ビデオを撮り始めたらいきなり、、笑



「今、私のロボットが戦艦の武器を破壊しています。あなたも含め下級兵士をテティスに載せて地球へ、残った人達は戦艦で地球に向かってもらいます。」とアルテミスはジョルジョ司令官に言った。

 

「何故ここから離れなければならないんだ?」とジョルジョ司令官。「もうここは必要ないからですよ?密かに武器を修理されても困るから。あなた達の地球への帰還後、戦艦も全て廃棄します。」アルテミスは言った。

 

     ヘレナ

 

地球軌道に近づく貨物船チャンク号。「そろそろだけど・・・で?どうする?ヨシュア。」とヤマダは言った。「アルテミスに呼びかける。普通に。」とヨシュア言った。

「呼びかけるって?」とヤマダ。彼はピンと来ていない。ヨシュアは、多くの船が使っている通常の周波数で漫然と語りかけるつもりなのだ。

 

「アルテミス、俺は以前助けてもらった奴だ。覚えてるかな。ええっと、君が心に話しかけてくれたから俺は逃げる事ができた。この通信を聞いていたら答えて欲しい。」とヨシュア。彼は自分の名前は言わず幾つかのチャンネルで通信を送った。その通信を聞きつけた地球軌道にいる監視船が返信を送ってきた。

 

「今の通信はアルテミス様に対してのものか?お前のIDを明かせ。」

「IDは今送信する。」ヨシュアは答えた。「おい、まずいんじゃねえの?」とヤマダは言った。まさかこんな漫然としたやり方をするとは。