嬉しいなあ。
今季4度目のKスタで初勝利です。
それも負ければ王手という土壇場を踏ん張っての辛勝に興奮しました。
時々、こんな面白いゲームをするからマリーンズファンは辞められない。

僕の考える面白いゲームというのは、出来の良いサスペンス映画だと思ってます。
その意味では最高のサスペンス映画のような上質のミステリー小説を読んだような爽快感を感じました。

もうね、このゲームを見れたから今年のCSはもう満足ですよ。
そんな満腹感を味わいました。

詳しくは千葉に帰ってからUPしようと思いますが、昨日の余韻そのままに簡単にゲームを振り返ります。

楽天則本、マリーンズセスで始まったCSファイナル第2戦。
立ち上がり不安定なのはセスのほうでした。
初回ヒットトエラーで無死1・2塁、銀次が送り2・3塁に。
ここでAJ強烈なサードライナー。
それを今江さんが好捕して飛び出したサードランナーを刺してWプレー完成。
ツキも味方して事なきを得ました。
セスはランナーを出しながらも粘り強いピッチングを続けます。
6イニングで4回の先頭打者を出しながらも無得点に抑えたセス、ナイスピッチングです。

余談だけど、妻は昨日「グライシンガーZ発進」Tシャツを着ての観戦。
座席で後ろの楽天ファンが電話してて「ロッテの先発は、グライシンガーZだよ」と言ってました。
お前、妻のTシャツ見てしゃべったろう(笑)。

一方の新人王確実の則本。
良いピッチャーです。
素晴らしいピッチングでした。
ほれぼれするようなストレートを投げ込みます。
こりゃあダメだな。
そう思いましたよ。
可能性があるとしたら大地の一発くらいか、が僕の感想でした。

ところが、前打席まで全くタイミング合ってなかった井口がヒットで出塁。
続く今江さんも左中間にヒット。
これが大きかった。
実は昨日ゲーム、今江こそが隠れたヒーローでしたね。

このチャンスに角中凡退。
やばい雰囲気が漂います。
このチャンスにサブローに代えて代打ブラゼル。
勝負師イトキンさん、ここでブラッグスかよ・・・。
速い球打てねーだろ、という僕の負の予想は半ば的中。
ストレートだけなら三振でしたでしょう。
ところが色気を出した嶋の要求はチェンジアップ。
より慎重を期したのかもしれませんが、ブラゼルはそれを軽打。
強い当たりが投手を弾き、マリーンズに先取点が入ります。

先取点を取ったマリーンズはここから継投。
7回はロサ8回は益田がそれぞれランナーを背負いながらも無失点に抑えます。
しかし、9回、守護神に指名された内が1死からAJに被弾。
この場面、1発だけは避けたいシチュエーション。
なのに初球甘いボールとはどーよ!
バッテリーに猛省を望みます。

このAJの同点弾の場面、球場全体の楽天ファンの歓声は凄かった。
まるで日本シリーズで優勝したかのような地響きです。
このホームランで「またかよ」と思いましたよ。
Kスタ、こんなシーンばかり見ました。
それに延長になれば、勝ちパターンの投手をつぎ込んでしまったマリーンズは不利です。

9回1アウトまで勝ちを確信していたびに、奈落の底に落とされたような気分に・・・。

それを救ったのがブラゼルの1発でした。
このホームラン、ライトのポール際に飛び込む一発でしたが、僕の席(1塁側内野)からはファールなのかホームランなのかよくわかりませんでした。
しかも周りは静まりかえってます。
なーんだファールか・・、と思ったら、ブラゼル右手を突き上げベースを回ってます。
そこで初めてホームランと確信。
数少ない周りのマリーンズファンとハイタッチを交わしました。
マリーンズはこの後、打線がつながり貴重な追加点を獲得。
根元のタイムリーも興奮したなあ。

最後は、内が聖沢に被弾しましたが結局4対2で辛勝を得ました。


当然、こんなゲームです。
祝勝会盛り上がりましたよ。
総勢15人ほどで深夜1時過ぎまで多いに飲み盛り上がりました。
そのお話はまた今度。

今日はこれからランチにお寿司屋さん行って、kスタに向かいます。