解除=22日から復帰可―野球賭博

時事通信3/21(火) 17:14配信

 

野球賭博に関与したとして、昨年3月に熊崎勝彦プロ野球コミッショナーから1年間の失格処分を受けた高木京介元巨人投手(27)の処分が21日で解除され、22日以降の球界復帰が可能となった。

 高木元投手が復帰を希望する場合は、野球協約にのっとり、まず所属していた巨人に申請しなければならない。巨人は申請書と球団の意見書をコミッショナーに提出し、コミッショナーが正当と判断すれば復帰できる。

 高木元投手は当時のチームメートで、無期失格処分を受けた笠原将生元投手を介し、2014年4月末から5月上旬ごろまでに、3、4回にわたり、プロ野球8、9試合を対象に金銭を賭けていた。

 15年10月に発覚した一連の野球賭博では、笠原元投手の他、福田聡志、松本竜也元投手も無期失格処分となった。 

 

 

良かった。

というのが僕の素直な意見であります。

野球賭博という、野球界に属するものにとって絶対してはいけないタブーに手を出した以上、解雇は止む無し、というのは当然であります。

それでもね、高木選手の記者会見の涙にあるように、彼が確信犯的に野球賭博に手を出したようには思えません。

おそらくは、パチンコや競輪感覚で、軽い気持ちで手を出してしまったのでしょう。

それが事が明らかになって、事の重大さに自身が押しつぶされてしまった、というのがあの記者会見ではありますまいか。

 

であるなら、巨人を解雇という懲罰を受けた以上、ある程度の期間を経て、復帰への道を開いてよいのではないか。

人は弱い生き物であり、また時として過ちを犯すものであります。

過ちを犯した者は、その責を負わねばならぬことは当然でありますが、と同時に本気で罪を悔い改める者であるならば、厚生の道を閉ざすべきではないと考えます。

 

今回1年間の失格期間を経て、復帰への道が開かれたこと、僕は本当に良かったと思います。

願わくは、高木選手の才を買う球団が現れ、NPBに復帰されることを願うものであります。