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腰が痛い! と言って病院に駆け込んでくる患者さんに毎日のように出会います。
かく言う僕も、最近は運動不足がたたってか、時々腰のあたりが重くなったりしています。
腰痛は、男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状で、その数は増加傾向にあります(厚生労働省の平成25年国民生活基礎調査)。
腰は、腰椎と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられて構成されています。腰痛の多くは、腰椎に負担がかかったり障害が起きることで発症しますが、その他にもさまざまな要因が腰痛の発症に関係しています。
しかし、一口に腰痛と言ってもその病態はさまざま。すぐに検査や治療をしなければならないケースもあれば、とりあえず様子見で、となるケースもあります。
若い人が忙しい中わざわざ病院に行くのは簡単ではありません。検査の必要ない腰痛なら、とりあえず市販薬や湿布で様子をみたい、という方も多いでしょう。「すぐ病院に行ったほうがいいのかどうか」を自宅で判断するには、いったい何に注目すればよいのでしょうか?
「お腹が痛い」というのは、たいへんよく起こる症状ですが、その原因をつかむことは簡単ではありません。
それは、腹部には10種類以上の臓器がおさまっているからです。第二には、実際に原因のある部分と、痛みが起こる部分とは、必ずしも一致しません。さらに第三に、腹痛の感じ方や訴え方には個人差が大きく、人によって自覚症状が違ってくるためです。
腹痛は、重大な病気から起こることも多いので、心配ないとわかっている場合以外は、医師の診断を受けましょう。
痛む部分別の考えられる病気
①みぞおち周辺
胃・十二指腸潰瘍、食中毒、急性・慢性の胃炎、急性すい炎、胃がん、初期の虫垂炎など。
②右上腹部
右腎結石、ウイルス性肝炎、胆のう炎、腎盂腎炎、胆石など。
③左上腹部
慢性すい炎、左腎結石、脾腫など。
④下腹部中央
膀胱炎、膀胱結石、女性性器の異常など。
⑤右下腹部
虫垂炎、移動性盲腸など。
⑥左下腹部
直腸ガン、食中毒、赤痢など。
⑦腹部全体
急性腸炎、クローン病、腸閉塞、急性腹膜炎、腹部大動脈破裂など。
⑧痛む部分が一定しない
カゼ、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、便秘、月経痛、月経困難症など。
実は我々医師は、腰痛について検査や治療の必要性を判断するいくつかの基準を持っています。
今回は2012年に日本整形外科学会から発行された「腰痛診療ガイドライン」から、腰痛の診断アルゴリズムについてご紹介します。
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腰が痛い! と言って病院に駆け込んでくる患者さんに毎日のように出会います。
かく言う僕も、最近は運動不足がたたってか、時々腰のあたりが重くなったりしています。
腰痛は、男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状で、その数は増加傾向にあります(厚生労働省の平成25年国民生活基礎調査)。
腰は、腰椎と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられて構成されています。腰痛の多くは、腰椎に負担がかかったり障害が起きることで発症しますが、その他にもさまざまな要因が腰痛の発症に関係しています。
しかし、一口に腰痛と言ってもその病態はさまざま。すぐに検査や治療をしなければならないケースもあれば、とりあえず様子見で、となるケースもあります。
若い人が忙しい中わざわざ病院に行くのは簡単ではありません。検査の必要ない腰痛なら、とりあえず市販薬や湿布で様子をみたい、という方も多いでしょう。「すぐ病院に行ったほうがいいのかどうか」を自宅で判断するには、いったい何に注目すればよいのでしょうか?
「お腹が痛い」というのは、たいへんよく起こる症状ですが、その原因をつかむことは簡単ではありません。
それは、腹部には10種類以上の臓器がおさまっているからです。第二には、実際に原因のある部分と、痛みが起こる部分とは、必ずしも一致しません。さらに第三に、腹痛の感じ方や訴え方には個人差が大きく、人によって自覚症状が違ってくるためです。
腹痛は、重大な病気から起こることも多いので、心配ないとわかっている場合以外は、医師の診断を受けましょう。
痛む部分別の考えられる病気
①みぞおち周辺
胃・十二指腸潰瘍、食中毒、急性・慢性の胃炎、急性すい炎、胃がん、初期の虫垂炎など。
②右上腹部
右腎結石、ウイルス性肝炎、胆のう炎、腎盂腎炎、胆石など。
③左上腹部
慢性すい炎、左腎結石、脾腫など。
④下腹部中央
膀胱炎、膀胱結石、女性性器の異常など。
⑤右下腹部
虫垂炎、移動性盲腸など。
⑥左下腹部
直腸ガン、食中毒、赤痢など。
⑦腹部全体
急性腸炎、クローン病、腸閉塞、急性腹膜炎、腹部大動脈破裂など。
⑧痛む部分が一定しない
カゼ、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、便秘、月経痛、月経困難症など。
実は我々医師は、腰痛について検査や治療の必要性を判断するいくつかの基準を持っています。
今回は2012年に日本整形外科学会から発行された「腰痛診療ガイドライン」から、腰痛の診断アルゴリズムについてご紹介します。