お分かりでしょうか?尻尾がブワーってなってます。

一応僕に挑んでます、笑。 

でも逃げます。放置するとそろそろと寄ってきます。

でも逃げます。

楽しくて20分くらい追いかけっこする時あります笑。

 

 

「ホント?良かったー」今はとにかく逃さないようにしなくては。

 

 

「どこに行く?取り敢えずご飯食べない?」正人は言った。お腹がすいていたのは確かだが

 

何となくササッと決めてしまいたかった。うだうだしているとイライラしそうだ。

 

こんな気持ちを隠しながら打算?で一緒にいようとする正人。

 

これだ・・・こんな気持ちでいると変なことを言って

 

いつも関係が終わってしまう・・そんなことを考えていると

 

益々おかしなことを言ってしまいそうな気がして来る。そして悪循環。

 

結局あせってイライラしていると、

 

「どうしたの?またすごい顔してるよ?」克洋は心配そうに言った。

「あ、いや・・また変なこと考えちゃって・・いっつもそうなんだ・・それで結構・・

 

その・・関係が、ね?相手との関係が、終わっちゃったりする・・んだ。そいう事多い。

 

大丈夫?僕で」正人はなんとなく笑った。ヘラヘラとしたいやらしい感じの笑い。

 

でも克洋の反応は違った。 

 

      キジトラは、近所の公園にいた子です。

僕が写真を撮っていると、小学校低学年くらいの女の子がネコを撫でてようとして来た。

今写真撮ってるんだがなぁ、と思ったが仕方ないので、撤退した。笑。