007、50周年記念作品だそうです。
その50作品全てご存知ですか?
歴代ジェームス・ボンドご存知でしょうか?
映画マニアの僕は,007シリーズ全て見てますよ。
リアルに映画館で見たのは、「黄金銃を持つ男」からでしょうか。
それ以前の作品はTVや名画座で見ました。
歴代ジェームス・ボンドは、Cコネリーに始まり、Jレイゼンビー・Rムーア・Tダルトン・PブロスナンそしてDクレイグで6代目になります。
もちろん空で言えます。
個人的には、最初に見たRムーアが一番印象深く、でも一番らしいのはPブロスナンではないかと思ってます。
で、今回の007です。
どうにも、Dグレイブになってからの007が暗いのですよ。
冒頭のアクションシーンは007らしいけど、そこまで迫力満点かと言うとそれ程でもない。
それにどうにも生真面目で、英国風ブリテッシュジョークの乾いた笑いもない。
そう、今の007に僕は不満一杯です。
一応、これだけ有名な作品のシリーズですが説明をします?
世の中、007を知らないという奇特な方もいるかも知れないし。
007ことジェームス・ボンドは、イギリスのMI6の諜報部員。
世界征服を企む悪の結社スペクターと戦う・・・、というのは、Cコネリー時代のお話。
その後の敵は、冷戦時代のソ連だったり、コロンビアの麻薬組織だったり、ブロスナンの時代になるとメディア王だったりもしました。
「ゴールドフィンガー」では、アメリカ連邦銀行の金塊を核で汚染させ、金の価格を高騰させようなんて敵もありましたね。
そういえば日本を舞台にした「2度死ぬ」では、阿蘇山のカルテルの下に宇宙船の発射基地を作り米ソの人工衛星を捕獲するなんて荒唐無稽な事までありました。
そんなの、ありえねーだろ、なんて輩は007を見なきゃ良いんです、とゆーのが僕のスタンスでした。
大人のエンターテイナーとして楽しい映画なら良いじゃない、ですよ。
モンキーパンチの「ルパン3世」なんて007の影響をモロに受けてる漫画ですよね。
ちなみに007の愛用銃はワルサーPPK、ルパンはワルサーP38ですね。
こだわりの男であるJボンドはバーでこういいます「マティニーを、ステアではなくシェイクして」
一度僕もベガスでやってみましたよ。
バーテンダーは怪訝そうな顔してましたけどね。
(普通、マティニーはシェイクせず、グラスに注いでステア(かき混ぜます)
ませたガキだった僕はいつか大人になって、ジェームスボンドのような粋な大人になりたいなと思ったものです。
大人になって女性に優しく、と言う点だけは007に近づけたかな、とはあくまで自己欺瞞(笑)。
それがね、それがね、Dクレイブの今の007=ジェームス・ボンドにはないんですよ。
敵も結局はMへの遺恨かい、というものだし。。。
新しいQもマネーペニーも馴染めないっすよ。
(注:Qは武器開発担当。マネーペニーは秘書、ついでにMは上司)
次代が変わり、粋で遊び心のある浮気な男が受けなくなったのか、昔の007もそして僕も化石になりつつあるのかな。