「話せてよかった、また来るよ・・」そういうと悪霊は一旦去っていった。

 

「・・なんだ?一体?・・でも・・多分、ほんとに散歩の途中だったんじゃない?・・そんなに驚異は感じなかったしね・・・」

 

その時、突然二人の意識に介入があった。

「・・お前の疑問に答えよう。・・・」

 

「あなたは・・・あの時の・・・」

「あ、これって例の」意識を共有しているためカイトも分かった。

「例のもっと上位の天使。」

 

カイトの体は海辺で気を失った様な状態になっている。水面に浮かんでいるのだ。

 

・・・何ということだ・・今現れるとは・・パズズはその次元を傍から見ていた。まばゆい光の中にカイトとヨシヒロの意識がある。しかし近づけない。

 

「まず一つ目、ヨシヒロ。カイトとの融合の期間はおよそ50億年・・・」

 

「え?そんなに?」

 

「それだけあれば十分だろう?」

 

「待ってください、寿命もそれだけあるってことですか?」ヨシヒロは疑問に思った。50億年生きるのも大変だ。

 

「いや、寿命はそんなにない。肉体はその前に滅びる。しかし意識の融合期間はその位だ。これ以上はっきりとは教えられない。」

 

地球で長い時間を過ごした後、別の役割がお前たちには待っている。」

 

「それを教えてください。と言っても無理ですか?」

 

「分かっているね・・その通りだ」

 

「パズズ・・・」突然上位の天使の意識がパズズ向けられた。あまりの圧力に吹き飛ばされそうだ。

 

「お前は天使と悪魔の中間にいるのだ。人間もそうだが、体を持たない存在としては、お前だけだ。そのことには意味がある。」

 

「そうですか・・・うっすらそんな気はしてましたがね。しかし、私はあなたみたいのは、なんとなくいけ好かないのですよ。それでも構わないのでしょう?」

 

「もちろん構わない。」上位の天使はまるで全部わかった上のことだと言わんばかりだ。

 

「まったく・・・そういうところが気に食わないのですよ。」しかしパズズはそれ以上何も言