(アルテミスは随分と大げさなことを言ってるね。これじゃあもっとダメかも?・・)タカシは言った。(そおか?このくらい大風呂敷じゃなきゃ説得なんて無理だろ?ま、それでもダメそうだけどな)とリクト。
「救う?殺しているのに?」とヨシガ艦長。「大して殺してはいないわよ?犠牲はやむを得ないわ?そうでしょう?あなただって軍人。たくさん殺したんじゃない?」とアルテミスは言った。
「私は地球合衆国の為にしたのよ。合衆国市民を守るため。あなたとは違う。」ヨシガ艦長は言った。
「同じよ?私はもっと平和にするために邪魔なものを排除するの。一緒よ?」アルテミスは言った。
(アルテミス、ハッデンさんが話したがってる)とタカシが言った。(アルテミス、少々強引では?大丈夫かい?多分これでは戦うしかなくなるだろう。)とハッデン。
(そうかも。私この人とても嫌い。何だかムカムカするわ。)アルテミスは言った。
(気持ちはわかるが・・なるべく平和的に・・って言ってなかったかい?)とハッデン。
(そうだよアルテミス。普通の兵士は味方につけておいたほう方が良いよ。その為には、なるべく殺さないほうがいい)タカシは言った。
(分かったわよ。そうね。一応続けてみるわ)とアルテミス。