野球休みの日曜日。

珍しく、長男と映画見に行きました。

アニメオタクの息子ではありますが、比較的映画は好きなので時々一緒に行きます。

本来は彼女作って行けよ、てなものだけど、全然そんな気配ない。


「お父さんだってお前の年には、彼女の一人や二人はいたぞ。」と言うと


「お父さん、思い出を美化しすぎてない?」などと言い返します。


そして、二人で出掛けようとすると

「よく、二人で行けるよね」などと妻が言いがかりをつけます


「じゃあ、映画行く?」と誘うと


「行かない」

「私は暇じゃないの」と言います。


「奥さんご苦労様です。奥様が家事をしてくれるからこうして出かけられます」

「感謝してます。愛してるよ」

と適当な事言って逃げだします。


アメイジング・スパイダーマン


で、見た映画は「アメージング スパイダーマン」


いわゆる大ヒット作「スパイダーマン3部作」とは、スタッフ・キャストも一新、新しい作品として2匹目のドジョウを狙った作品であります。

そして当然今流行りの3Dであります。


もっとも、僕はそれ程3Dに価値観を感じないので2Dでの鑑賞です。


物語は、主人公ピーター・パーカーがいかにスパイダーマンになるのかといった基本的コンセプトからスタートします。

蜘蛛に刺されるというのは原作通りながら、バイオテクノロジーという今風の解釈を取り入れた点が、新しいっちゃ新しい。

そしてその開発にピーターの両親が関わっていたというのも新ネタ。


まあね、金かけてある割には丁寧に作ってあるし、主人公の感情にしても自然に理解できるようにしてるのは好感が持てます。

Aガーフィールドのピーターははまり役ですよ。

「ソーシャルネットワーク」で見せたあのウジウジした青年役が、煮え切らないピーターにぴったり!

日本のどこにでもいる草食系男子を思わせます。

アメリカでもそんな男の子が受ける時代なのかな?

ヒロインはEストーン。全然知らない新進女優。

まあキュートで良いヒロインです。

こちらは、昔からのマドンナ風、ミルキーギャルですね。

前作のKダンストンのMJに比べれば断然良い!


スパイダーマンが世界的ヒットとなったのは、ビルとビルの間を躍動感溢れる跳躍で見る者に爽快感を与えてくれたのが一番だと思います。

今回は、3Dでより立体的にそれを表現したのでしょうが、3Dで見てないからそれは割愛。

それでも、一緒に見た息子は「映画館的迫力」として評価してました。

成程! そう言われれば、この跳躍、DVDで見たんじゃつまんないな、と納得。


先日の楽天戦、福浦の犠牲フライとホームを駆け抜ける荻野貴、これをTVで2次元的に見るのと、球場で立体的に見るのと、その違いが、映画館とお茶の間にはあるんですね。


あ、ちゃんと帰路には妻にシュークリームを買って帰る配慮は忘れませんよ。

家庭争議の元になりますからね。