痛ましい事故がありました。

 

登校の列に車、小1男児が死亡 横浜、児童8人けが

10/28(金) 9:52配信 朝日新聞デイタルより引用

 

28日午前8時5分ごろ、横浜市港南区大久保1丁目の市道で、軽自動車が別の車に追突し、横転して登校中の小学生の列に突っ込んだ。児童9人が巻き込まれ、男児1人が死亡。他に児童8人がけがをして、病院などで手当てを受けている。

 神奈川県警などによると、80代の男性が運転する軽自動車が別の車に追突。軽自動車は電柱に衝突して横転。小学1年生の男児(6)が下敷きになった。

 この男児が死亡し、他に児童8人がけがをした。また、軽自動車の運転者など男女3人も手当てを受けているという。

 

 

 

事故を防ぐための集団登校なのだけど、現実に集団登校の列に車が突っ込むという事故がたまに起きます。

子を持つ親にとって、朝「行ってきます」と元気に家を出た子供が帰らぬ人となる、こんな痛ましい事故はありません。

その子に何一つ過失がないというのにです。

 

こうした事故を防ぐ方法があるでしょう。

スクールバスを導入すれば良いんです。

少なくとも、スクールバスが低速で走るならば、接触事故等のトラブルはあるとしても、中にいる児童の命に関わるような事故は限りなく小さいと思われます。

 

僕はアメリカで、スクールバスの登下校をよく見ました。

その時の感想は、アメリカは広いから通いきれないことを思わば仕方ないかな、程度の認識でした。

しかし、よくよく聞いてみると、こうしたスクールバスの登下校は、子供達を外部のトラブルから守るという側面があるということを知りました。

子供の登下校の際の誘拐や変質者に対し、自宅近くまで子供が守られることは、社会としての責任であると思うのです。

当時は、アメリカは変な奴も多いし仕方ないか、程度の認識でしたが、今の日本の病んだ社会状況を見れば、これもまた子供達を守るための有効な手段であると思います。

 

こうした新しい取り組み仁対し、一番のネックとなるのが予算の問題であります。

これは取り組むべき市町村単位での費用の捻出です。

今はどの自治体においても予算が厳しいという現実があります。

しかし、「子供達を守る」という費用の予算は、他のどのような予算に対しても優先順位が高いと思うのですがどうでしょう。

又、地域が子供達の安全に寄与するというなれば、地域住民全体で負担すべきことでもありましょう。

 

地方議員による政務活動費の不正受給という問題がありました。

政務活動費とは、政治の費用であるはず。

それが政治家個人の遊興費やせ生活費に当てられていたというのは、正しく言語道断。

その費用を考えれば、スクールバスの導入など、やる気になればすぐに出来るはずと考えます。