2年生 滝野カップ
開催日:11月15日(土)会場:滝野小学校試合形式: 5人制 7分ハーフ結果:イエローチーム予選 第1試合 ● 0-1 滝野FC レッド 第2試合 〇 3-1 木刈FC―B 第3試合 △ 1-1 FC LIEN(リアン)柏2位リーグ総当たり 1試合目 〇 4-0 AFunited 2試合目 〇 2-1 高柳FC 柏 3試合目 △ 1-1 松戸小金原FC ブルー ※総合5位レッドチーム予選 第1試合 〇 4-1 木刈FC―A 第2試合 ● 1-3 高柳FC 柏 第3試合 〇 3-1 松戸小金原FC―オレンジ1位リーグ総当たり 1試合目 ● 0-11 レッドクローバーSC 2試合目 △ 2-2 滝野FC―レッド 3試合目 △ 0-0 レッドクローバーSC―ネイビー ※総合4位コーチコメント: イエローチームは、大会全体を通して、試合への入りが悪く、予選の序盤3試合はチーム全体が重たく、プレッシャーの強度も低かった。2位リーグに入ってからようやく球際の強度やセカンドボールへの反応が上がり、ようやく本来のテンポが戻ってきた印象。毎度の課題ではあるが、アップから試合モードに入る切り替えをもっと意識したい。 攻撃面では、シュート意識の低さが目立ち、打つ場面でも確率の低い角度・位置からのフィニッシュが多かった。前線やハーフスペースでのアウトサイドでのボールタッチ(アウトでのずらし)からのシュートを繰り返し身につけたい。また、普段Aチームに関わる選手であっても、相手のプレッシャーがかかった状況でのボールの置き所や正確なパスの供給が不十分だった。以前共有したパス&ゴーの連続コンビネーションを習慣化し、顔を上げてプレーする“判断のスピード”を底上げしていきたい。 一方で、大会終盤に向けては、前線・中盤の数名が守備のトランジションや背後への追走が明らかに良くなり、特にラストの試合の前半は全体のプレスバックとチームの連動性が見られた。この感覚はぜひ映像で振り返り、次につなげてほしい。 レッドチームは、今大会は1-2-1のダイヤモンド型で臨み、特にサイドの選手には、守備の戻りを含めた両方向のハードワークと、攻守への継続的な関与を強調してスタートした。全体としてはよく走り、よく戦い、評価できる内容だったが、時折守備のサボり(プレスバックの遅れ)が見える場面もあり、まだまだ改善の余地は大きい。 この学年の特徴でもあるが、プレー強度と集中力のムラが大きく、気持ちの入り方がそのままパフォーマンスに直結していた。メンタルが乗っている時は非常に頼りになる一方、スイッチが入っていないと簡単にプレー精度が落ちてしまう。今後は心身のコンディショニングを含め、安定した競技力を発揮できるようにしていきたい。 攻撃面の最大の課題はやはり決定力(フィニッシュの精度)。決定機で外してしまう場面が多く、試合を優位に進めきれない要因となっていた。ただし、良い状況判断から高品質のシュートにつなげられた場面もあり、最終試合では質の高いフィニッシュが複数見られた。より確実にゴールを奪うためには、崩しのパターンとフィニッシュの反復練習が必要だと感じました。また、チームの中心となる選手が体調不良で途中離脱したこともあり、本来持つチーム力を最後まで発揮しきれなかった点は悔やまれる。もし万全で臨めていれば、より上位を狙える可能性はあったのかなと思いました。 今大会は均等分けで臨み、A・Bの差をなくしてチーム全体の底上げを狙いました。Bチームの技術・判断スピードの向上と、Aチームの強みであるスピード感のある攻守やチャレンジ&カバーを全体に浸透させることが目的です。試合を通して感じたのは、まだまだプレー強度と集中力の波が大きいこと。試合の入りが重い時間帯もありましたが、気持ちが入った時は球際の強度やトランジションが一気に良くなり、しっかり戦えていました。このメンタルのスイッチを安定させることが今後の大きな課題です。 攻撃では決定力不足が目立ち、シュート判断やフィニッシュの精度が改善ポイント。ただし、終盤には良い形からの高品質なシュートもあり、練習次第で伸ばせる手応えも感じました。守備面では、プレスバックやカバーリングが揃った時間帯は安定しており、終盤に向けてチームの連動性が高まっていった点は大きな収穫です。 均等分けだからこそ、それぞれが「自分が試合を動かす」という意識を持って戦い、個々の課題と成長がより明確に見えた大会でした。ここで得たものを次の練習につなげていきたいと思います。 最後に、大会を主催・主管して頂いた滝野FC様及び対戦頂いたチームの皆様方、最後まで大きな声援をしてくださった保護者の皆様ありがとうございました。